岩見沢市の人口推移の一面を見てみましょう。

〈令和元年12月4日投稿〉

現在の岩見沢市の人口は約8万人とちょっと。
10月末で80,622人であります。

私の若い頃(今から25年くらい前)は岩見沢市の人口と言えば8万4千人ぐらい。という印象が残っているのですが、実際には平成18年に栗沢町、北村と合併したことを考えると、果たして旧岩見沢市という括りでいけば、現在は何年前の人口レベルになるのだろうか・・・という疑問がありました。

そこであらためて、旧岩見沢市、旧北村、旧栗沢の人口がどうなっているのか調べてみました。

web201912041https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3135712/

上記、岩見沢市の公式サイトに各人口統計が掲載されていて、中にはCSV形式のものもあるので流用が簡単です。

早速旧3地域ごとの人口を調べてみると。

■旧岩見沢市 〈73,234人〉
■旧栗沢町  〈  4,932人〉
■旧北村   〈  2,456人〉

 合計    〈80,622人〉

という状況となります。

ではそれぞれの人口は、果たして何年前の人口と同じぐらいなのか比較してみると・・・

web201912042

何と旧岩見沢市は既に50年近く前の1971年(73,244人)と同水準にまで減ってしまっていることがわかります。

 

北村はどうでしょうか、、

web201912043

データを見ると、何と今から106年前の大正2年〈1913年(2,504人)〉とほぼ同程度の人口にまで減ってしまっていることがわかります。

 

 

では栗沢は?

web201912044

1897年(明治30年)から1898年(明治31年)の1年で急激に2千人程度増えている時期があり、数字だけ見れば現在の人口はその時期と同程度ということになるので、今から120年以上前の人口水準にまで減ってしまっていることがわかります。

栗沢は東部丘陵地域の炭鉱の開発と閉山の影響を色濃く受けているため、グラフも急激な動きを見せています。


残念ながら年齢構成については過去のデータを見つけることができず、当時がどの程度の人口ピラミッドを構成していたのかを知ることはできませんが、国全体の動向からいくと、明らかに生産年齢人口が多く、高齢者が少ない状況だったことが想像できます。

しかし、現在は下図の様に高齢者率が高く、これは年々高まってくる状況となってきます。

jinkoupira20191031


また、世帯数を見ても旧岩見沢は現在約38,000世帯、約50年前は同程度の人口でも世帯数は約18,000世帯。旧北村では現在1,046世帯、人口が同程度の106年前は459世帯。旧栗沢は現在は2,544世帯、人口が同程度の約120年前は約1,000世帯となります。

当時と比較すれば、インフラや箱モノなどの公共施設は膨大な量となり、今後の維持管理も非常に厳しい予測がなされています。さらには福祉関連の費用も増加の一途を辿ることとなってしまうと思われます。

あらためて、今、私達が暮らしている時代は本当に厳しい状況を迎えつつあると感じます。それを何とかするのが政治の役割でありますが、相当厳しい状況であることは間違いありません。

私達は今、ゆでガエルの様な状況に身をおいているのではないかと思うのです。

そこを打破するには、あらためて現状を知り、多くの力を合わせていくことが不可欠だろうと考えています。そのために、行政は情報を的確に発信することで、市民の方々に状況を理解してもらわなければならないと考えています。

その様な中において私に何ができるのか、しっかり向き合っていかなくてはならないと考えさせられる衝撃のデータでありました。あまりにデータが衝撃的すぎて公開するかどうか迷ったのですが、ぜひ皆で様々な想像力を働かせていきたいと思い紹介させていただいた所存です。

 


■過去の人口推移などを転載しているグラフはこちらのサイトから引用しています。ぜひご活用ください。https://hiranoyoshifumi.jp/2018/04/16/9737


〈補足〉本日、最新11月末時点での人口統計が発表された様ですが、市のホームページではまだ未更新。せっかくなので最新のデータで紹介しようと思ったものの、悪い癖でタイミングを逃すとまた更新できない状況になると思われるので、思い立ったら吉日ということで10月31日時点のデータを活用しています。

3 thoughts on “岩見沢市の人口推移の一面を見てみましょう。”

  1. 元市長の頃 市民の数え間違えがあったような?
    元々の人数が間違っていたかのような 激減。
    2050年に岩見沢市はあるのでしょうか?
    人口減少に市長も手をうつ気持ちあるのか?

    1. 人口に関することは1989年と1990年を境として大きく人口が減少しているので、前々々市長の頃かと思われます。

      今後の人口減少に関しては、日本全国で進行していることであり、それは大都会も同様もしくは、高齢化は都会ほど深刻になると予測されている状況下、岩見沢市の人口を維持しようとするのは並大抵のことではありません。私としては目先の施策と同時に、住んでいる人が自分達のまちに誇りを持てるような中長期的な取り組みを同時に進めていかなくてはならないと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください