平成25年10月5日(土)
10時より表記の通り、市内の小学校15校より30名の子ども達が市議会を体験しました。
それぞれの質問は簡潔でシンプルなものであり、市長及び担当部長がその質問に答えるという仕組みでありました。
残念ながら、再質問等の設定は存在しなかったらしく、一言質問し、その答弁を聴いて終わりという状況でありましたが、こういう機会は大いに貴重な経験になったのではないかと感じました。
それは当然子どもたちだけではなく、満席になった傍聴席で見ていた保護者の方々にとっても、ちょっと議会が身近になってくれたかな?という印象も持ちました。
いずれにせよ、子どもたちからは程よい緊張感が伝わってきて、見ている方も新鮮でした。
最後に、児童代表から自分たちが次の未来を切り拓いていくという決意の入った宣言文を採択し、議会は全日程を終了いたしました。
残念なことに、これはあくまで理事者側の事業でありまして、議員側は直接的に関わることができていません。そのため、その内容については当日現地に行って初めてわかるという状況であったのが寂しいと感じる反面、むしろ、議会という立場でもっと協働することを考えることができなかったのだろうか?という反省と、逆に言えば議会が主導した中で理事者側と連携を行い、定期的に子どもたちに体験してもらうような設えを行っていく。それも小学生だけではなく、中学生、高校生なども関わってもらうことで、市政に関心をもってもらうきっかけになるのではないだろうかと感じた。
今回の子ども市議会をフルで傍聴した中で、あらためて今進みつつある議会改革の議論においても、そういう積極的なアプローチが重要だと感じた次第です。
「岩見沢開基130年・市政施行70周年記念事業【子ども市議会】」への1件のフィードバック