学校給食に関する説明会(平成24年12月19日(2))

(1)よりつづく

社会教育委員の会議から、場所を同階ホールに移し学校給食に関する説明会。

DSC_0302_thumb[1]

これは1月8日から開かれる市民説明会に先立ち、市P連役員並びに単P役員へ事前に説明する趣旨のもの。

DSC_0303_thumb[1]内容としては、

(1)学校給食の目的
(2)岩見沢市の学校給食の基本的な考え方
(3)開かれた学校給食に向けて
(4)施設整備について

を順に説明した後、質疑応答という流れ。

かいつまむと、前段(1)は今年発生した食中毒に対する対応が主であり、中段(2)(3)は今後老朽化により建て替えが発生する給食調理所についてどういうスタンスを持って行うか、最後(4)に施設整備をセンター方式にするか、親子、自校式等の別方式にするかについてのそれぞれの特徴説明などであります。

そのやりとりの中では、どうしても行政側の言葉足らずの面があったことも否めませんが、多くの保護者としての正直な気持ちは「安心で美味しいものであれば、その方法や施設についてはそんなに重要な事ではない」というものではないかと感じます。(昨晩の参加者のあまりに低い出席状況を考えても・・)

そのような空気の中、それぞれ参加者からの質疑応答があったのですが、やはり一番の問題は資料でも真っ先に掲げているテーマ


「日本一安全で子どもたちに喜ばれる学校給食を」
~保護者や地域に開かれた学校給食~


という部分があまりにも曖昧であったと思われます。

例えば、何をもって”日本一安全”と定義し、行政、市民がどんな安全日本一を共有するのかのビジョンが見えない。

そもそも食中毒を起こさないというのは当たり前中の当たり前であり、その更に上のレベルで、設備とシステム、マニュアル等の充実日本一を目指すのか、それとも食材の危機管理、防災の視点も取り入れた中での日本一安全を目指すのか。それとも単なるそれぐらいの意気込みでやります・・・。という言葉遊びなのか。

そう言ったことのイメージができるような提案が無く、大枠の言葉だけが一人歩きしてしまっているため、質疑もぼんやりとしたところからしか入っていくことができない状況があったように思われます。

また、開かれた学校給食に向けてというテーマにおいては


①会議の公開
・学校給食の会議は、原則すべて公開します

②学校給食に保護者の意見を反映
・献立作成や食材調達に保護者の意見を反映するしくみをつくります

③市民に親しまれる学校給食
・給食試食会や施設見学などを定期的に開催し、給食への理解を深めてもらう事業を行います
・広報(給食だより等)により、給食に関するお知らせを積極的に行います

④食育の推進
・地場産物を活用した食育の展開など、新たな取組を検討します
・学校給食展や献立コンクールは、内容を拡充し参加者を増やします


とあり、ここまではどんな保護者も大歓迎でしょうが、そこから先、この中身をどうやって実現していくのかが大きな期待となることと思われます。

また、他にも様々な可能性があると思われます、例えば防災時に炊き出し対応できる機能を付加するとか、今後訪れる少子化に対する対策を折り込んでおく等々、他の自治体でも取り組んでいることを大いに参考にした中で、更に工夫するような意識が大事だと思います。(参考の一つとして、神奈川県の海老名市の給食調理所を視察した時のブログも参照ください)

そんな事を含め、行政にだけ丸投げしてもなかなか思い切った案は出しにくいと思われますので、市民の皆さんのアイデアに期待しているところもあろうかと思います。

岩見沢、北村、栗沢の給食調理所の老朽化と、全国にネガティブな知名度を高めてしまった食中毒をきっかけとし、市民が誇れるような学校給食調理所に建て替えができれば良いですね。

そのためにも「こんな事を希望する」とか、「こんな事例があります!」等々の情報を岩見沢市教育委員会学校給食課にドシドシ提案していただけるとより可能性が広がるかと思います。

メールの場合はこちらへ→ kyusyoku@i-hamanasu.jp(コピーする場合は@(アットマーク)を半角に変えてください。)

 

普通であれば、給食調理所を新設します!というのに、ここまで市民の声を聞く機会というのは設けないと思います。それをポジティブに捉えて、市民としても色々と希望を語るチャンスを得られたと思えばとても可能性が広がります。

せっかくつくるのだから、現実的な建設費も考慮しつつ夢のある学校給食調理所ができれば良いですね。

 

あと、第3回定例会と今回の説明会でも少し触れさせていただいた、学校給食の食材に関する放射線汚染の考察もご覧いただければ幸いです。

5 thoughts on “学校給食に関する説明会(平成24年12月19日(2))”

  1. facebookの方にコメントがありましたので、参考までに転載してご紹介させていただきます。私の返信コメントはあくまで個人的見解であることをご理解ください。

    ●M 自分は北村ですが、岩見沢のまちに施設があると、冬場の運搬が心配ですね。小学校も中学校も新しいから少子化で学校が無くなることはないと思いますし。調理場は複数でも、栄養士と食品衛生士?などは一本化するとか。経費削減だけでは、子どもの未来は危ういと思います。

    ○平野 義文 Mさん!お元気ですか。。仰ることその通りだと思います。昨日今日みたいな猛吹雪になると本当に心配ですよね。これは行政の見解ではなく私の見解になってしまいますが、経費削減というのはこれからの時代には相当大事な事だとも思っています。今年度と来年度の市の歳入ももしかすると20億円近く下がってしまうかもしれないと聞いています。これは単発ではなく年々その傾向が強くなると思われます。そういった全体的なことも考えていかなければならないのではないだとろうか・・とも気になっています。冬期の心配事項は良くわかります。ただこれも何とか対応を考えることもできるのではないかとも感じます。例えば非常食的な備蓄を完備するとか・・。いずれにせよ、こういう議論ができる環境を市は用意しました。普通ならここまで市民の声を聞くような場を設けないと思われます。ブログの内容も、ここでのコメントも私の私見でしかありません。近々、広報いわみざわにも説明会日程が載ると思われますので、是非説明会に参加して意見を述べてみてはいかがでしょう。地域性のある方ならではの、Mさんの言うような心配は最低限クリアする必要があると思います。

    ●K 岩見沢のパンはおいしいです! これは自信持って言えます(≧∇≦)

    ○平野 義文 Kさん~今も空知菓子舗のリスパンですかね!小学生の時はあんパンが大好物でした。高校の売店ではチョコピーとサラダパンがたまらなく好きでした(笑)現在進行形ですが・・。

    ●F アレルギー対応食にして欲しい!!
    と声を大にして言いたいのですが、経費削減?( ̄▽ ̄;)?んじゃ無理な話なんでしょかね(汗)
    TPPに耐えうる農家の6次産業に学校給食を活用できないんでしょか?そんなのとっくにやってることですか?無知ですみませんm(__)m

    ○平野 義文 Fさん。経費削減は決して最優先項目ではないと思われます。アレルギーも当事者、関係者にとっては大変なことだと想像します。決して軽視はしていないと思われますが、さのあたりも気にしてみたいと思います。

    あと、6次産業と給食の直結は今のところ難易度が高いと思われます。これも誰が当事者たるかという部分ですので簡単な事ではないでしょうねきっと。

    ●A せっかくお金かけるなら、多目的に利用できるものを考えてもいいかもしれませんね。

    例えばPFIにして見学施設や、体験学習、一般企業の社員食堂等の併設等、北海道中が注目する給食センターを希望します♪

    今ゴミ処理場や葬儀場も合併等による大規模施設が出来ているので、可能性はゼロではないはず…!?

    ○平野 義文 Aさん~さすが専門的な見地できましたね。ただ岩見沢市の人口を考えるとどれも一筋縄ではいかないと思われます。それでも生涯学習センターがPFIで建設されたりしているのでメリットさえあればできると思われます。いずれにせよ北海道中が注目するセンターというのは理想的ですよね。

    ●F アレルギー食ができるなら、病児食もお願いしたいです。そんなに難しいことではないと思うのですが、減塩食とか脂肪制限食とかできるとありがたいなあ。
      あと、各学校に調理場がないわけなので、調理場の中にモニターを付けて各学校のどこかで見られるようにすると食育的に良いのではと思います。あそこで作ってたものが届くんだよって。

    ○平野 義文 Fさん~ニーズが増えればそれだけ対応にエネルギーが必要であり、社会情勢も踏まえて判断されてくると思われます。まずはアレルギー食が可能かどうかも今の私にはわからないのが実情なので、どこで線引きが発生するのかの仕組みも気にしてみたいと思います。ニーズというのは際限なくあると思われますので、慎重に検討はすべきかと思います。あと、調理場のモニターというのは私も賛成で、ユーストリームでもなんでも作業風景をダダ漏れにしたりしておくのも良いと思いますよね。みんなの興味も出てくるでしょうし。安心感も増長できるし。。

    ●T 給食費を値上げしてサービスを拡充したらどうでしょう。サービスの話には負担の話もセットにしないと

    ○平野 義文 Tさん~さすが商売人の発想ですね。ただ、負担増に過剰反応する人もいるかもしれないので、公共として全生徒を対象にすると難しいかもしれませんね。ただ、それなりのメリットや効果が明確で魅力的であれば十分に説得可能なものだとも思います。そんな万人が満足するサービス拡充ってどんな事が想像できるでしょうかね。

    ●O 給食だから、ただ作ればいいという事にはならないと思います。市民の言いたいほうだいだと行政もやっていけないと思います。Tさんの意見に賛成。でも義務教育のなかで、みんなに平等化

    ○平野 義文 Oさん、、何事もバランスと相手の立場、環境を思いやる心が大事なんですよね本当は・・。

    ●F 「サービスはタダ=無料」という考え方を積極的に脱却すべきですよね

    ○平野 義文 Fさん~そうですね。その当たり前の事を当たり前の感覚にならないと前向きな意見にはなりませんよね。

    ●K 皆さんの意見、どれも最もと考えさせられます。私的な思いとして「日本一…」として掲げているのであれば、皆さんの意見を網羅した、壮大なセンターを作りたいですね。市民の合意の基にですけれど。また、併設で同じ給食を食べられるレストランなども入れたい。

    ○平野 義文 Kさん~なおかつそれで収益も出せるようになれば凄いことですが、、今の環境ではかなりハードルが高そうです(笑)

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