カテゴリー別アーカイブ: その他議員活動

空知総合振興局幹部との意見交換会

〈令和4年6月12日投稿〉

6月9日(木)、北海道議会議員の村木中氏のご尽力により、表題の様な意見交換会が開催されました。

冒頭において空知総合振興局の白石俊哉局長より、〈次世代につなぐ空知〉というテーマの下、

■新型コロナの状況
■ゼロカーボン北海道
■スマート農業
■安近炭
■札幌建管の主要事業

というお話がありました。

その内容について、新型コロナに関して少しだけ若干ご紹介させていただくと

北海道全体の新規感染者累計数(2021年6月20日~2022年6月4日)では、すでに14人に1人が感染し、札幌市では11人に1人、岩見沢市では21人に1人が感染している状況。

空知全体としては、人口282,686人のうち11,615人が感染し、24人に1人の割合となります。

また、年齢別(北海道全体)では、一番感染割合が少ないのが70歳代で60人に1人。
10歳未満では6人に1人が感染しているというデータでした。

あらためて数字で見るとその感染状況が良くわかります。


現在は感染状況も落ち着き始め、急速にフェイズが変化してきています。あらゆる環境が元に戻ろうとしていく中で、新たな変異株が猛威を及ぼさぬことを祈ると共に、経済活動とゼロカーボンの両立が図られる社会を目指していかなくてはならない難しさも感じています。

性の多様化(LBGT等)に関するアンケート

〈令和4年5月19日投稿〉

今朝の北海道新聞でも記事として掲載されておりましたが、現在、岩見沢市において「性の多様化に関するアンケート」を実施中です。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/9101.html

性の多様性について(岩見沢市のwebサイトより引用)

近年、性の多様性について関心が高まり、身体の性と心の性が異なる場合や、同性に恋愛感情を抱く場合など、そのあり方は多様であることが知られてきています。

性のあり方は、「身体の性」、「性自認(心の性)」、「性的指向」、「性表現」の4つの要素の組み合わせで形作られています。人それぞれ顔や性格が異なるように、その組み合わせは一人ひとり異なり多様であることから、「性はグラデーション」と表現されることもあります。

市は、一人ひとりが性の多様性を理解し、社会生活の様々な場面において偏見や差別をなくし、市民一人ひとりが暮らしやすい社会の実現を目指しています。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/4381.html


時代はここ数年で大きく変化してきていますが、まだまだ社会の仕組みが追いついていない状況だと思います。やはり岩見沢市としても同性パートナーシップを設けるなど、前向きな取り組みが必要なのだと考えています。

ぜひ、皆様の多様な意見もお寄せいただければ幸いです。

■アンケートページへのリンク
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shiminrenkeishitsu/shiminkatsudo_community/3/seinotayousei/9101.html

新型コロナウイルスワクチン接種対策事業に関する一般会計補正予算(第1号)の専決処分について

〈令和4年5月14日投稿〉

5月13日付けで「令和4年度一般会計補正予算(第1号)」の専決処分が行われました。

〈注〉専決処分とは、本来であれば議会の議決・決定を経なければならない事柄について、市長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ずから処理することを言います。

これは表題にある通り、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を実施するため、ワクチン接種受付業務や問い合わせ対応・データ入力業務の継続に係る経費、接種券作成・発送経費等、迅速かつ円滑なワクチン接種業務の実施に必要となる経費の追加を行うものです。

財源は新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金(9420万円)並びに同接種体制確保事業費国庫補助金(8180万円)となり、国から全額賄われるものです。

今回の接種対象者は60歳以上(約3万人想定)と基礎疾患を有する者(18歳以上60歳未満5,000人前後を想定)となります。

その積算内訳は以下の通り。

岩見沢市のワクチン接種に関する令和4年当初予算が約2億3900万円でしたが、この度の補正で1億7600万円が追加され、約4億1500万円となりました。原則、国からの予算措置であるとは言え、日本全体で莫大な金額が動いていることがわかります。

本事業の実施スケジュールに関しては、臨時議会を開かず、市長専決処分で行ったほどなので、やはりタイトになります。

■5月中旬から順次接種券を作成
■5月下旬には接種券を発送、60歳以上の医療従事者、施設入所者等の接種開始
■6月中旬より一般接種受付開始
■7月上旬から60歳以上の一般接種開始
となる様です。

なお、3回目の一般接種は1月31日に開始されているとのことです。


マスクの制限についてもそうですが、一刻も早く日常生活が戻ることを祈ると共に、やはり経済を循環させることも重要であり、注意しつつ、うまくバランスを取りながら前進できたらと思っています。


*ちなみに補足ですが、60歳以上の接種実績に関する資料がありましたので紹介します。

区分
対象者14,700人19,779人34,479人
1回目接種者13,885人18,640人32,525人
2回目接種者13,850人18,591人32,441人
3回目接種者12,856人17,363人30,219人
3回目接種率87.46%87.79%87.64%
*対象者に対する接種率(岩見沢市健康福祉部健康づくり推進課資料より)

議会改革委員会&議員定数等検討委員会進行中

〈令和4年5月14日投稿〉

5月12日(木)はスケジュールの混み合った一日でした。

10時から議会改革第一ワーキンググループ。
11時からは議員定数等検討委員会の検討事項を協議するためのクラブ会議。
お昼を挟んで13時からは議会改革委員会第二ワーキンググループ

議会改革委員会第一ワーキンググループは本会議場での一問一答方式採用に向けた細かなルール等について。

当初は6月定例会から試行する予定でしたが、もう少し丁寧に議論を重ねることとなり、9月定例会からの試行となりそうです。ちなみに第二ワーキンググループでは、議会基本条例の逐条解説の協議まで進行中。

議員定数等検討委員会については、5月20日が次回開催となるため、前回の委員会にて協議事項となった部分について、会派内での意見集約を行ったものです。

気がつけば今期も残り1年を切りました。
やるべきことをしっかりと進めていきたいと思っています。

岩見沢緑陵高校普通科コース制の見直しについて

〈令和4年4月19日投稿〉

本日、午後より表題の通り、岩見沢緑陵高等学校普通科コース制の見直しについて、総務常任委員会の所管事務調査が行われました。

これは平成27年に拙ブログでも投稿させていただいておりますが、平成28年度入学より、これまでの普通科4学級から〈普通コース3学級+スポーツ総合コース1学級〉へと変更され、更に令和2年からは間口削減に伴い〈普通コースが2学級+スポーツ総合コース1学級〉となっておりますが、そもそもの主旨は緑陵高校の間口維持のための特色化を図ったものです。

その後、学校、教育委員会共に努力してきたものの、スポーツ総合コースに関しては残念ながら近年は募集定員を下回る状況が続き、好調な普通コースとの不均衡な状況が発生していました。

そこで令和7年からの市内高校再編を見据え、令和4年度でスポーツ総合コースの募集を停止し、令和5年度からは新たにモデルコース制を導入することで検討が進められています。

その内容は以下の通りになります。

これまでは出願時にコース選択(普通コース2学級+スポーツ総合コース1学級)が行われていたものを、あくまで普通科3間口として入学。その後、2年時及び3年時に①国公立、難関私大学向け ②医療・看護系進学向け ③進学のほか、公務員、民間就職向け、スポーツ系大学等志願者向け というモデルコース選択(コース間での自由な科目選択・3年次での進路変更が可)ができるようにしたいとのこと。

今後は各中学校等への説明が行われ、6月に北海道教育委員会から高等学校配置計画案の公表。12月までに教育課程の詳細を検討し、令和5年1月に入学願書出願、3月に入学者選抜試験、4月に令和5年度入学式と進行する予定となっています。

もちろん本来であれば・・・、という思いもありますが、この様にトライし、その結果を踏まえて修正をしていくことはとても重要なことと思います。受験生にとってはこの変更により影響を受けてしまう生徒さんもいらっしゃるかもしれませんが、これまでより選択肢が拡がったという要素もあろうかと思います。


学校サイドもとても頑張ってくれていると認識しております。

あらためて今後の推移を見守らせていただくと共に、再度、情報等がありましたらお知らせさせていただきます。

第1回 議員定数等検討委員会が開催されました

〈令和4年4月19日投稿〉

本日午前10時より、表題の通り第1回目となる議員定数等検討委員会が開催されました。

これは本年3月、議長により代表者会議にて協議され、その後、幹事長会議にて設置に向けた協議調整が図られてきたものです。この度、その第1回目が開催され、互選にて峯議員が委員長に就任しました。

構成メンバーは議会運営委員会と同様で、各会派代表として委員8名+準委員として無所属の2名で計10名で協議が行われていくこととなります。

今回は今後の進め方として

■地方議会の運営の実態(人口規模による各議会の諸項目平均値)
■道内各市の議員定数推移
■道内各市の人口・面積比較表
■類似団体の人口・面積比較表
■道内各市の一般会計・議会費等比較表
■道内各市の議員報酬等比較表
■令和2年度道内都市決算状況
■岩見沢市の産業(大分類)別 就業者推移表
■岩見沢市議会議員選挙の状況

という様なデータが示され、今後、分析をした中で様々に議論がなされていくことになります。なお、今回の大テーマは、議員定数を変更するのかしないのか。また活性化を含めた議員のなり手不足(女性議員、若年層等々)解消についてどのように捉えていくかというのが主軸になっていきます。

いずれにせよ、議員定数を維持するにも、変更するにしても明確な根拠が必要となります。

これまでの岩見沢市議会の推移としては、平成27年の選挙時より定数が26名から22名と変更を行っています。それに伴い常任委員会の数も4つから3つへと再構成し、予算・決算審査も2分科会制から全員での審議という試行を経て、現在の3常任委員会に合わせた3分科会へと変化してきています。


あくまで”私の一個人的な考え方として”、議会協議の最も能動的なベースとなるものが常任委員会であると位置づけるとすると、1委員会の構成人数が7名を下回るのは個人的には心許ないと感じています。というのも下記、岩見沢市まちづくり基本条例に基づく議会の責務を考慮すると。

(議会の役割と責務)
第10条 議会は、市の意思を決める議決機関であり、市長等による事務の執行を監視し、及びけん制し、市民の意思を政策に反映させるものとします。

という議会の役割の一つとして「監視及びけん制」の機能が重要であり、それが低下することは、市民にとっても決して望むべき方向性ではないと考えています。

また、議員のなり手不足にしても、様々複合的な要素があると認識しておりますが、その一つに議会がどの様なシステムでどの様な役割を担い、個々の議員がどの様な活動をしているのか?という根幹が見えないと「自分も議員に立候補しよう」と考える人は増えはしないのではないかと考えています。

それらは現在、議会改革委員会で策定中の「議会基本条例」を見ていただければ、議会と議員の役割がわかる一助になれば良いと思って作業を進行中ですが、他にもどの様な活動が行われているのか密に情報発信すべきであり、公式サイトやFBページなどがもっと活性化すべきであるし、その一方、私を含めた個々の議員が議員としての情報を出していくことが大事なのだと思っています(なかなか更新も滞りお恥ずかしい限りですが)。

〈これらは前述の通り、あくまで一個人の私感であることをご承知おきください〉


また、今回の委員会で確認された流れとしては、都度、各会派にての協議を持ち寄りつつ、月に1回程度の開催にて10月を目処に決定し、条例変更が必要であれば12月の定例会にて上程する予定となります。

以上、簡単ではありますが、第1回目の開催についての報告といたします。
しっかり研究し、今後の方向性を考えていきます。

国政に関する勉強会

〈令和4年4月17日投稿〉

4月10日に稲津久衆議院議員にお招きをいただき、国政に関する勉強会の機会をいただきました。

新型コロナウイルス感染症への対応について、また今後考えられること、政府の考え方等々、更に原油高騰や長期優良住宅に係わる認定制度など、多岐にわたってレクチャーいただき、更に懇親を深めることもできました。

(画像は稲津久氏のFBページより借用)

この度は誠にありがとうございました。

ロシア連邦によるウクライナ侵略を非難する決議について

〈令和4年3月8日投稿〉

1日から開会した第3回定例会も、昨日7日に委員会審査が行われ、本日から代表質問となっています。

■会議予定表
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/cassette_content/content_20220225_115220_769.pdf

本日、その前段において、全会一致で下記の決議がなされました。

  ロシア連邦によるウクライナ侵略を非難する決議(案)
  
 ロシア連邦は、去る2月24日、国際社会の懸命な外交努力にもかかわらず、ウクライナへの大規模な軍事的侵略を開始した。これはウクライナへの重大な主権侵害であり、国際社会ひいては我が国の平和と秩序、安全を脅かし、かつ明らかに国際法や国連憲章に違反する行為であり、断じて容認することはできない。
 よって、岩見沢市議会は、ロシア連邦が直ちに戦闘を停止し、軍を無条件撤退するよう求めるとともに、世界平和の実現に向けて、全世界が一体となって全力を挙げて取り組むよう、強く訴える。
 また、政府においては、国際社会との緊密な連携の下、厳格かつ適切な対応を講じると共に、在留邦人の安全確保、国民生活への影響を最小限に抑えることを併せて要請する。
  
 以上、決議する。

 令和4年3月8日
 岩見沢市議会
   

という内容です。

1日に議会が開会しましたが、議会運営の都合上、最も無理なく早く決議できるのが本日でした。「地方議会がこの様な国際問題に対して決議を行うことに意味があるのか?」と問われれば、私は一つの公の組織が、”沈黙するのではなく、その意思を公式に表明すること”は重要なことだと考えています。

ニュースでは益々混沌を増す情勢になってきていますが、一刻も早い平和的解決を望みます。

令和4年第1回定例会が開会しました。

〈令和3年3月2日投稿〉

今年も2月まであっという間に終わってしまいました。

只今、昨日の1日から第1回定例会が開会しています。

会期は3月1日(火)から3月22日(火)までとなり、第1回定例会では市長の施政方針、教育長の教育行政方針の演説があり、また新年度予算審査があるため、通常の議会に比べると日程も長くボリュームがある定例会となります。

ちなみに、本日は議案調査のため休会となっており、7日(月)より3常任委員会の審査があります。
*会議の日程や付議事件等はこちらから見ることができます。
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/2000314/


また議会中は色々と水面下での動きもあります。
例えば意見書は各会派から提案され、幹事長会議にて協議。全会一致でなければ上程に至らない決まりとなっており、この調整等も様々に存在します。また各種会議運営に関することや、今回はロシアのウクライナ侵攻に対する非難決議を提案すべく、現在、その原案を作成したところです。

昨日は広報広聴委員会による市民との意見交換会の収録もありました。

なかなか議会の動きを市民の方に知っていただくのは難しいことなれど、しっかり進めていきたいと考えています。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う議会運営の変更について

〈令和4年2月3日投稿〉

今日は節分。岩見沢市の積雪も朝8時の時点で130cmを超えてしまいました。現在も降り続いていて様々に心配が募ります。

また、さっき耳にした情報では、市では明日から豪雪対策として、高齢者や障害者世帯等を対象に排気管の埋設などを含めた状況調査や支援を行うパトロールを開始するとのこと(下画像参照)。

これは今週の土日も含めたものとなり、担当の市職員には大変な負担をおかけしてしまうこととなりますが、市民の安全安心のためにご尽力いただくこととなります。市中でパトロールの姿を見かけましたら、ぜひ労いの言葉をおかけいただければ幸いです。



さて、本日10時より議会運営委員会が開催されました。

令和2年8月より、コロナ感染拡大防止の観点から、質問時間の短縮、説明員の出席を最小限に抑えるための事前質問通告、委員会時の座席間隔を配慮した設定等々を実施しておりましたが、昨年末、一旦コロナ感染症の拡大が落ち着いている状況を踏まえ、昨年末の第4回定例会内の議会運営委員会にて、新庁舎に移転と同時に全ての項目を通常に戻す決定をいたしました。しかしながら、昨今の爆発的な感染拡大の様相を踏まえ、再度、感染拡大防止対策を実施すべく、本日の議会運営委員会にて、令和2年8月決定に準じた対応とすることが決まりました。

これにより、各委員会は事前に通告のある質問以外は取り扱えないこととなり、また本会議における質問時間も半分の持ち時間になります。色々と苦しい点もありますが、まずは感染拡大のリスクを少しでも抑えることを優先すると共に、制約は増すものの、濃密で有意義な議会運営となるように努めていきたいと考えています。