カテゴリー別アーカイブ: その他議員活動

30年ぶりの路線バスに乗ると、思った以上に大変だった話

〈令和4年9月16日投稿〉

【お恥ずかしい話と新たな気づき】
 
本日は議会最終日。
 
今年は3年ぶりとなる岩見沢神社祭りが再開。
 

市役所駐車場は外構工事の真っ只中のため、駐車できる台数が圧倒的に足りない状況です。

よって約30年ぶりの路線バスに乗っての登庁にトライすべく、前日からインターネットで時刻表等を念入りに調べて準備万端に。
 
朝、バスターミナルへ行くと券売機があり、いきなり動揺。
券を買うのかどうかすら分からず、まず窓口で教えていただくことに。
 
その後、乗り場に進むも目指す時間に該当するバスが存在せず、やむなく「市役所に行くにはどの乗り場でしょうか?」と再度窓口へ。
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参議院選挙の投票結果から岩見沢市内の政党別得票数を拾ってみると。

〈令和4年9月14日投稿〉

本日、常任委員会が開催され、第3回定例会も残すは16日(金)の1日となりました。

今回は一般質問もさせていただき、想像を大きく超える答弁をいただくことができましたので、自身の成果としては及第点をいただけるのではないかと考えております(公開されたら改めて議事録を紹介させていただきます)。

さて、その定例会中に岩見沢市選挙管理委員会より前回の【参議院選挙の投票結果(令和4年7月10日執行 第26回参議院議員通常選挙の選挙結果調)】が配布されておりましたので、改めてページをめくってみました(上記リンクをクリックしていただければ市のサイトからダウンロードが可能です)。

気になったのは岩見沢市内において、各政党がどの様な支持を得ているのか?という部分で、その気になった部分だけですが、ちょっと拾って政党別及び得票数順にて一覧表&円グラフにしてみましたので御覧ください。

岩見沢市民の比例投票結果としては、自民党が11,,000人を超えシェア3割超えの約33%。立憲民主が約8,500人で約25%と続きます。

公明党は4,820人の約14%となり、共産党は約2,800名の8%となります。

他にはどの様な政党に何票入っているかを見ると、岩見沢市民の各政党や比例候補者への期待のほどを見ることができます(特に○○党は○○人など)。

前述、選管の選挙結果調べのデータを選挙管理委員会からダウンロードして見ていただけば、各政党の名簿登載者ごとの得票数もわかります。そこではそれぞれの党の重点候補がどなただったのか、また政党の看板的に得票数を得たのがどなただったのか?など、色々と興味深いことを感じることができます。

中でも特徴的なのはNHK党のガーシー氏が140票の得票を得ていること、れいわ新選組の水道橋博士氏が67票、参政党の神谷そうへい氏が87票、TV等でもおなじみの武田邦彦氏が61票など、全体の得票数から見ると小さな数字ではありますが、国会でも馴染みの深い既存の大きな政党は別格で比較対象外としても、その他の名簿登載者と比べると大きな差があることがわかります。

ここで導き出せることとして、れいわ新選組や参政党などはYouTubeを始めとし、インターネットを使った活動が話題になっていましたが、それだけではまとまった得票につながるまでいけていないということ(当然それだけではなく政策等諸条件が必要不可欠ですが)。

これは年齢別の投票率を見て、やはり若手の投票が少ないことの裏返しと言えるのかもしれません。

残念ながら、私がこうやってブログやSNSを投稿していても、それが直接の投票につながる評価になるか?というと、これまた難しいという結論も導かれます。それでも情報を発信する責務があると思っておりますので、ヘコタレずに続けていこうとは思っております(^^;


《下の動画は前回の衆議院選挙結果をもとに年齢別の投票データを整理してみたものです。年齢別の傾向を理解できるかと思います。》

議員定数検討委員会終了後、幹事長会議⇒議会改革委員会打ち合わせ

〈令和4年8月11日投稿〉

この日は10時より「第5回議員定数等検討委員会」が開催され、その終了後、各会派の幹事長が集まって議会運営の主に実務に関する部分を協議する「幹事長会議」が行われました。

議員定数の検討から思うことを徒然に。

今回の幹事長会議は、主に10月に行う決算審査の方法をどうするか。
また新個人情報保護法施行に伴う対応についてが報告されたものです(新型コロナ感染対策等もこの幹事長会議レベルで協議が進められています)。

原則、議会運営の実務的なものに関しては、この様に事前に幹事長レベルで打ち合わせを行い、必要に応じて各会派に持ち帰り協議した結果を、更に持ち寄って調整を進めることとなります。


またこの日は、幹事長会議が終了後、「議会改革委員会」の第2ワーキンググループで進行中の〈議会基本条例〉について、既存の市条例等との矛盾が生じそうな部分や、より深い検討が必要なものを含め、各種修正事項について提示があり、事前の打ち合わせを行いました。

その内容は多岐にわたり、お昼休みを大きく超えての長時間の協議となりましたが、何とか次のステップに進む目処がついたと思います。

この様に、議会の活動というのは、表に出ているものだけではなく、非公開のものも多く存在します。

そんな活動の一旦をご紹介させていただきました。

議員定数の検討から思うことを徒然に。

〈令和4年8月10日投稿〉

8月5日(金)10時より第5回目となる議員定数等検討委員会が開催されました。

今回は来春(令和5年)の統一地方選に向け、議員定数がどうあるべきかについて、これまでの各会派の主張等の整理を経て、答申するための資料の具体案に及んでいます。

当会派の主張は22名の現状維持です。

その背景には以前からお伝えしている通り、平成25年の定数議論で今後10年を見据えた数として現在の22名となっていることがあります(すなわち平成25年の議論では、令和5年度に22名が適正という設定)。ただ、これ自体はさほど大きな意味を持つものではなく、変更すべきであれば柔軟に対応していくべき部分です。

そのための根拠の一部を記載します。

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消防事務組合例月現金出納検査及び委員協議が行われました

〈令和4年7月20日投稿〉

本日、午前中は議員定数等検討委員会があったのですが、午後からは表題の通り消防に関する監査がありました。

私は後期人事において議員を代表しこの監査の役をいただいているため、毎月1度、この様に現金出納検査を行っています。

7月の今回は、令和3年度の「岩見沢地区消防事務組合 一般会計歳入歳出決算審査意見書」についての協議が行われました。これは令和3年度の決算書類等を元に、監査としての意見を提出するもので、それらを元に議会にて審査が行われることとなります。

議員の活動というのは、日頃どのような活動をしているのか、なかなか知る機会は少ないかと思います。

それぞれの議員の役割によって、この様に議会全体とは異なり様々な仕事が存在しているのです。というご紹介をさせていただきます。

岩見沢市議会 第4回議員定数等検討委員会が開催されました

〈令和4年7月20日投稿〉

本日、午前10時より議員定数等検討委員会が開催されました。

今回はこれまで各会派で協議してきたものをテキスト化し、それぞれに主張や質疑が行われたものです。

協議内容としては

1)議員定数について
2)議会の活性化について
3)議員のなり手不足について

となります。

1)議員定数に関し、私の所属する市民クラブの定数案としては現状維持の22名です。

その理由についてはいずれ詳細を記述、若しくは動画にしてみようと思っておりますが、そもそも議会とは〈二元代表制の一翼を担う議会として、議会活動の原則である「市長等による事務の執行を監視及びけん制し、評価機関としての役割を果たす」〉というものと考えます。

その上で「あるべき議員像」というものを要約すると以下の様に考えています。


❏二元代表制の一翼を担う議会活動の原則を十二分に理解していること。
❏一部団体及び地域の代表にとらわれず、市全体のまちづくりの視点で福利向上を目指すこと。
❏市政の課題全般について、広く市民の意思を把握し、政策形成に反映すべく行動する。
❏積極的に調査研究、自己研鑽に務める。
❏積極的に情報発信に務め、説明責任を果たす。

これらを踏まえ、市民と共に地域の課題解決に邁進することが信頼につながると思うのです。


■その際、議会活動の原則である「市長等による事務の執行を監視及びけん制し、評価機関としての役割を果たす」ためには、当面の岩見沢市政の規模を考慮すると、現状の〈3委員会×委員数7名(+議長)〉が適切と思われる。

■数値的視点としては、議員一人当たりに対する岩見沢市の人口(人)は〈R4年2月現在 3,539人〉であり、類似団体平均3,491人と比較しほぼ同レベルで標準的である。(今後も議員1人に対し市民3,500人前後という数字を仮置きすると、議員定数は2025年で約21人、2030年で約20人、2035年で19人が適切という考え方ができる。しかし、これらは単純に数値だけのことで、実際には常任委員会数や行政面積等々の諸条件を加味していく必要があります。)

■議会費の視点

年 度議員 定数一般会計予算 (千円)議会費 (千円)一般会計比 (%)市民一人当たり (円)
令和4年度22人48,400,000263,7690.54約3,390
平成25年度26人50,100,000308,8450.62約3,540
平成22年度26人44,000,000265,0850.60約2,940
平成18年度28人37,300,000288,7170.77約3,100

*市民一人当たりの額は若干推移にバラツキはあるも、現在の値は適正と考えると共に、現在の一般会計比0.54%は適正と考える。


〈補足として〉

■現在、行政サービスのメニューは増加の一途であり、議員定数の減少は行政のチェック機能の低下につながり、それは住民福祉の低下につながる。

■定数が減少することによるデメリットとして、議員のなり手不足に拍車をかける可能性あり。

他にも多々ありますが、これらのことから、現時点における議員定数は現状の22名が適切と考えるものです。

*但し、議員個々の資質向上を目指す取り組みを通し、市民からの信頼を高める努力が不可欠と考えています。


現在、定数減少の18名として提案されている1会派+無所属1名は、人口減少、高齢化社会の下での財政悪化を全面に出しているのですが、今後ますます課題が大きくなる状況において、議員・議会が”ネガティブなコスト”であるという捉え方に疑問が残ります。やはり議員一人ひとりがしっかりと働くことで、地域の課題解決を推進する、魅力を高める等々のポジティブなコストへと昇華させていかなくてはならないはず。そのためにも定数削減のチキンレースに陥ることは避けるべきではないかと思うのです。

冷静に考えるべきなのは、〈議会は行政のチェック機関〉であるということ。
その機能が低下したときに、最も影響を受けるのは現在から未来の市民だと言えるのではないでしょうか。

ただ、これは議員一人ひとりが市民に信頼されていて初めて言えることでもあります。

現状においては「選挙でも誰に入れてよいのかわからない。」「日頃議員が何をしているのかわからない」などの状況では、議会は”ネガティブコスト”であると言われても仕方がない面があるかと思います。

よって、まずは議会として「見せる・知らせる」という意思を持ち、市民の皆様に「見てもらう・知ってもらう」という行動が重要だと認識しています。

その上で、多くの立候補者に恵まれ、適切な競争(選挙)のもとで議会議員が構成されることを目指していかなくてはならないと思っています。

大変雑駁でありますが、今回はこのあたりで。

また時期を見て追記したいと思います。


 

ちなみに第1回はこのような感じでした。

第1回 議員定数等検討委員会が開催されました

 

令和4年度の岩見沢プレミアム商品券の申込は7月26日から8月8日まで

〈令和4年7月20日投稿〉

昨日、岩見沢市のホームページにプレミアム建設券の情報が更新されておりました。
(下記画像から市のサイトにリンクを貼っていますので御覧ください)

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/shokoroseika/genyukakakubukkakoutou/9509.html

■1セット10,000円で13,000円分の商品券を購入可能(プレミアム率30%)
■1人5セットまで
■内訳〈地元券7,000円分/全部券6,000円分〉
■使用期間は令和4年9月17日(土)~令和5年1月16日(月)

❏申込期間❏
令和4年7月26日(火)~8月8日(月)

*申込は下記ホームページの応募フォーム(若しくは専用はがき)
https://www.iwamizawacci.or.jp/syouhinken2022/


この岩見沢プレミアム商品券は長引くコロナ禍や物価高騰の影響を受けた市内経済の活性化と市民の生活支援を目的とし、令和4年第3回定例会にて補正予算が可決されたものです。

令和4年第2回定例会閉会

年代別投票率等から徒然に

〈令和4年7月9日投稿〉

昨日、安倍元首相が打たれて死亡するという事件がおきました。

とても残念なことです。

 

民主主義国家である私たちの日本においては、環境を変えていくために政治に参画する権利(立候補・投票共に)があります。
 
今回の参議院議員選挙においても、一人ひとりが「それぞれの判断軸をもって」投票することが大切なのだと思います。
 
にも関わらず投票率は毎回低下の一途。
 
政治に携わる側である私としても、情報の発信が滞る、言葉足らず等々、非常に反省すべき点が多々ありますが、やはりしっかりと情報を発信しつつ、民意を汲み取る努力を続けていかなければならないと痛感しています。
 
さて、明日が参議院議員選挙の投票日ですが、ぜひ政治参画の機会、権利を行使していただきたく思います。
 
 
そこであらためて、昨年執行された衆議院議員選挙の岩見沢市内の統計などを調べ、そこから見えてきた年代別の状況などから徒然に動画にしてみました。
 
お時間あればご覧いただければ幸いです。
 
 
そして明日の投票日には、是非老若男女問わず、調べて学んで投票に行っていただければと思います。
 
 

https://youtu.be/8Df6l2hVjxk

私が炭鉄港を大切にする理由について

〈令和4年7月8日投稿〉
 
実は岩見沢市議会議員として活動させていただいている中で、なぜ岩見沢市外の広域を含めた「炭鉄港」を重視するのか?私が「炭鉄港」を大切にする理由を少しだけ記載したいと思います。
 
【①シビックプライド】
 
自分たちの住む地域の成り立ちがどの様なものか。
 
物心ついた時のニュースでは、炭鉱は事故や労働争議などの暗いニュースばかり。
 
しかし日本の産業革命から高度経済成長等を支えたエネルギーの一大産出拠点として発展し、栄華を極める様な活況と衰退という短期間での栄枯盛衰のストーリー。その背景にある人々の喜怒哀楽と地域を発展させた技術と文化。それらを多面的に知ることは、必ずや自分たちの地域に対する誇りと愛着につながるものと信じています。
 
 
 
【②今後訪れる厳しい時代への懸念】
 
著しい人口減少と地域の疲弊。
 
この先を想像するに、時間の経過とともに地方は益々厳しい逆境に苛まれる。
 
それに岩見沢だけで立ち向かえるのか?
 
内需を回し外貨を獲得できるのか?
関係人口を増やしていくことができるのか?
 
だったら点のみに注力するのではなく、同じ境遇を持つ同士で連携して面にできれば、自分たちの地域の履歴が大きな武器になるのではないか?その先例として、スケールの差こそあれ、海外では石炭産業で栄えた地域が空知と同様に衰退するも、視点を変えることでブランドとして昇華し、見事に生まれ変わっている地域もあります。
自分たちの地域の歩みに連携の大義名分がある。
 
簡単ではないけれど、岩見沢のみの〈点〉ではなく空知や小樽、室蘭などと〈面〉として、単体ではなし得ない価値を得る。そしてその面をつくるのは行政はもちろん、民間レベルでの連携も必須。それらが相まってwin-winとなり、結果として岩見沢の価値も高まると考えています。
 
ここではまだまだ言い尽くせないけれど、これが私が岩見沢市議会議員として、より広いエリアの炭鉄港を大事なことの一つと定める理由の一部です。もちろん、これだけでなく大事なことは沢山ありますが。
 
まずは自分たちの地域を知ることから始まる「誇りと愛着」を高めていきたいと思っています。岩見沢のためにも、そして関連する地域のためにも!
岩見沢にも素晴らしい資源が沢山ありますね。