タグ別アーカイブ: 炭鉱

世界遺産と関連する空知~そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015

山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・岩手・静岡の8県に点在する、【明治日本の産業革命遺産-製鉄・鉄鉱、造船、石炭産業】が世界遺産登録されたのはご承知の通り。(ここでも少し触れさせていただいてます

実はこの空知管内には、この流れと大きく関連し、価値としても見劣りすることのない産業遺産等が多数存在しています。

そのあたりはまた機会を見てゆっくり解説したいと思いますが、今日はその流れにおいて炭鉱施設を活用したアートプロジェクトのご紹介をします。

昨年までは三笠の奔別(ぽんべつ)で開催(過去情報)していましたが、今年は夕張にある石炭の歴史村公園内で開催です。

ilovepdf_com

 

ilovepdf_com-1

~石炭が出来るまでの5千万年にわたる自然の営みの上に、100年に及ぶ石炭生産の痕跡があり、わずか30年で終わった観光開発の結末がある。~

この積み重なった層を元に、その素材を掘り起こすアートの力がどのようなものか。是非足を運んでみては如何でしょう。

詳細は添付の画像をクリック拡大してご覧下さい。
身構えることなく、「へぇ~」連発の新鮮な気持ちで足を運んでみることをお奨めいたします。

線路の灯り2015

平成27年8月1日(土)18:30~

【私からの超お勧めのイベントのご案内です】

三笠幌内線跡に2.5㎞の区間、ロウソクの灯された線路をトロッコが走っていく幻想的なイベント(徒歩も可)です。正直、独り占めしていたいほどのノスタルジックな雰囲気ですが、独り占めすると無くなってしまうので、是非多くの方々に見ていただきたくPRします。

過去のブログ(http://www.ganken.jp/hirano/2012/07/21-110518.html)

線路の灯り2015フライヤー表

 

線路の灯り2015フライヤー裏2

毎回、準備の時間に間に合わず、現場に遅れて到着すると、ついトロッコに乗りたくて仕方なくてお客さんモードになってしまう反省点から、今年こそは17時の準備開始に間に合うようにクロフォード公園に行こうと思っております。

まだ見たことが無い方は是非とも足を運んでみてください。

18:50分のナイトトロッコに乗ってロウソクが灯る幌内線を走り、鉄道村で19:30発のナイトトレインSL-S304号に乗ると、何とも懐かしいような石炭の香りとノスタルジックで迫力のある汽笛の音で感動すること間違いなし。


日本の近代化に大きく貢献した幌内鉄道。
岩見沢が発展するきっかけになった場所でもあります。

明治元年に三笠幌内にて偶然燃える石の「石炭」を発見し、明治6年にアメリカの地質学者ライマンが幌内煤田を調査。

明治9年には、幌内炭鉱に伊藤博文、山県有朋、寺島宗則ら明治の重鎮が巡検。

明治12年、クロフォードが鉄道測量に着手。明治15年に幌内-手宮間の鉄道が日本で3番目の鉄道として開通。

その後、この石炭を運ぶために岩見沢を経由して小樽港や室蘭港に運ばれていったもの。

当時の賑わいに思いを馳せるのも良いものです。

 

派手さのあるイベントではありませんが、私はこの静寂の中にロウソクの灯りとトロッコの走行音、また鉄道村の蒸気機関車が奏でる音がとても心地よく感じます。

是非、足を運んでみてください。。

NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団って知っていますか?

私も理事として参加させていただいている、「炭鉱(やま)の記憶推進事業団」であります。その活動がよく新聞に記事として掲載されているのですが、今朝は珍しく酒井事務局長がデカデカと載っておりました(北海道新聞空知版) のでネタにします(笑)(いつもは「駅まる。」の総務部長でもある佐々木君が載ることが多いのですが・・。その話はまた後日。。)

DSC_0121

記事の内容は上の画像をクリックして拡大して読んでいただきたいのですが、様々な取組を積極的に続け、今やかなりの手応えを感じるまでになっています。個人的にも、元々が産炭地の中心として発展してきた岩見沢の歴史等々を学ぶのに非常に恵まれた環境であります。

何より街中(駅近く)にこういった拠点があることにより、我々のまちづくり活動においても大いに助かるわけで、[いわみざわ駅まる。]においても、この場所をお借りして会議や例会を開催させていただいている次第です。

304754_527785827243487_722983783_n 282945_505954226093314_1216645392_n

続きを読む