平成26年度 岩見沢市PTA連合会総会

平成26年4月24日18時~

先にあった基本条例の市民会議懇親会で楽しい時間を過ごした後、平安閣さんに移動して市P連の総会に顧問として参加させていただきました。

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(画像は総会開催直前の来賓席からの景色です)

この総会は岩見沢中の小中高、そして一部幼稚園が参加する大がかりなものです。議案としては人事案件も含み無事終了。南原市P連会長の新年度がスタートしました。

この市P連ではこういった集まりの際、非常にありがたいことに大抵懇親会の締めの場でご挨拶させていただく機会に恵まれます。

弱いお酒ですっかり酔っぱらってしまった後ではありますが、せっかくお話させていただく貴重な機会でありますので、それなりにちゃんとした事を話したいといつも思っています。(それが出来ているかどうかは別の問題ですが・・)

そこで、昨晩締めの挨拶をさせていただいたのは大体このような感じのことです。(原稿等がなく、その場の雰囲気でお話させていただくため、記憶が曖昧ですが・・)


4月2日に文科省での調査結果に基づく研究分析として、「いい子どもが育つ都道府県ランキング」というのがありました。

総合順位として、北海道は47都道府県の中で下から2番目。

項目別で見ると

・1日当たりのゲーム時間の長さ47位
・難しいことでも失敗を恐れないで挑戦していますか?で47位。
・友達との約束を守っていますか?46位
・人の役に立つ人間になりたいですか?43位
・自分の行動や発言に自信を持っていますか?43位

という様な状況でした。

今、子ども達にとって何が最も足りないのかと言えば、「自己肯定感」であると言われています。これは幼い頃から群れて遊ぶ機会を失いつつあること、バーチャルな世界や情報先行によって、実体験を積む機会が無いこと、また、親、大人の見守り力の欠如、核家族化など、様々な要素が合わさって出来上がってしまったものです。

2011年にアメリカであった研究発表によれば、今、小学校に入学した子ども達が大学を出て就職するときには、その65%が現在存在していない職業に就くであろうと言われています。それほど社会が変化するスピードは加速していき、子ども達も言われたことをただ忠実に行うのではなく、自分の考え方、自分の判断で挑戦していく。そんな力が必要になってくるのだろうと思っています。まさしく自分で感じて、自分で判断して、自分で実行する。そんな大人になってもらわなくてはなりません。

是非、これからの難しい時代を生きる子ども達に、そんな挑戦する力、逞しく道を切り開いていく力を身につけさせてあげなければならないと思っています。そのためには、いくら大人が口でいってもそうは育ちません。やはり大人が背中を見せていくしかありません。PTAの活動も失敗を恐れずにどんどんと新しい事にも挑戦すること。そしてそれを楽しむこと。そんな失敗する姿、成功する姿などの背中を大人が見せていけたら、きっと岩見沢の子ども達は時代を切り開く逞しい大人になってくれるのだろうと信じています。

まずは私たちみんなでそんな事をみんなで心がけていきたいものですね・・うんぬん。。

という様な感じであったと思います。(順位等の数字はうろ覚えだったので発言しておりませんが、このブログの場では補足をさせていただきました。)


恐縮ながら、前市P連会長、現顧問ということで、来賓という立ち位置での登壇とさせていただいておりますが、私自身、PTAの会員の一人であります。口だけではなく、是非とも汗をかいていきたいと思っています。

まずは、昨日、総会においてお集まりの皆様、大変お世話になりました。

そして、どうか今後とも一緒に頑張っていきたいと思っております。

何卒宜しくお願いいたします。

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