〈令和2年7月8日投稿〉
さて、残すは三笠市観光協会で配布される「旧幌内炭鉱変電所」のカードのみ。
三笠市観光協会は国道12号線、三笠イオン近くの道の駅の中にあります。
この中の売店では三笠市市民会館の旧緞帳柄のタオルが売っていて、思わず欲しくなる逸品。
この緞帳は何が特徴的かというと・・
三笠が炭鉱のまちであったことの象徴とでも言うべきことで、1枚の緞帳を炭鉱会社2社が合同で寄贈していること。
右側が〈北海道炭鉱汽船株式会社 幌内礦業所〉
左側が〈住友石炭礦業株式会社 奔別礦業所〉
というものです。
この様に炭鉱会社が2社連名で寄贈するのは非常に珍しいことと言われ、なおかつ、そのデザインも炭都を連想させる素晴らしいもの。
詳しくはこちらのサイトがわかりやすいかもしれません。
https://hokkaidofan.com/201502doncho/
今回、つい節約して購入に至りませんでしたが、やっぱり欲しいかも!ということで、近々再訪するかもしれません。。
と、ここまで来て全23枚中20枚が揃いました。
23枚全てコンプリートすると先着100名に特製グッズが貰えるキャンペーンもありましたが、残念ながらすでに終了!
あらためて炭鉄港鳥瞰図ポスターが欲しかった!と言ってみても後の祭り・・。日頃なかなかまとまった時間は捻出できないものですが、今回は自分なりにやりきった感があります。
それも単なる観光ではなく、この炭鉄港がもっと多くの人に認知され、関係人口の増加や経済振興はもちろん、それ以上にこの地域に住む方々の中にシビックプライドが醸成されることに繋がるのではないかとの期待があります。
私達の住んでいる地域に日本遺産が誕生し、その根幹は一体何なのか。是非、それを多くの方々に感じて欲しいと思い、そのツールとしてこの炭鉄港カード巡りはとても有効と感じました。
この長々と記載した投稿が、いかほどの役に立てるのかわかりませんが、もしほんの少しでも見に行ってみようかと思っていただけたら幸いです。
残された小樽の3枚ですが、現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、博物館等が閉館していますので(カードは別の場所でもらえます)、私のコンセプトとしてはカードを集めることが主ではなく、それをモチベーションに各地を巡ることでありますので、是非、現在閉鎖中の博物館が再開したら訪問してみたいと思っています。
その際は小樽編が続くかも・・・
【8月18日追記】
お盆休み中に小樽へ行き、無事に23枚コンプリートすることができました。
小樽編はこちらでご紹介しておりますので、ぜひ御覧ください。
最後に大事なこと!
実は岩見沢の施設が全く紹介てきておりませんでした。
まずは岩見沢市内で炭鉄港カードを配布している「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」から徒歩ですぐの場所に岩見沢レールセンターがあります。
このレールセンターから透けて見える北海道開拓のストーリーには薩摩との強い関係性があることがわかります。お時間ありましたら見てみてください。
また、岩見沢から万字峠を通って夕張市石炭博物館に行く道中に朝日駅舎があります。
ここも少しだけお時間を割いていただければ、朝日炭鉱の抗口への連絡抗も見ることができます。
是非、炭鉄港巡りを楽しんでいただければ幸いです。
「炭鉄港カード!目指せコンプリート!〈その15〉」への2件のフィードバック