〈令和2年7月8日投稿〉
■某月某日(日曜日)
朝から気合を入れて三笠→芦別→赤平→沼田→美唄と巡る作戦としました。これで残すは小樽のみとなる予定。
最初は三笠鉄道記念館を目指します。
(ここは数回入ったことがあるため、誠に心苦しいのですが行程を考慮しカードをもらうだけとした次第・・。)
次は三笠市立博物館へ。
道中、旧幌内炭鉱幌内立坑櫓を車窓から眺めつつ移動。
(この立坑櫓は昭和41年につくられ、地下1077mまで下がる巨大なエレベーター。平成元年まで稼働していたもの。)
車が進むと次に見えてくるのが旧幌内線唐松駅舎。
この日は朝から大勢の地域の人たちが管理作業を行っておられました。(過去の線路の灯りの模様はこちらから)
その後、車は炭鉱住宅を横目に奔別へと向かいます。
道なりに先へと進んでいくと左手に巨大な立坑櫓が見えてきます。これは旧住友奔別炭鉱立坑です。
昭和35年に国内の最新技術を投入して完成し、東洋一の呼び声もあった立坑。むき出しの鉄骨は最後の閉山時の密閉作業で発生した爆発事故の名残。
(旧奔別炭鉱立坑櫓は私有地につき、通常は敷地内に入ることはできません。)
時代の流れに翻弄され、完成からわずか11年間しか稼働しなかったのですが、当時の隆盛を今に伝えてくれています。
なお、今年は奔別炭鉱のゲート開放を以下の日程で行うとのこと。
○7月23日(木)、24日(金)、25日(土)
○8月13日(木)、14日(金)、15日(土)
詳細は下記リンク先を御覧ください。
こんな感じで関連施設の寄り道を楽しみながら、三笠市立博物館へと向かいます。
□つづく
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