〈令和6年7月31日投稿〉
私が理事長の役をお預かりしているNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の主催にて、7月27日(土)の晩に旧岩見沢市エリアの中で唯一存在した朝日炭鉱があった朝日町にて「炭鉱の灯り」を開催しました。
これは例年場所を変えながら、あくまでイベントではなく、炭鉱遺産を活用して地域活性化の取り組みを図っているものとして、お盆時期に先人への敬意を払って毎年実施しているもので、今年で22回目となります。今回、初めて朝日町で開催した意図としては、今年が「朝日炭鉱閉山50周年」の節目であったことが大きなきっかけです。
今回はそれに付随し、地域貢献で山林を取得した際に炭鉱跡も所有することとなった岩田地崎建設㈱様のご好意により、朝日炭鉱連絡坑道坑口に新たに設置された紹介看板のお披露目も行うことができました。
この除幕式は北海道新聞さんにも記事にしていただけました。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1043943
(注)この場所はマムシの目撃情報が多々ありますのでくれぐれもご注意ください。
また今回はキャンドル点灯だけではなく、 朝日出身の詩人ヤリタミサコさんのステージや・・
私が以前、観光振興ビジョンの取り組みの一つとして代表と努めていた、岩見沢駅を中心としたまちづくり団体の〈いわみざわ駅まる。〉から始まった【ALL Iwamizawa】のステージを実施。(par.の伊藤さんが朝日町出身で、この度の共催となりました)
おかげさまで、ご参加いただいた皆様とともに上質な時間を過ごすことができました。
炭鉱の灯りはイベントではない。という概念から行くと、今回はちょっと賑やかではありましたが、「地元の方々とともに」という意味合いでは、これまで以上に濃密な関係で実施することができたと思っています。
最後に、ミニ写真展の設営から駐車場の草刈り、当日の設営や参加まで様々にお力添えをいただいた朝日町内会の皆様、坑口周辺整備や案内看板新設等にご尽力いただいた岩田地崎建設(株)の皆様、いつも応援いただけるNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の会員の皆様、また、会場にご足を運んでくださった沢山の皆様に心より感謝申し上げます。
当日の様子はこちらの動画もご覧ください。