2022年大晦日の振り返り

〈令和4年12月31日投稿〉

気がつけば今年も大晦日となりました。
大変お世話になりました皆様に心より感謝申し上げます。

未だ新型コロナウイルスの影響が長引き、様々に制限のある世の中ではありますが、少しづつ元の生活が戻りつつある印象も受けています。

来年はどの様な年になるのでしょうか。

楽しみと不安が入り混じるところですが、希望はしっかり抱いていきたいと思っております。

さて、今年はどんな事があったかと本ブログを1月から振り返ってみました。相変わらず忙しさに負けて、小まめな投稿とはほど遠い状況ですが、その少ない投稿の中から印象に残ったことをまとめてみたいと思います。


■コロナ禍継続の年明けを迎えた1月

コロナ禍ゆえ特段動きもなく、例年であれば1月は様々な会合等に出席する日々が多いのですが、ここ3年は非常に落ち着いた状況。

また、これまでずっと息継ぎなしの様な勢いで過ごしてきた都合上、50歳を超えるとさすがに心身ともに疲弊気味となっていたことから、前年8月末を持ってお世話になっていた会社員を退職させていただき、少し自分の時間を持てるようになっていました。しかし、これまた何となくドタバタが続いていて、ほっとしたのが年が明けて1月になってから。

1月の主なニュースとしては、前年、岩見沢市立中央小学校6年生の授業で、炭鉄港を学ぶお手伝いをさせていただいたのですが、その成果としてNIE実践指定校としての「空知こども新聞」の発行もありました。数年前から学校教育現場にて子ども達と触れる機会が増えていますが、やはり楽しく有意義なものです。

(↑)これらの投稿を機に少し動画投稿も増やしてと目論んでいたのですが、まだまだです。これも一念発起、新年度はしっかりやってみたいと思っています。


■2月はやはり、24日に始まったロシアによるウクライナ侵略

これは現代において、こんな理不尽なロジックで戦争が始まるのか!と衝撃を受けた出来事。しかも現在進行形。

日本国内においても防衛費の増加等の動きがあり、懸念が募ります。何とか平和な世の中が続くことに貢献できればと思う次第。


■3月議会では岩見沢市議会として「ロシア連邦によるウクライナ侵略を非難する決議について」を議決

そして3月の私生活では、1月22日に急遽思い立った、22年ぶりのスノーボード公式戦に選手復帰

ついでに動画編集も練習して、youtubeもちょっとできるようになってみたいと別チャンネルを遊びで立ち上げ。

22年ぶりの選手での公式戦参加はとても良い気分転換。
懐かしい仲間に再開できたりと、いろんな元気を充電することができました。(今年は残念ながら余裕がなさ過ぎて、全く滑る予定はたちません)


■4月は新病院建設地が決定

現在は建設工事基本計画の公募プロポーザルを実施中、年明けの1月中旬には受託者が決定する予定です。

 


■5月は比較的落ち着いた平常運行

議会も平常運行、リンク先のように議会改革委員会や4月に立ち上がった議員定数等検討委員会などが開催され、比較的忙しい日々。またWBCノースファイトの準備等々も本格化。炭鉄港カードの配布も始まり、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟の会長を預かる身としても、これは各地を巡らなければと収集開始。


記憶にも残らない多忙な6月

なんと6月はブログを3本しか投稿できていない。
あらためてスマホのスケジュール帖を確認すると、かなり真っ黒。かといってやっぱりブログを疎かにするとこんな風になっちゃうという典型的な失敗例。

6月は年に4回開催される定例会の2回目。
特にブログに残っていないということは平常運行ということでもあるのですが、それでは情報を発信しているとは言えないので新年度に向けて要反省。


■7月〈夏〉

空知鉄道さんの線路延伸記念式典があったり、岩見沢の歴史や炭鉄港に関する授業等が増えてきたりと、色々とあった7月ですが、ここでは安倍元首相が打たれて亡くなるという大事件がありました。また、その参議院選挙をきっかけに、前年衆議院選挙の岩見沢市内の投票率を調べてみた結果を紹介しています。
やはり地域の高齢化の影響は大きいです。


■8月は忙しいけど大きなことは特になし?

投稿も6月同様、投稿が少ないのですが、その中でも数日間まとめての投稿が多く、日々に追われていた様子を感じます。
https://hiranoyoshifumi.jp/2022/08


■9月は定例会で一般質問、そして炭鉄港ガイド

ふとこの投稿をしながら、9月の第3定例会で行った一般質問の「質問&答弁全文」を投稿していなかったことに気づきます。年が明けたら紹介したいと思います。

その定例会が閉会し、9月後半は東部トップツアーズさんから岩見沢駅周辺の炭鉄港ガイドの機会をいただきました。今回はJR北海道のヘルシーウォーキングと連動した企画。このような正式なツアーで依頼されるのは、数年前の北海道新幹線開業記念時ぶり?

また、地元町会でも同様のガイドの機会をいただき、地元に日本遺産「炭鉄港」の価値が広まっていくのは大変うれしいことでした。結果、今年は沢山の岩見沢市内の日本遺産や炭鉄港、歴史などに関するガイドをさせていただきました。


■10月は密度高めの多忙月

議会活動としては、新病院建設特別委員会で私が行った質問をベースに北海道新聞の2面記事になったこと。

また、決算審査や議会タブレットの配布、ぷらぷらまち歩き3連続ガイドなど、これまた貴重な機会とご縁をいただきました。

ぷらぷらまち歩きは結構な密度で自身も楽しく、充実の10月となりました。

 


■衝撃の11月

11月は家庭内による新型コロナウイルスへの感染や、臨時理事会、他都市調査や空手道清武館大会の開催等々様々ですが、一番大きな出来事は、日本遺産「炭鉄港」を推進した旗振り役であり、私自身、尊敬してやまないNPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長であった吉岡宏高さんが急性動脈乖離にて急逝してしまったこと。

この影響は地域の未来のみならず、私にも大きな変化をもたらします。


激動の12月

議会ではこれまで念願だった岩見沢市議会基本条例の設定を全会一致にて可決。

議会改革も決して順風満帆ではありませんが、着実に進行しています。

プライベートでは故吉岡宏高さんの急逝により、空白となっていたNPO理事長の役をお預かりすることとなったこと。あまりに大きな役割ゆえ、これまでも気持ちの整理がつかず、まだまだ作業的にも精神的にも落ち着くには時間が必要な状況です。それでも残された者で力を合わせ、全力を尽くしていきたいと考えています。


 

私自身、この機会に2022年に投稿した拙ブログを改めて振り返り、色々な感情を思い起こします。

その中には上手く行ったこと、悔しいこと悲しいこと、また力不足を感じたことなど様々です。しかしそのどれもが自身の経験の蓄積となり、また新たな活力に繋がっていることを感じます。

そして全て多くの人との繋がりの上に成り立っていることばかりです。

重ね重ね、お世話になった皆様に感謝の念が湧きます。

令和4年、皆様に心から御礼申し上げると共に、新年度も変わらぬお付き合いを賜れれば幸いです。

どうか宜しくお願い申し上げます。

 

NPO炭鉱の記憶推進事業団の理事長就任について

〈令和4年12月22日投稿〉

11月26日に急逝された吉岡宏高氏が担っていた、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団の理事長職が空席になってしまったため、12月18日(日)に臨時理事会を開催し、新人事等について審議がありました。

その結果、誠に僭越ながら私が理事長役をお預かりすることとなりましたのでご報告させていただきます。

とはいえ、この世界において私は吉岡氏に比べると大人と子どもほども差があり、能力的に見事に劣っています。これまでも組織を支えてきた副理事長や常務理事をはじめとする理事メンバー、そして会員さんや関係各位には、私より能力があり、理事長として適任である方がいらっしゃると思います。しかし、それぞれの事情の中で大変心苦しいながら、私にこの大役が回ってきたということになります。

このNPO法人は、吉岡氏に依存していた独自事業等があり、経営的にも比較的安定していました。しかし、これまで吉岡氏が担っていた部分が抜けると、もしかしたら途端に脆弱な体質が露呈するかもしれません。

ただ、これまで20年以上にわたり、負の遺産と呼ばれがちな炭鉱遺産等々を切り口とし、「あるものでないものをつくる」を地で行く活動を経て、見事に日本遺産認定まで牽引することになったムーブメントです。ここでそれを失うわけにはいきません。その共通した思いを持つ9名の理事、そしてその中で構成される6名の運営委員会の合議により舵取りをしつつ、多くの会員様、関係各位と力を合わせ、何とかこれからの荒波を乗り越え、炭鉄港地域の価値を高めるべく活動していきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


ここで心配されるのが、議会活動との両立は大丈夫か?

ということです。

これは私が50歳になるまでは、【議員】【会社員】の両方をフルタイムで行いながら、【地域活動】もやっていたことに比べると、現在は会社員から時間的に自由になるフリーランスとして活動している事情もあり、この【地域活動】に費やせるエネルギーも十分確保できるのは事実です。また、この地域活動は岩見沢市の将来をより良きものにすることともイコールであり、むしろ議員活動との相乗効果が発揮できると考えています。

よって、この活動が議員活動を制限させるということは皆無であると認識しています。

どうぞご理解いただければ幸いです。

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令和4年 岩見沢市歳末たすけあい運動「見舞金贈呈事業」について

〈令和4年12月22日投稿】

午前中、第2回岩見沢市歳末たすけあい運動義援金配分委員会が開催されました。

昨年も同様の投稿をしましたが、その時は対象者からの申請率が伸び悩みの傾向。

令和4年度は、多少認知されてきたのか昨年に比べると申請率は上がってきています。

しかしまだまだ未申請の方が多い状況で、当初11月30日締め切りだったものを12月28日までと期間延長しています。

■在宅介護世帯
■ひとり親世帯
■障がい児養育世帯

の方々は、今一度ご確認してみてはいかがでしょうか。

詳細は下記リンク先をご確認ください。

http://www.iwamizawa-syakyo.or.jp/info/11246.html

岩見沢市議会基本条例の設定について

〈令和4年12月17日投稿〉

12月5日(月)から始まった令和4年第四回定例会も、昨日、16日(金)をもって無事閉会となりました。

今回の定例会において、最終日に議員提案として岩見沢市議会基本条例を上程させていただき、全会一致にて可決されたことをご報告いたします。

これにより、令和5年4月1日より岩見沢市議会基本条例が施行されることとなりました。

本会議における提案理由説明の様子は、下記youtubeでご覧いただくことができます。

この議会基本条例は、私が委員長を務める議会改革委員会いおいて議長からの諮問を受け、議会改革委員会の第2ワーキンググループ(武田座長)が中心となって、19回にわたり協議を重ねてつくりあげてきたものです。

その想いとしては、本基本条例を岩見沢市議会のあるべき姿を示す最高規範とし、市民の負託に応える岩見沢市議会を築くべく順守、実践するとともに、絶えることなく続く議会改革に積極的に邁進することを決意するものです。

なお、その副次的効果の一つとして、今後、岩見沢市議会議員に立候補したいと考えた人などが、この基本条例を見れば、その役割と責務等をイメージできる様にという思いも込めています。

このように令和3年3月以降、19か月間、19回にわたる協議を経て、この度の上程と相成りました。

その条例の内容については以下のようになります。


岩見沢市議会基本条例

〈目次〉
前文
第1章 総則 (第1条・第2条)
第2章 議会及び議員の活動原則 (第3条―第9条)
第3章 市民参加及び市民との連携 (第10条)
第4章 議会と市長等との関係 (第11条・第12条)
第5章 委員会の活動 (第13条・第14条)
第6章 議員定数及び報酬等 (第15条―第17条)
第7章 議会の機能強化 (第18条―第23条)
第8章 最高規範性及び見直し (第24条・第25条)
附則

前文

直接選挙で選ばれた代表で構成される議会は、岩見沢市まちづくり基本条例におい
て「市の意思を決める議決機関」であり、「市長等による事務の執行を監視し、及びけ
ん制し、市民の意思を政策に反映させる」ことが定められている。まさしく議会とは二
元代表制の一翼を担い、首長と議会がそれぞれの機能を発揮しながら、住民自治を始め
とする日本国憲法に定める地方自治の本旨を目指すものである。
その実現のために、議会は自らの重責を認識し、開かれた議会運営を目指し、議員
は、個々の資質を高めるべく自己研鑽に努め、市民参加を基本としたまちづくりを推進
する責務がある。
よって、我々は、市民の負託に応える岩見沢市議会を築くべく、議会及び議員の関係
性や規範等を明文化し、遵守、実践するとともに、絶えることなく続く議会改革に積極
的に邁進することを決意し、ここに「岩見沢市議会基本条例」を制定する。

第1章 総則

(目 的)
第1条 この条例は、二元代表制における岩見沢市議会(以下「議会」という)及び岩
見沢市議会議員(以下「議員」という)の責務、活動の原則その他の議会に関する基
本的な事項を定めることにより、岩見沢市民の負託にこたえ、もって市民福祉の向上
及び市政の発展に寄与することを目的とする。

(基本理念)
第2条 議会は、市政における意思決定機関として、その責務を果たすものとする。
2 議員は、前項の意思決定機関の構成員として、その責務を果たすものとする。

第2章 議会及び議員の活動原則

(議会活動の原則)
第3条 議会は、市政における意思決定機関であることを認識し、次に掲げる原則に基づ
き行動しなければならない。
(1)市長等による事務の執行を監視し、けん制し、評価を行うこと。
(2)多様な市民の意見を把握し、市政に反映できるよう市民参画の拡充に努めること。
(3)意思決定にあたって、議員間、市長等との自由な討議を通し、合意形成に努めるこ
と。
(4)公正性及び透明性を確保した議会運営を目指し、市民から信頼される議会を目指す
こと。
(5)この条例の趣旨を踏まえ、議会に関して定められた条例、規則及び議会内の申し合
わせ事項等を継続的に見直すこと。

(議員活動の原則)
第4条 議員は、選挙で選ばれた市民全体の代表であることを自覚し、次に掲げる原則に
従い活動するものとする。
(1)市民がまちづくりの主体であることを認識し、一部団体及び地域の代表にとらわれ
ず、市全体のまちづくりの視点で市民福祉の向上を目指して活動すること。
(2)市政の課題全般について、広く市民の意思を把握し、これを政策形成に反映できる
ように努めること。
(3)議会における審議及び政策立案活動の充実を図るため、積極的に調査研究、自己研
鑽に努めること。
(4)議会活動について、積極的に情報の発信を行うとともに説明責任を果たすこと。

(議員の政治倫理)
第5条 議員は、市民全体の奉仕者として、政治倫理及び人格の向上に努め、常に良心に
従い、誠実かつ公正にその職務を行わなければならない。
2 議員の政治倫理に関し必要な事項は、別に定める。

(議長及び副議長)
第6条 議長は、議会を代表する立場として中立かつ公平な職務を行い、議会の秩序保
持、議事の整理及び議会事務を統理する。
2 前項の規定は、副議長が議長の職務を行う場合について準用する。この場合におい
て、同項中「議長」とあるのは「副議長」と読み替えるものとする。

(会 派)
第7条 議員は、議会活動を円滑に実施するために、会派を結成することができる。
2 会派は、議会運営、政策形成に関し、必要に応じて会派間で調整を行い、合意形成に
努めるものとする。

(議会の合意形成)
第8条 議会は、言論の府であることを十分に認識し、議員相互間の公平で自由な討議を
中心に運営されなければならない。
2 議会は、本会議及び委員会において、議案の審議及び審査にあたり結論を出す場合に
あたっては、合意形成に向けて議員相互間の議論を尽くすように努めるものとする。

(災害時の議会対応)
第9条 議会は、災害等の緊急の事態が発生したときは、総合的かつ機能的な活動を図る
ことができるようにするため、危機管理体制の整備に努めなければならない。
2 議会は、災害復旧に必要な予算を迅速に決定するなど復興に向け積極的に役割を果
たすよう努めなければならない。
3 災害時の議会の行動基準等については、別に定める。

第3章 市民参加及び市民との連携

(市民参加及び市民との連携)
第10条 議会は、情報技術の発達を踏まえた多様な広報広聴手段を活用し、議会広報の
充実を図らなければならない。
2 議会は、市民の意向を議会活動に反映することが出来るよう、広く市民の意見を聴取
する機会の確保に努めなければならない。
3 本会議及び委員会は、公開を原則とする。
4 議会は、地方自治法に規定された公聴会制度及び参考人制度を十分活用し、市民の専
門的な識見等を議会の政策形成に反映させるよう努めなければならない。

第4章 議会と市長等との関係

(議会と市長等との関係)
第11条 議会は、二元代表制の下、市長等の執行機関と対等で緊張感のある関係を構築
し、市長等の事務の執行を監視及びけん制し、評価を行うとともに、政策の立案及び提
言を通して、市政の発展に取り組むものとする。
2 本会議及び委員会における質疑及び質問は、広く市政の課題に関する論点及び争点
を明らかにするため、一括方式によるほか、一問一答方式で行うことができる。
3 市長等は議員からの質疑及び質問を受けたときは、その論点を整理するため、議長又
は当該委員会の長の許可を得て、当該議員に対し反問することができる。

(政策等に対する説明の要求)
第12条 議会は、市長等が政策を提案した場合、議会審議における論点を整理し、その
審議を深めるため、市長等に対し必要な情報を明らかにするよう求めることができる。

第5章 委員会の活動

(委員会の役割)
第13条 委員会は、本会議における能率的な審議及び表決を行うため、審査機関及び調
査機関としての役割を担うものとする。
2 委員会は、市政の課題に迅速かつ的確に対応するため、その専門性及び特性を十分発
揮しなければならない。

(委員会の運営)
第14条 委員会は、委員の資質向上及び政策の充実に資するため、独自に調査研究する
よう努めるものとする。
2 委員会は、審査及び調査に当たっては、市民に対し分かりやすい議論を行うよう努め
なければならない。

第6章 議員定数及び報酬等

(議員定数)
第15条 議員定数は、市政の現状及び課題、議会の審議能力並びに市民意思の適正な反
映を確保するなど、総合的な観点から、別に条例で定める。

(議員報酬)
第16条 議員報酬等は、市民の負託に応える議員活動の対価であることを基本として、
別に条例で定める。

(政務活動費)
第17条 政務活動費の交付を受けた会派又は議員は、政策立案又は議案等の審議及び
審査のための調査研究等に資する活動費用として活用し、その使途を収支報告書とと
もに議長に報告し、透明性を確保しなければならない。
2 政務活動費の交付に関し必要な事項は、別に条例で定める。

第7章 議会の機能強化

(議会改革)
第18条 議会は、社会環境及び経済情勢等の変化を的確に把握し、新たに生ずる市政の
課題を適切かつ迅速に対応するため、継続的に議会改革に取り組むものとする。

(議員研修の充実強化)
第19条 議会は、市政の課題を多角的な視点から捉え、議員の政策形成及び立案能力の
向上を図るため、議員研修の充実及び強化に努めるものとする。
2 議会は、議員研修及び調査研究の実施状況を、議会広報、ホームページその他の広報
活動により公開するものとする。

(調査研究のための機関の設置)
第20条 議会は、審査、諮問又は調査のため必要があると認めるときは、調査のための
機関を置くことができる。
2 専門的事項に係る調査を行うときは、必要に応じて、学識経験者等を活用するものと
する。

(議会事務局の体制整備)
第21条 議長は、議会及び議員の政策立案能力を向上させ、議会活動を円滑かつ効率的
に行うため、議会事務局の調査活動の充実及び法制能力の強化を図るとともに、議会事
務局の組織体制の充実に努めるものとする。

(議会図書室の充実)
第22条 議会は、議員の調査研究のため必要な図書及び資料を収集し、議会図書室を適
正に管理運営するとともに、その機能の強化に努めるものとする。
2 議会図書室の管理運営について必要な事項は、別に条例で定める。

(予算の確保)
第23条 議会は、議事機関としての機能を確保するとともに、より円滑な議会運営を実
現するため、市長に対し、必要な予算を確保するよう求めることができる。

第8章 最高規範性及び見直し

(最高規範性)
第24条 この条例は、議会における最高規範であって、議会は、この条例の趣旨に反す
る議会の条例、規則等を制定、改廃してはならない。
2 議会及び議員は、この条例に定める理念及び原則並びにこれらに基づいて制定され
る条例及び規則等を遵守し、議会を運営しなければならない。
3 議会は、議員にこの条例の理念を浸透させるため、一般選挙を経た任期開始日以後、
速やかに、この条例の研修を行うものとする。

(見直し手続き)
第25条 議会は、この条例の目的が達成されているか否かを、毎年、議会運営委員会に
おいて検証し、公表するものとする。
2 議会は、前項の検証の結果により、この条例の改正を含む適切な措置を講じなければ
ならない。
3 議会がこの条例を改正するときは、本会議において、改正の理由及び経緯を詳しく説
明しなければならない。

附則

この条例は、令和5年4月1日から施行する。

㈱ワークヴィジョンズの西村浩さんが岩見沢へ!まちづくり系に興味のある方はぜひご参加してみてはいかがでしょうか!

〈令和4年12月4日投稿〉

岩見沢複合駅舎の設計でお馴染みの西村浩さん。

㈱ワークヴィジョンズの西村さんといえば、今や飛ぶ鳥を落とすが如くの大活躍で、建築業界のみならず”まちづくり系”の界隈でも非常に有名な方になってしまいました。

元々、刻印レンガの「岩見沢レンガプロジェクト」や「いわみざわ駅まる。」等々でも随分とお世話になりましたが、私の印象としては、我々凡人にはなかなか見えないものを、その知識と経験、そしてセンスによって、しっかりと見据えている天才の一人という感じです。

また、その能力をひけらかすことなく決して偉ぶらず、とても気さくな方。

改めて凄い方だと思っています。

西村さんとは先日、故吉岡宏高理事長の告別式にて、かなり久々にお会いしましたが、大きく進化した西村イズムを岩見沢でお話いただけると思うと楽しみです。


その岩見沢に来ていただける理由は、岩見沢市商店街振興組合連合会青年部の前野さんの企画で、下記のようなものです。

どなたでもご参加可能で、事前申し込みも不要とのこと!

もちろん私は楽しみに参加させていただきます。

ぜひこれからのまちづくりの事に興味がある方はご参加してみてはいかがでしょうか!

こんな機会は滅多にないと思います。

(下記は12月3日発行のプレス空知記事です)

議会改革委員会より議会基本条例に関する答申を行いました。

〈令和4年12月3日投稿〉

11月28日(月)10時より議会改革委員会を開催し、これまで進めてきた議会基本条例の最終版についての確認を行いました。結果、その内容で議長へ答申することが決定し、翌29日(火)に議会改革委員会委員長の私と、基本条例の制定に向けた第2ワーキンググループの座長として尽力していただいた武田座長と共に、議長への答申をさせていただきました。

これにより、12月定例会の最終日に上程し、審議を受ける予定で進行中です。

その詳細については、審議終了後に改めて詳しく紹介させていただきたく存じます。

故吉岡宏高氏へ哀悼の誠を捧げます

【臨時記載(偲ぶ会終了後に臨時記載分を削除します)】

「吉岡宏高さんを偲ぶ会」のご案内

歳晩の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のこととご拝察申し上げます。

さてこの度、本年11月26日に急逝いたしました、当NPO法人炭鉱の記憶推進事業団 理事長であった吉岡宏高とご縁のある皆様にお集まりいただき、その生前の足跡を振り返りたく「偲ぶ会」を相営みたく考えております。

つきましては時節柄大変ご多用中のことと存じますが、下記のとおり執り行いますので、どなた様もお気軽にご臨席いただきたくご案内申し上げます。

令和4年12月19日

主催「吉岡宏高さんを偲ぶ会実行委員会」
実行委員長 大橋二朗(NPO法人炭鉱の記憶推進事業団副理事長)

日時 令和5年1月14日(土)午後1時より

会場 駅東市民広場「イベントホール赤レンガ」

〒068-0034 岩見沢市有明町南1番地14  電話0126-22-5871

以上

*なお当日は平服にてご参加ください。

*詳細については、こちらもご覧ください。
https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3346.html



〈令和4年11月28日投稿〉

今朝の新聞記事でも掲載がありましたとおり、11月26日の夜、長年にわたり〈炭鉄港〉等の活動を推進してきた吉岡宏高氏が急逝大動脈解離により急逝されました。

1999年から20年以上にわたり、「負の遺産」と言われてきた炭鉱遺産を地域固有の資源として活用することを広め、「あるもので、ないものをつくる」を具現化すべく先頭に立って突き進んできてくれた人です。

その人となりは温厚で、しかし強烈な個性と「天才」という表現しか浮かばない、広範囲で膨大な知識量を持ち、我々凡人には見えていないことを常に見つめながら歩みを進めてきた人。私は身近にいる数少ないスーパーマンの一人として尊敬していました。

NPO炭鉱の記憶推進事業団の理事メンバーの言葉を借りると「吉岡さんは機関車。私達はその機関車に引っ張られてついていく貨車」という表現がピッタリでした。その機関車を失った貨車は一体どうなるのか。

でも私達はせっかく日本遺産「炭鉄港」として芽吹いた価値を失うわけには行きません。

この小樽と室蘭にあった北炭の石炭積み出し桟橋の様に、機関車から貨車が離れ、貨車だけで自動で反転して戻っていく様に、貨車にだって意地を見せることができるような気がしています。吉岡理事長の残した功績は非常に大きく、すでに各地でその種が芽吹いています。

これまでのように、全部を見渡せるスーパーマンはいないかもしれないけれど、地域やジャンルに特化した種も「集合知」になれば何とかなるはず。私達はそんな「種」として、そしてこれまで引っ張ってもらってきた「貨車」として、その意地を見せていかなくてはならないと思っています。

少なくとも私はほんのちっぽけで微力だけれど、何かできることを模索していきたい。

今の疲弊した地方にとって、自分たちのまちのアイデンティティを再構築し、負の遺産をプラスの価値に変換できるこの「炭鉄港」をしっかりと育てていかなくてはならないと思っているのです。


故人との思いでは沢山あります。

しかしその膨大な知識量に、いつも「へぇー!」と感心して頷くばかり。あまり頭の良くない私にとっては、その「へぇ~!」があればあるほど、終わってみれば「凄い面白かったけど、なんだったっけ?」という様な情報過多の状況。色々と教えてもらった分の、せめて10分の1でも記憶に残っていれば、私ももう少し戦力になれたのにと思うと悔しくてなりません。まさかこんな突然居なくなるとはほんの1ミリも想像していなかったのです。

いつでも聞けば答えてもらえる。

そんな存在だと思いこんでいました。

本当に残念でなりません。


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新型コロナウイルスへの感染

〈令和4年11月28日投稿〉

先週、とある日の朝から発熱。

その直前に家族が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、怖いなと思っていた矢先でした。

よって、私が発熱した時点で、ほぼ間違いなく陽性だろうという判断。
我が家はすでに誰も外出することが叶わないことから、市内の実家に連絡し、抗原検査キットを薬局で購入してきてもらい自分で検査。

検査結果としては、残念ながら見事な2本線が現れ、そこから本格的な自宅療養となりました。


検査の後はインターネット経由で陽性者登録を行い、以下の様なメールが来て陽性者登録申請が完了しました。


私の症状としては、発熱と咳がズルズルと続き、1週間寝込んでしまいました。

特に、昼間は比較的落ち着くのですが、夜になると悪寒と関節や筋肉の痛みで眠れないこととなり、想像よりかなり苦しい日々でした。行動制限が解除された現在も、発熱こそないものの、咳はもちろんのこと体温調整がうまくできず、寒さや暑さに悩まされますが何とか回復に向けて養生中です。

今回、私の濃厚接触者となってしまった方々は、ことごとく陰性で一人も感染者が出なかったのが幸いですが、この静養期間においては、スケジュール変更等、様々にご迷惑をおかけした場面がありました。関係各位に対し、ここに謹んでお詫びする所存です。


いざ自分が罹ってわかったこととして、発熱の度合いはさほどではなかったものの、悪寒と各部の痛みは本当に厳しいものがありました。また現在も怠さや咳、体温調整があまりうまく機能していないなど、後遺症とまではいわなくても体調が万全でないことを自覚しています。

国としても、今後、2類から5類へという議論も進むかと思います。

経済活動等を軽視するわけにはいかないため、現在の重症者や死者数であれば、ここは舵を切るのも必要な気がしています。しかし、症状の程度によってはこれまで経験した風邪と比較すると、ちょっと厄介な印象です。

個々の対策として、あらためて感染には気をつけていきたいと思っています。

某小学校4年生の座学へ

〈令和4年11月16日投稿〉

春の岩見沢発祥の地公園での授業に引き続き、先日の万字炭鉱跡のズリ山登山をした某小学校4年生!

秋晴れの下、某小学校4年生とズリ山登山!

その私担当の3回授業の最終回として、教室での座学の機会をいただきました(今週の金曜日には、最後の仕上げとなる「NPO炭鉱の記憶推進事業団」の北口事務局長からの座学が一つ残っています。〉。

今回のテーマは「岩見沢の歴史と炭鉄港」です。

授業時間直前に学校に着いたら、数人の生徒が職員室の前にいてくれ、歓迎とともに教室まで案内してくれました。その道中はズリ山登頂のときの話が尽きません。とても楽しい思い出になってくれたようで嬉しく思います。

さて、今回はフィールドワークではなく座学!

まだ習っていないことばかりで、結構難しい話題も出てしまいます。

岩見沢の歴史を語る上で外せない「明治維新」や「産業革命」をできるだけわかりやすく砕きながらも、そこはやっぱり簡単ではありません。それでも最後まで一生懸命聞いてくれました。

今はあまりピンと来なくても、この一連の流れがいつかどこかで繋がるときがくると信じています。

その時に、岩見沢に対しての誇りや愛着が高まってくれれば嬉しく思います。

この度はお付き合いいただき、誠にありがとうございました♪
ぜひこれからも岩見沢のことを少しずつ学んでいっていただければありがたいです。