〈炭鉄港〉に関連するドイツ先進地視察〈2:1日目〉

〈令和元年8月24日投稿〉

1:序章より続く

8月21日(水)は合流した全員である7名での視察。

まずは巨大な工業地域の中に残された製鉄所等の跡地である、デュイスブルグの北景観公園へ向かいます。


道中、駅では炭鉱遺産等をイメージしたデザインを随所に見ることができます。

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過去に隆盛を極めたルール工業地域において、環境に与えた悪影響や、隆盛からの衰退、また人間がつくったものが自然に侵食(復元)されていく様子を感じることができます。

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(↑)この様な壮大な施設が沢山のこされていて、公園として整備されています。

中ではアートの展示がなされていたり、、

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クライミングを楽しむ人々がいたり、、
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更にはカフェやショップがあって多くの人が集ったりしています。
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この様な衰退した産業遺産が、視点を変えることで人が集まる価値をもち、またその中で過去からの時の流れを感じることができ、環境問題等を含め未来への示唆を与えてくれる場所となっています。

次の動画では工場跡に入り、上まで登った様子を撮影しています。
周囲に広がる膨大な工業団地が自然に戻っていく様子もわかると思います。ぜひ御覧ください。


北景観公園の次はオーバーハウゼンのガソメーターへと向かいます。

ここは高さ100mを超える巨大なガスタンク。

手前の森ではアスレチックがあり、大人から子どもまで大きな木の上で楽しんでいました。さすが森の民族という印象です。

またこのタンクは外から見るだけではなく、中ではアート展示がなされていました。今回はマッターホルンをテーマにしていて、1階ではパネル展示等を実施しており、上階では逆さまに吊るしたマッターホルンが陽の光などで変化していく様子を表現しています。

このアートは天井をみるスタイルのため、真っ暗な空間に寝そべって多くの人が見ています。(下の動画では時間の都合上、この部分を早送りにしています。)

ぜひ動画を見て、その巨大さと中の様子、そして屋上からの景色を御覧ください。

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1日目は主にこの2箇所を見学しました。

この日の歩行データは以下の通りです。

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(例年の歩行数は2万5千歩程度ということなのですが、今回はエッセン周辺で鉄道工事によるバス代替えの影響があり、ちょっと少なめとなりました。)

*2日目に続きます。

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