〈令和元年7月8日投稿〉
民生常任委員会終了後、駆け足で「炭鉄港」日本遺産構成文化財のある栗山町と安平町へお伺いしてきました。
どちらも町議会事務局へお邪魔し、北海道「炭鉄港」市町村議員連盟に賛同し、加盟していただける方がいらっしゃれば是非!というご案内のお願いです。
その帰り、せっかくなので道の駅へ寄ってみました。
ここには炭鉄港の日本遺産構成文化財45のうちの一つであるD51 320号機が展示されています。
本日この目で見るまでは「D51なら日本中にもあるし、私たちの岩見沢にもあるけど何が違うのだろうか?」という興味を持っていました。
しかし、この日初めて目にしたD51 320号機の佇まいは只者ではありませんでした。現存するD51の中で最も保存状態の良い機体という噂のとおり、圧縮空気で自走するレベルの可動部は産まれたばかりの様な美しさ。
シリンダーに滲むオイルも自走できる証拠の如く、なにやら凄みのある雰囲気バリバリです。細かな真鍮のパイプも見事。
願わくば時間を合わせて、実際に動くところを見てみたいと思わせる美しさ。さすが日本遺産‼️と納得の保存状態でした。
追分は石炭と共に歩んだ鉄道のまち。
岩見沢も同じく石炭と共に歩んだ鉄道のまち。
しかも操車場などは東北以北最大と言われた国内でも有数の鉄道のまちであり、明治期にはレールセンター付近に道内最大の鉄道工場施設群があったことすら、多くの岩見沢市民の記憶には残ってはいない。
この安平に来て、まちの歴史に敬意を表し、それを前面に押し出せるまちの強さを垣間見ることができました。(もちろんこの一面だけではありません。)
どこのまちにも、発展してきた根拠があり、それら多様な要素を紐解けば、しっかりとした地域アイデンティティが明確になるはず。それは人を呼び込むオリジナルの価値となると信じています。
私も、より説得力を身につけることが出来るよう、まだまだ広く地域の価値を知り、編集していくべく努力していかなくてはなりません。そのための一つとして、この「炭鉄港」は重要な切口であると認識しています。
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