平成27年2月28日(土)&3月1日(日)
旭川の地にて14年ぶりのFISスノーボードワールドカップが開催されました。
今シーズン急速にレースに打ち込み、日々充実している息子の目を肥やすため(?)にも、滅多に見ることのできない本物に触れるチャンスのため、張り切って行ってきました。
また、行くと昔の仲間や、大変お世話になっていたメーカー関係の方々などにも15年ぶりに再会できて、もの凄く楽しい時間となりました。
今回は有名な竹内智香選手が出場することもあり、観客の数も凄いものがありました。この様な環境でレースができる選手にも良いことだし、普段目にすることができないトップアスリートが100分の1秒を競う研ぎ澄まされた空気感を肌で感じることができるのは、応援にきていた多くの子ども達にとても貴重な経験になったことでしょう。
そのような環境下、強烈なプレッシャーもあったことが想像出来る中で、竹内智香選手は1日目のPGSを予選1位で通過。この勝負強さは本物で、地元での優勝も期待できるところでありましたが、残念ながら決勝の一発勝負のノックダウン方式でミス。5位に終わってしまいました。それでも日本人が世界の中心で活躍している姿は感無量です。
また、日本男子の滑りも大いに注目に値します。
私が現役の頃に、中学生として急成長していた川口晃平選手。彼が岩見沢に来て、一緒に萩の山で滑ったこともある可愛い後輩ですが、今や日本の超TOPプロ。今回のワールドカップももの凄く良い滑りをして決勝進出の期待が膨らんだのですが、残念ながら予選敗退。
それでもコンマ差での敗退であり、私が現役の頃にとてつもなく大きかった海外選手との差は、本当に僅差になっていることに感動を覚えました。これはもの凄いことです。
そんな事から、とても刺激をもらったワールドカップ。
まさか世界の滑りが、直で見られるとは思ってもいませんでしたが、関係各位の努力により日本開催が実現。
少しでもマイナー競技の人口が増えることを期待するところです。
また、我が家の息子はすっかりスイッチオン!脱臼した右肘を押さえつつ「滑りたい」という想いで頭がいっぱいの模様・・。
そんなに夢中になれるものを見つけられるというのは、何よりも幸せなこと。更に上を目指す中で様々な壁にぶつかりつつ、キツイことや悔しいこと、それを乗り越えた達成感などをどんどんと蓄積していってくれると嬉しいです。結果は全てでは無いけれど、結果を出すことを目指す過程で得られるものが何より大事!そう思ってます。
何より私にとっては、思春期の息子との共通の話題があるというのは、普段会話の少ない我が家的には何よりありがたいことです(笑)
下の動画は3月1日の男子決勝の模様
(埋め込み規制が入っているようなので、表示される[youtubeで見る]というリンクをクリックしてください)
2月28日のPGSはこちらのリンクからどうぞ。
http://youtu.be/nr8tz2l87s0?list=PLMXzWAhAtpaRxq2pU-5ICXnFS4hvs3f7A
ちなみに、今日はこのワールドカップに出場した海外のTOP選手や国内のTOP選手が出場する、究極の草レースが東川町で開催されています。
何と賞金総額150万円という規模で、東川町及び関係者の本気が見えました。
http://www.canmore-ski.jp/
凄いです。