9月30日(月)
午後より北地区町会連絡協議会区域内にある北ふれあいセンターにおいて、表記の会議がありました。
現在の予定としては、平成27年1月より分別方法の変更があり、同年4月より有料化が始まります。
(今回は地元の町会長さんの隣に座らせていただいたゆえ、一番前の席となったため会場の全体写真や参加者が何名ぐらい来ていたのかを正確に把握することは出来なかったですが、ザッと80人以上はいたような気がします。)
井戸端会議の内容は、まずは市役所側の説明として基本原則としての施策から始まり、現在の状況について、そして、ごみ減量化に向けた施策とスケジュール等の解説、各家庭におけるグラム単位での減量の重要性、今後の有料化や新施設稼働に伴う分別や収集回収の変更等の説明が主となっていました。
その市役所側の説明の後に質疑応答となるのですが、それぞれに想いを持った方々が集まっているので、なかなか質疑が尽きません。その内容は、コンポストの助成や普及率についての事から、他都市との生ごみ処理方法の比較、またごみ処理が完全に無料なのは現在北海道内の市では岩見沢だけであるものの、全国の市町村で見れば有料化率は6割ぐらいなこと等々や、これまでの不祥事が発生した市のごみ行政に関する不信感からくる発言等、様々なものがありました。
当然、ごみの有料化に向けた批判の声も少なからずあったわけですが、あくまで私感として、この有料化については一概に悪いことばかりではないと感じています。少なくとも、これから少子高齢化、人口減少の流れの中において、あらゆる行政サービスが無料であるという概念からは変化を必要とされていると感じており、これまでは個々の視点で運営が成り立ってきたものが、市民一人ひとりにおいても全体最適を考えることの重要性を育んでいく一歩にもなりうるのではないかと期待をするところです。
とは言っても、40Lの袋で80円という事で考えると、40Lの袋がかなり大きいとは言え、それを一袋ゴミステーションに出すたびに、直接的に80円を意識すると結構な負担に感じる方々もいると想像します。私自身、その袋の現物を見て、これが80円か・・と考えると、これまでとは異なる意識にならざるを得ないとも感じました。(それがごみ減量化への原動力にもなりうるわけですが)
また、社会保障という面においても慎重に議論をしなければならないところではありますが、私自身、概ねの感覚で行けば有料化はやむなしという意見を持っています。
ただし、その集めたお金がどのように使われ、また市民にとってプラスになる循環となっていくかどうかが重要であり、それがきちんとしていれば多くの方々にとって有料化も納得できるものになるかと思います。そして、それをチェックするのが議員としての大事な役割の一つであると認識をしていますので、しっかり努力をしていきたいと考えています。
他にも質疑の中では、収集回収の変更に伴う不安の声もありましたが、これまでに比べ、圧倒的に燃えないごみの割合が減ることを考えると、平成27年の1月に訪れるであろう変更時のみ多少の混乱があるかもしれませんが、一度軌道に載ってしまえばそれぞれに恩恵を得られることになるのではないかと感じます。
この井戸端会議のスケジュールですが、10月の日程は以下の通りとなっています。
(クリックすると拡大します)
記載の通り、まだまだ続きますので是非とも足を運んでみては如何でしょうか。
*これまでのごみ減量化検討委員会の資料はこちらから見ることができます。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/i/kakuka/kankyou/gomi/kaigi.html