カテゴリー別アーカイブ: 定例会議関連

〈令和3年第3回臨時会〉新型コロナウイルス感染症に係る経済対策

〈令和3年4月22日投稿〉

20日(火)に表記補正予算を主とした臨時議会が開催されました。

総額5億5,425万円となり、主な内容としては以下のとおりです。

【雇用の維持と事業の継続】

■タクシー等宅配支援事業(70万円)
新型コロナウイルス感染症の影響による対策として、人と人との接触機会の低減、新たな表対の普及・定着を図り、利用客が減少しているタクシー事業者等と飲食店の売上回復に寄与する。


■バス路線維持支援事業(2千万円)
同影響により、市内バス路線の利用が大きく落ち込んでおり、感染防止対策を含めた事業の継続を支援。


■高齢者・障がい者外出支援事業(5千万円)
同影響により利用が落ち込んでいるタクシーの利用を促進すると共に、高齢者及び障がい者の新型コロナウイルスワクチン接種会場への安心安全な移動手段の確保を図るため、運賃の一部を助成するタクシー利用券の交付(令和3年度中に65歳以上に達する者、身体障害者手帳・療養手帳・障害者保健福祉手帳を持つ16歳以上の者へ2,200円/人)


■小規模事業者等経営サポート事業(6千200万円)

(1)経営サポート給付金(飲食業)
会食自粛によるダメージが大きいため、飲食店の事業継続と雇用の維持に向け支援(要件は前回同様、3千万円~10万円×300事業所を想定)。

(2)経営サポート給付金(特別加算)
コロナ禍で窮地にある飲食業と連動して影響が拡大した場合、その業種を支援する(要件は前回同様、2千万円)。

(3)事業再構築促進補助金
国が行う中小企業等事業再構築促進事業の要件外(事業費150万円未満)をカバーする。
・補助額 25万~50万円(上限)
・補助率1/2
・要件 コロナ以前と比較して10%以上の売上減少


■プレミアム商品券事業
地域経済の再起動促進
・発行部数:100,000セット
・発行総額:10億円+プレミアム3億円
・プレミアム率:30%
・販売内容:1セット1,000円×13枚
・対象:市民


■観光誘客促進事業
(1)宿泊等割引支援事業
コロナ禍により低迷している宿泊稼働率の向上を図るため、市内宿泊施設を利用した場合に宿泊費を補助する(3,000円×3,000人+事務委託料=1千350万円)。

(2)体験観光促進事業
ウィズコロナの経済社会変化に対応するため、観光協会が販売する体験プログラムの費用を半額補助(100万円)。

(3)誘客促進事業
ウィズコロナの経済社会変化に対応するため、札幌のホテルと連携して岩見沢産食材を使ったメニューの開発及び提供を行うことで、宿泊施設での地元食材を使ったメニューの充実及び誘客促進につなげる(200万円)。



【低所得の子育て世帯に対する生活支援】

■子育て世帯生活支援特別給付事業
コロナ禍による影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、子育て世帯支援特別給付金を支給。
・対象者
①令和3年4月分の児童扶養手当受給者(申請不要:対象1,146人)
②公的年金等を受給していることにより、令和3年4月分の児童扶養手当の支給を受けていないもの(要申請:対象21人)
③家計急変に伴い、収入が児童扶養手当受給水準まで減少している者(要申請:対象76人)

・給付額 児童一人あたり一律5万円(1,243人×5万円+事務費450万円)

*今回はひとり親世帯のみ。その他の低所得世帯については、現在国が制度設計中。



【感染症病棟勤務職員に対する定期PCR検査の実施】

総合病院の感染症病棟に勤務する医療従事者の安全安心の確保と院内感染防止を図るために、定期的にPCR検査を実施。検査に係る費用は診療報酬の対象外となるため、材料費実費分を病院事業会計で負担するもの。

・対象期間:令和3年4月1日から令和4年3月31日まで
・検査頻度:週1回
・対象職員:感染症患者等の対応をする医師(内科医及び小児科医)、感染症病棟勤務の看護師及び看護師助手
・対象者数:25名
・検査に係る材料費:4,000円/回(4,000円×25人×52週=520万円)

となります。

他に専決処分の承認と人事案件等が審議されました。

次回は5月に臨時会が開催され、それぞれ任期満了となる役職等についての決定がなされる予定です。

第1回議会改革委員会が開催されました。

〈令和3年3月1日投稿〉

本日より令和3年第1回定例会が開会しました。
日程、付議事件等はこちらから御覧ください)

後ほど市のホームページでも更新されると思いますが、市長による〈市政方針〉、教育長による〈教育行政方針〉の演説がありました。

また、本会議終了後、正副委員長会議があり、さらにその後、表題の通り第1回目となる「議会改革委員会」が開催されました。

その中で、大変僭越ながら私が委員長として任命いただき、これまでの約2年間、議会改革推進特別委員会で協議してきたことを、いよいよ現実のものにするために動き出すこととなります。

本日は正副委員長の互選の後、議長より書面による諮問を受け、次回からワーキンググループごとの議論に入っていく予定です。

スクリーンショット 2021-03-01 154356
(ちなみにこの画像は、委員会中の画像がなかったため、会派控室でイメージとして撮りなおしたものです。ご容赦ください。)

諮問された内容としては、ペーパーレス議会、本会議一問一答方式の導入、長期欠席に伴う報酬取り扱い、議員間で協議または調整を行うための場の設置について、そして様々な議会の仕組み整理を含む「議会基本条例」の制定となります。

議会基本条例は形ありきではなく、これから1年間をかけて岩見沢市議会に備わるべき要素を探り、その後の1年間で形にしていくという、長期的でより本質的な作業をしていくこととなります。


議会改革は自身の選挙時にも訴えさせていただいてきたもの。

「議会が変われば市役所が変わり、市役所が変わればまちも変わる。」そんな思いを持ってしっかりと改革を進め、市民から信頼される議会へと変化していきたいと意気込んでいるところです。

令和3年第2回臨時会の結果について〈除排雪費・新型コロナウイルスワクチン〉

〈令和3年2月26日投稿〉

遅ればせながら表記臨時議会の内容を記録しておきます。

本臨時会は令和3年2月12日(金)13時より開催されたものです。


■■除排雪事業補正予算について(2回目)

当初予算  13.6億円
補正予算①   6億円(1月15日臨時議会にて)
補正予算②   2億円(2月5日臨時議会にて)

計     19.6億円

となりました。

実は来週月曜日から開催される第1回定例会において、3億350万円の補正予算が提案されていますので、これが可決されれば今シーズンの除排雪費合計は23億1488万円と過去最高の金額となります。


もう一つの補正予算が〈新型コロナワクチン接種対策事業補正予算について〉となり、今後全国的に実施されるワクチン接種を行うための費用となります。

これに関する全体額が4億5846万円となり、内訳は以下の通りです。
スクリーンショット 2021-02-26 162158

財源は

①新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金(国10/10)
②新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金(国10/10)

となり、全額国から手当されるものとなります。

いずれにせよ、任意とはいえ短期間に全国民を対象としたワクチン接種は人類史上初と言っていい状況と思われますので、医療機関や市の担当においても常に変化する国の動向に左右されながら、非常に難しい課題をクリアしていく必要があり、日々努力を積み重ねているところと認識しています。

令和元年第4回定例会一般質問議事録について~1)市が所有・管理するパークゴルフ場の考え方について 2)炭鉄港の取り組みについて

〈令和2年10月9日投稿〉

昨年の第4回定例会の議事録を掲載できていませんでしたので、振り返って紹介させていただきます。

この時は以下の様な発言通告で実施しています。


1 市が所有・管理するパークゴルフ場の考え方について

(1) 利用者数の推移と動向等について
① 利用者数の減少はどのような状況か
② その理由をどのように分析されているか
③ 利用者の年齢構成について

(2) パークゴルフ人口増への対策と健康寿命延伸への有効活用について
① 若年層の新規参入と世代間交流を期する未成年者同伴への優遇について
② 健康ポイントとの連携等、積極的な施策推進について

(3) 利用料金の現状について各施設において料金設定の不均衡が生じている経緯について

(4) より多くの人が利用しやすい環境づくりに向けて
① 料金の不均衡を是正する見直しと利用しやすい金額設定について
② シーズンパス制度などの新たな制度の導入について

(5) 市内パークゴルフ場における一元管理について
① 施策、管理等の一元化について
② 情報発信について2 炭鉄港の取り組みについて

2.炭鉄港の取り組みについて

(1) このたびの日本遺産認定を受け、今後の利活用について
① 市からの情報発信の必要性について
② 市独自での状況把握と活用推進について


続きを読む

令和2年度第3回定例会が始まります。

〈令和2年9月28日投稿〉

本日の13時より、表記定例会が開会いたします。

先日の市長選があった影響から、通常より遅い開会となっており、内容としても市長の所信表明と代表質問があることが一般的な9月議会とは異なります。

2020_3nittei

また、コロナ禍において、極力密を避けるための手法として、委員会は事前通告制により、必要性のある説明員のみの出席、並びに拘束時間の縮減を目的とした一問一答方式を用いず、一括方式のみの質疑となっています。

代表質問並びに一般質問においても、これまでの新型コロナウイルス感染症対応と同様に質問時間の短縮が継続しています。

なお、岩見沢市議会の日程、付託事件表等々はこちらからご覧になることができますので御覧ください。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/2000314/

また、本会議のインターネット中継はこちらからご覧になることができます。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3096453/

令和2年 第2回臨時会補正予算について

〈令和2年8月11日投稿〉

本日は、10時半より議会運営委員会の事前会議からスタートし、先ほど、表記臨時議会が開催され、原案の通り可決されました。

その内容は以下のとおりです。

1)一般会計~主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金対象事業として、多岐にわたり上程されました。その金額は約9億2千万円。

目立った事業として少しだけご紹介すると

❐小規模事業者等経営サポート給付金事業における対象拡大
~一般社団法人や介護・福祉サービス事業者、病院・歯科医院、市場卸売事業者等が対象に追加されました。

❐新生児特別定額給付金事業
~国の特別定額給付金基準日(R2.4.27)の翌日以降に生まれた新生児の母親等に対し、新生児1人につき10万円を支給する(対象者:約400名)

❐プレミアム商品券事業
~経済対策として地域経済の活性化を促すためプレミアム商品券(プレミアム率30%)を発行(発行総額10億円×プレミアム率30%として3億円の計上+委託費、事務費)

などがあります。

*以下、表のPDFデータは市のwebサイトより転載

20200811-1

20200811-2

続きを読む

令和2年第2回定例会について

〈令和2年6月15日投稿〉

本日より6月議会が開会されます。

先日の投稿において一般質問等のスケジュールを記載いたしましたが、12日(金)の議会運営委員会を経て、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえた日程の変更が決定しましたのでお知らせいたします。

慣例でいけば、今週の19日(金)から一般質問になる予定でしたが、現在、市内の新型コロナウイルスを取り巻く環境は3月議会開催時よりも厳しい状況であることは間違いありません。

よって、接触時間を抑制すること、また、新型コロナウイルス感染症の対策に注力すべき時期と判断し、理事者の議会拘束時間を極力抑えることを目的とし、各派の幹事長会議において、各議員における一般質問の持ち時間を半分にすること、並びに一般質問の登壇者は、それぞれの会派から1名を代表に選出して実施することで大幅な時間短縮を図ることが方向づけされました。

結果としては一部異なる状況が見受けられますが、今回の一般質問は全体で8名となり、当初予定の3日間の予定を2日間に短縮できるという判断のもと、19日(金)までを休会とし、来週の22日(月)から実施することとなりました。

続きを読む

令和2年第2回定例会は6月15日から開会予定です。

〈令和2年6月8日投稿〉

本日、広報広聴委員会の役割として、議会告知ポスターの配布がありました。

毎回、委員会メンバーで役割分担をして市内各所に張っていただけるようにお願いをしているものです。

今年度のポスターは議会だよりの表紙と同様、北海道教育大学岩見沢校の学生さん達が作品を提供してくれています。

いつもの事ながら華があって大変ありがたいです。
今回は岩見沢に縁のある「楓」という文字を書道で表してくれています。

20200608172735666_0001

なお、議会は15日から開会、一般質問は19日、22日、23日と記載されていますが、現在の新型コロナウイルス感染症の拡大による影響のため、前回の3月議会同様、12日に開催される議会運営委員会において、日程等の変更がある可能性が高いです。

日程等が変更になった場合は、また改めて告知させていただきたく存じます。

特別定額給付金の手続きについて(岩見沢市)

〈令和2年5月1日投稿〉

先般、国会にて決定された国民一人ひとりに10万円を給付する特別定額給付金について、早速、本日の岩見沢市議会 令和2年第1回臨時会にて補正予算が可決されました。

いくつかある議案の中で、恐らく多くの方が関心を持っているものが本給付金だと思います。既に岩見沢市のホームページにも詳細が更新されていますので、簡単にご紹介させていただきます。

52020-05-01 181822

これは国庫支出金として一度市の会計に入った後、市民の方々に給付されることから、この様な補正予算の手続きが必要になります。

その金額は給付金として80億円、通信運搬費、手数料、委託料等々の事務費として8千600万円の合計80億8千600万円という莫大なものです。

スケジュールとしては、上記表の様になっており、オンライン申請が可能な方は本日から受付が開始されています。但し、オンライン申請を行うにはマイナンバーカードとカードリーダーの機能を持ったPCやスマホを持っていないとなりません。

それができない方は感染防止の観点から、一律郵送での申請となります。

岩見沢市のスケジュールでは、5月26日を目処として申請書が各世帯主宛に郵送されますので、そこに必要事項並びに必要資料を同封して郵送することとなります。尚、郵送での手続きが困難な方には別途窓口対応の場も設けることも検討しているとのことです。

その後に入金となりますが、目処としては口座振込は6月中旬から、現金納付は7月以降を予定。既に先行して給付が始まっているところもあるとニュースで散見されますが、準備と実行においてそれはとても凄いことであると認識します。残念ながら本市においてはそこまで迅速な対応ができていない状況ですが、私も一刻も早い給付が実現できるように求めて続けていくと共に、通常業務がある中で80億円を超える金額を全世帯、全市民に給付するというのは膨大なエネルギーを必要とすることもご理解いただければ幸いです。

これらの詳細についても、本日、市のホームページに掲載されましたので、以下よりご確認下さい。

コメント 2020-05-01 185153
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3145312/