タグ別アーカイブ: 岩見沢市立病院

新病院建設特別委員会が開催され、岩見沢市新病院建設基本計画(素案)が提示されました。

〈令和4年8月26日投稿〉

本年4月28日に特別委員会が開催され、新病院建設場所の決定を含め種々骨格が提示されました。その後、早いもので約4ヶ月が経過しています。

そして昨日、新病院建設特別委員会が開催され、新たに提示された「基本計画(素案)」について、種々質疑が行われました。

この基本計画(素案)は、短期間であったにも関わらず精度の高いものとして出てきた印象があります。しかし建設費を見ると、昨今の事情を含め344億円で試算されていることに驚きを隠せません。これだけ大規模なものを整備して、将来の岩見沢市に長短合わせてどの様な影響が生まれるのか、現時点においては私自身、なかなか明確な思考に至ることはできていません。

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令和2年度 民生常任委員会所管事務調査〈市立病院〉

〈令和2年8月7日投稿〉

7月30日に表記所管事務調査がありました。

例年であれば5月の開催となりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催時期を変更して開催されました。

その中で市立病院に関し、いくつかの確認をさせていただいておりますのでご紹介いたします。

*以下、質問文面と答弁内容は正確な議事録からではなく、あくまで要旨であることをご了承ください。


■新型コロナウイルス感染症の影響を受け、患者数推移も変化しているものと思われるが、どのようになっているか。

□令和2年3月から6月末までの直近を前年度比較

〈入院患者延数〉43,519人→35,680人(△18%)
〈外来患者述数〉73,744人→63,841人(△13.4%)
〈入院外来合計〉117,263人→99,521人(△15.1%)

要因として、新型コロナウイルス感染拡大に伴う、緊急を要しない手術の延期や、感染不安に起因する受診抑制等が考えられる

 

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書棚と決算審査と市立病院

〈令和元年10月17日投稿〉

この画像は私の事務所の書棚です。

議会で配布される決算書や予算書等とそれらに付随する報告書などがストックされています。

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物にもよりますが、古いのは平成20年からあります。

これは平成24年、初めて議員になったときからのものを欠かさずに保管しているのと、議員になる前のものは新人の時に議会図書館で重複しているものがあった場合のみ、許可を得ていただいたものです。

よって、中には議会図書館に1冊しかなくていただくことができずに歯抜けになってしまっているものもありますが、調べている途中でその必要な部分だけ担当部署に聞けば解決するので、やはり楽です。

というのも今回の決算審査の確認などにおいて、自分のやり方の一つとしては、〈過去からの推移〉というのを確認する場面が多々あります。

通常は近々の3年とか5年で済ます場合もあるのですが、今回の市立病院の経営状況を把握する場合などは、10年スパンで確認してみるということをしてみました。

その結果どのようになるかというと。

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あくまで参考として、資本的収支を除き、単純に収益的収支のみで作成したグラフですが、平成27年度を境として、黒字から赤字に転落しているということ。それも全体の大きな流れの中でじわじわと悪化してきたことがわかります。(*平成26年だけは制度移行による特別損失を計上しているので突出したデータになっています)

収益では、平成20年の約106億円から平成30年では約121億円と約14%増加しているものの、対する費用としては約104億円から10年で125億円とほぼ20%増加してしまっており、結果として利益率が下落。

ギリギリ黒字であった平成27年を境に、単年度の損失として平成28年では約1億円、平成29年では約2億円、平成30年度では約3億6千万円と、年々損失額が増えていく苦しい状況が見て取れます。

これらのデータを元に、決算審査特別委員会では、状況の分析や要因、課題などを質問し見解を問うことなどを行います。

また今回のやり取りでは、要因の分析が主となってしまいましたが、今後の経営改善等に向けては市立総合病院新改革プランなどとの数値の乖離などを確認しながら、新たな対応策について注視していくこととなります。

この市立病院に関しては、本館の老朽化等も著しく、現在建て替えが検討されていますが、その場所についても移転の方向で考えられており様々な憶測を呼んでいるところです。

他の自治体においては、病院経営が市の財政を逼迫させる大きな要素となる傾向もあり、公営だから赤字でも良いとはなりません。

働く人々の努力が報われ、そして地域住民にとってなくてはならない地域の基幹病院として、どの様な姿が適切なのか。

非常に難しい課題だと考えています。

国際医療勉強会ILOHAの皆さまが来岩されました。

〈平成29年8月31日投稿〉

8月23日ですが、岡山大学を拠点に活動している国際医療勉強会ILOHAの皆さまが研修のために岩見沢を訪れました。

彼らが岩見沢の村木中道議会議員事務所に立ち寄った目的は、村木道議より北海道の医療の現状と政治との関わりという様なものをレクチャーいただくためでした。その一端として私にもお声がけをいただき、岩見沢市立病院の概要と課題、展望等についてのお話をさせていただきました。

あらためてこのような機会があると、日頃の情報よりもう一歩深いレベルのことを知ることができ、自分自身もとても勉強になりました。何せ特殊な言葉などもわかりにくいため、市立病院で色々と教えていただいたり、疑問に答えていただいたりしながら準備をさせていただいた状況です。

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このILOHAの皆さんは有志で自己負担で北海道に研修に来て、夕張、岩見沢、上川をめぐり、各地で密度の濃い研修をこなした模様。大学生としてこのような自主的な活動を行う方々だけあって、質問等も非常に明確で活発な意見交換も行われました。

後から聞いたところでは、夕張では社会福祉協議会と、炭鉱遺産群を見てきたらしく、その炭鉱遺産群の案内をしていたのは仲間のSさんだったことが後に判明。世の中は非常に狭いです。

なにはともあれ、このような若い頃に自主的な活動を展開できるのは素晴らしい事ですね!

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今後益々のご活躍を祈念しております!