タグ別アーカイブ: フィールドワーク

学校授業と地域教育&炭鉄港

〈令和3年10月8 日投稿〉

本年は例年より多くの学校に携わる機会をいただきました。

大きく2つの方向性がありますが、一つは岩見沢の歴史を知りたいというもの。もう一つは岩見沢と炭鉄港についての関係を知りたいというもの。傾向としては、小学校4年生では岩見沢の歴史を、5~6年生では日本遺産である炭鉄港を絡めてという感じになります。

岩見沢の歴史がベースの場合、駅周辺のフィールドワークがおすすめです。

今年、私が直接関わったのは2校ですが、共に駅や元町の初代駅舎のあたりを絡め、炭鉱の記憶マネジメントセンターとの動線でチェックポイントを設けるなどすれば、大人数の対応が可能です。ただし例年、青年会議所の有志やPTAなどの協力が不可欠になります。

そして炭鉄港を知ることがメインになる場合、おすすめなのは旧国鉄万字線沿線をめぐることです。

今年、最も時間をかけて炭鉄校の授業を行った学校では、午前9時半~12時ぐらいまでを3日間行いました。

一回目は旧万字炭鉱のズリ山登山。

子供達にとって、このズリ山登山は最高の経験になると思います。

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某小学校での総合的な学習の時間〈岩見沢の歴史〉

〈令和2年7月25日投稿〉

近年、各学校との連携が活発になっている(一社)岩見沢青年会議所の後輩より、ある小学校の総合的な学習の時間で「岩見沢の歴史」について協力してもらえませんか?という話をいただきました。

一緒に学校に行って話を聞いてみたところ、【炭鉄港】も含め、地域の歴史を子どもたちに教えたいとのことで、それはぜひ推進すべきと、力不足ではありますが快諾させていただいた次第。

しかしながら今回の対象は小学校4年生。

「明治維新」も知らなければ「産業革命」も聞いたことがない。

北海道の多くの地域の発祥は、この2つに大きな影響を受けています。それはこの岩見沢も同様で、人が住みやすい”川と川の接節点”でもなければ、中山間地域でもない。むしろ泥炭地が多く飲み水にすら苦労した土地である以上、明治維新と産業革命~高度経済成長による石炭の需要増がなければ、この様に岩見沢が空知の中核都市として発展することはなかった言えると思います。

よって、何とかこの軸を除外することなく、極力簡単に噛み砕きながら岩見沢の誕生(開拓)から発展のお話してみることとしました。



■7月17日(金)座学(1コマ)

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小学校4年生ということを考慮し、できるだけ興味をもってもらうために簡単なクイズ形式を取り入れ、その正解を発表しながら内容を解説をしていくという手法を取りました。

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