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消滅可能性都市のデータから岩見沢近郊を見てみると

〈令和6年11月24日投稿〉

今日は丸1日籠もって、12月1日(日)に開催される炭鉄港日本遺産認定5周年記念フォーラムの講演の準備をしております。

その中で、未来の地域の状況をイメージしやすくしようと「消滅可能性都市」として、人口戦略会議が発表したデータを基に、「炭鉄港推進協議会」に加盟する15市町の状況を一覧にしてみました。

ちょっと文字が小さくて見えづらいかもしれませんが、炭鉄港に加盟する10市5町において、2020年総人口と2050年総人口の比較と、それが何%の減少となるのか、また、オレンジ色の枠は2020年時点での20-39歳女性人口と、2050年時点での20-39歳女性人口の対比と、同じく減少率で、まさに地域の持続可能性はこの若年女性人口に大きく左右されることになることから示されたデータとなります。

炭鉄港関連地域全体で考えると、2020年時点で約48万人いた総人口が、以降のたった30年間で約42%減の28万人になってしまうこと。更に20-39歳の若年女性人口は約37,200人から約18,700人へとほぼ半分に減ってしまうことがわかります(総人口との比率としてとても少ないことがわかります)。

消滅可能性の定義としては、2050年時点で若年女性が50%以上減少する地域のことをカテゴライズしているわけですが、管内では室蘭市がギリギリ50%に満たない49.3%減、江別市が34.8%減、安平が48%減となります。他の自治体は軒並み50%以上の減少となり、特に著しいのが歌志内市の86.7%で、2020年時点で135名の若年女性が2050年には18名となると予測。

ぜひジックリと表を眺めてみてください。
色々なことが見えてくるような気がします。

2050年とは、今からたった26年後のすぐ先に到達する未来です。


上図(https://www.hit-north.or.jp/information/2024/04/24/2171/ (一般社団法人北海道総合研究調査会(略称:HIT ヒット)のサイトより)のように減少率が20%未満であれば「自立持続可能性」が高いと判断されるのですが、北海道では皆無。特に炭鉄港地域では厳しい状況になっています。


これらのデータを鑑みる中で、我々が取るべき手法は若年女性人口をどう減らさずにできるか。そのためには都市部への流出を避けるための雇用・労働環境を確保し、「暮らしやすさ」や「生きやすさ?」などを整えて行かなくてはならないこととなります。

少なくとも炭鉄港の取り組みの延長線上には、交流・関係人口の大きな変化を意図していることもあり、新たな雇用環境の推進にも繋がるつもりです。ただ、上記数字を見ると、想定よりかなり深刻な状況であることを前提に、多面的な思考を巡らせていかなくてはならないことがわかります。

すぐに答えがでるものではありませんが、ぜひ女性の方々の意見も聞きながら、岩見沢がより良くなる中長期的な環境づくりを進めていかなくてはなりません。

岩見沢市内小学校4年生への授業協力

〈令和6年11月23日投稿〉

昨日の午前中は市内小学校から急遽依頼された授業協力。

お相手は4年生!ふるさと教育の一環で、岩見沢の歴史と炭鉄港がテーマとなります。バスを仕立てて8:45~11:50までの長丁場ですが、ルートは、、

学校⇒そらち炭鉱の記憶MC→岩見沢駅→岩見沢レールセンターからバスで移動し、万字炭山駅→万字駅→美流渡駅→朝日駅→上志文駅→志文駅⇒学校と連なる岩見沢炭鉄港ライン!

サブテーマは産業と交通の変遷による栄枯盛衰の歴史。

朝日炭鉱跡で細かな石炭を拾ったりしながら、賑やかな半日授業となりました。


■授業の結果として理解を期待するポイント

  • 岩見沢の生い立ちは?
    石炭と鉄道の関係性が大きく関与していること
    石炭って何?石炭のあるなしで何が変わった?
    地名の由来?

  • 鉄道による発展
    岩見沢がどれぐらい鉄道のまちとして重要な拠点だったのか

  • 志文の特徴(室蘭本線と万字線の結節点)
    志文駅起点の万字線沿線(上志文・朝日・美流渡・万字)を巡って何を感じるか
    万字線沿線の状況(過去と現在)
    変化の原因~まちが大きく変わる原因はいくつか存在する

  • 交通形態の変化 渡し船⇒橋/鉄道⇒自家用車
  • 産業の変化 林業・炭鉱⇒国際社会の影響で衰退

・沿線に果樹園が多いのはなぜ?

■授業の結果、印象に残り、今後の思考に活かしてほしいこと

◎地域の姿は変化し続けるということ。その理由は産業構造や交通形態が主で、これからはそれにプラスして人口減少が大きな変化を加速させる(栄枯盛衰)

◎自分たちの地域の歴史を知ること(自分たちは何も知らないんだ。ということを感じること)

◎歴史を知った結果、自分たちの地域に誇りと愛着をもつこと

◎これらをきっかけに多様なことに興味関心をもつこと

小学4年生には、ちょっと難しく言葉も理解できないことがあったと思いますが、実際に現地を見て、それぞれに何らかの印象を抱いてくれていたら良いなと思っています。

主権者教育の実施について

〈令和6年11月22日投稿〉

本年の岩見沢市議会では、広報広聴委員会が中心となり、市内全中学校の主権者教育を実施しています。

今回は20日、21日と2日連続の参加で、20日は学校へ出張する出前講座形式でした。

ここでは「議員のしごと」について説明をさせていただき、その後、生徒が考えた質問に対し、講評を行うという流れ。生徒さんそれぞれに一生懸命考えた課題に対する質問をしていただき、大変ありがたい時間となりました。


翌日21日は議会に来てくれての開催。

こちらも議員のしごとを紹介させていただくと共に、生徒さんの質問に答弁させていただきました。

この様子はNHKが取材に入っていたため、ニュースでも放映されました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20241121/7000071447.html


ちなみに、どちらの学校の質問も、私の答弁担当は除排雪について。

時間の都合上、非常に端的にとなりますが、基本的にはこれらの投稿を基にしていますので、もし岩見沢市の除排雪に関心があれば、文字数も多く大変かもしれませんが、一読いただければ何かしらのヒントがあると思います。

超党派議員勉強会「自治立志塾」定例会に参加

〈令和6年11月21日投稿〉

今日の夜は札幌で超党派の議員勉強会「北海道自治立志塾」でした。

最近は対面とオンライン併用のハイブリッド開催が当たり前となりました。 道内各地で、それぞれに真剣に活動している議員仲間との意見交換はとても刺激になってます。

この立志塾は議員でお互いに近況報告や課題、一般質問の内容等を発表しあい、それについてお互いに質問したりアドバイスしたりと磨き合う場になります。準備不足だと結構しんどいこともあるのですが、多様な視点を学ぶことができる私にとって重要な場の一つです。

次回は来年の1月31日を予定!

もし興味のある議員の方がいれば、ウエルカムな環境なのでぜひご連絡下さい。

いよいよ多忙な日々で更新が滞っておりますが、市民との意見交換会と炭鉄港フォーラムのご案内

〈令和6年11月19日投稿〉

ここ1ヶ月ほどは、これまで経験したことのないほどのスケジュールで進行中で、どうにもアップアップしております。

その様な中、ついブログの投稿が滞ってしまうのですが、辛うじてSNS(facebookとX)は鈍いながらも投稿することができておりますので、近況はそちらもご覧いただければと思います。

ブログに関しては、後日、適宜日時を遡りながら投稿していきたいと思っています。


さて、近々の告知としては11月22日(金)18時から、岩見沢市役所本庁舎4階の委員会室にて、「岩見沢市議会議員と市民との意見交換会」が開催されます。テーマは「地域公共交通」についてです。

ぜひお気軽にご参加下さい。

また、12月1日には「炭鉄港~日本遺産認定5周年記念フォーラム」が開催されます。

詳細についてはぜひこちらを御覧いただき、お気軽にご参加いただければ幸いです。

https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3525.html

第12回清武館空手道選手権大会

〈令和6年11月13日投稿〉

11月10日(日)は、数年前から貴重なご縁を頂戴し、誠に僭越ながら大会長の大役を仰せつかっている〈清武館空手選手権大会〉でした。

全道各地遠方から約230名の選手にご参加いただき.盛大に開催できましたことに、心より感謝申し上げます。

清武館の中田師範が良く言われる「子どもたちに理不尽な経験を沢山させたい」と言う趣旨の言葉。

これからの難しい時代を生きる子ども達に不可欠な、非認知能力の一つとも言えるレジリエンス力を身につけるためにも愛を持って接する空手道は素晴らしいなと思っています。

今どき、こんなに大勢の選手が集まる大会ができるジャンルはそう多くはないはず。それだけ時代のニーズにも合っているのだろうとも想像するところです。

武道を通して礼節を知り、自らを鍛えることで優しさも身につける。これまで一切このような武道経験が無い私にもひしひしと伝わるものがあります。

私はただ見ているだけですが、いつも素晴らしい経験をさせてもらっています。

空知シーニックバイウェイ_南空知キャラバン報告

〈令和6年11月2日投稿〉

10月30日(水)は、空知シーニックバイウェイにて岩見沢と夕張を巡るキャラバンということで、ありがたくマニアック?なルート設定とガイドをさせていただきました。

このキャラバンはコース設定のシミュレーションや下見、コミュニケーションが趣旨となりますが、今回は大型バス移動による「岩見沢と夕張の歴史文化をテーマにした炭鉄港+α」のコース設定&ガイドをさせていただきました。

◼︎岩見沢複合駅舎
◼︎岩見沢レールセンター
◼︎辻村家
◼︎栗沢神社
◼︎宝水ワイナリー
◼︎道道38号線沿線の旧産炭地域
◼︎万字炭山森林公園・英橋
◼︎夕張市石炭博物館
◼︎第5志幌加別橋梁
◼︎幸福の黄色いハンカチ想い出広場
◼︎拠点複合施設リスタ

それぞれにその歴史や背景、エピソードなどを交え、参加された方々もこれまで知っている様で知らないレアな話に触れ、地域の新鮮な魅力と可能性を感じていただけたのではないかと思います。

目指すところは、地域の歴史文化にスポットを当てることで高まるシビックプライドと、他所から人を呼べる地域価値の再構築の前段階へと繋がることが理想です。

私たちの周りには、知らないと見えてこない。しかし、知る事で見えてくる魅力が山ほど埋もれています。よってどうしても観光というよりは、生涯学習的な学ぶ要素が強くなりますが、この地域でなければできないことを進めるには、このステップを絶対に外すことはできないと信じています。

(↑)栗澤神社は滋賀を中心とした開拓団体の必成社事務所があった場所。必成社といえば一燈園を開設した西田天香(市太郎)が活躍・苦悩した地でもあります。このあたりのストーリーも今後スポットがあたって来ることと信じています(画像に写っている「禰宜」でもある岩見沢市議会仲間の枝廣議員のご厚意により見学が可能となっています)。


じつは、本計画時は一日中フルでご案内する予定だったのですが、後から岩見沢地区消防事務組合議会が入ってしまい、当然議会活動が最優先であること、また私が議長という立場でもあり、午後1時過ぎにバスを離脱。残りをNPO炭鉱の記憶のK事務局長にバトンタッチいただき事なきを得ることに。

当日は10ページのペーパー資料を作って対応しましたが、その1ページは東部丘陵地域の特徴や最盛期と現在の人口推移がわかるものとしました。

この石炭産業由来の栄枯盛衰は、新たな魅力を創出する大事な武器となるのです。

県議会からの視察受け入れ

〈令和6年11月1日投稿〉

昨日、兵庫県議会議員産業労働常任委員会の皆様が日本遺産「炭鉄港」の取り組みについて視察にお越しくださいました。

炭鉄港の取り組み全般については空知総合振興局にて実施し、そこから移動していただき「NPO法人炭鉱の記憶推進事業団」に来ていただき、実際の取り組み状況と役割等について説明をさせていただきました。

大変活発な質疑もありました。

少しでもお役に立てていれば幸いです。

小樽市の旧第3倉庫100周年記念フォーラムに参加してきました

〈令和6年10月31日投稿〉

午前中の兵庫県県議会対応の後、岩見沢市議会BCPに伴う避難訓練でしたが、終了してから直接小樽市へと向かいました。

その目的は小樽市主催の『旧第3倉庫100周年記念フォーラム』に参加するためですが、岩見沢市内や関連各地にある《歴史的建造物の保全・活用》についてのヒントをいただいてきました。

歴史的価値のあるものに対する考え方において、運河をめぐる市民運動の歴史もあり、小樽はもの凄く先を行っている事を実感します。

価値があるからとただ保存するのではなく、活用することでどう地域経済に波及させるかを含め、現実的な思考で取り組んでいかなくてはなりません。

みる・とーぶプロジェクト等が活用していた美流渡中学校の改修について

〈令和6年10月10日投稿〉

昨日、総務常任委員会があり、一般会計補正予算の所管分に対する質疑が行われました。

その答弁が今朝の北海道新聞空知版にも掲載されておりますので、少し補足的な投稿をさせていただきながら報告させていただきます。

伏線としては、、

以前、これまで自由に活用できていた旧美流渡中学校校舎が、消防法の関係で用途変更しなければ利用できなくなったしまったこと。これをクリアするには様々な防火対策等を実施しなければならず、多大な費用が発生することを伺っており、改めて本年春に開催された総務常任委員会の所管事務調査で質問をしていました。

(この廃校の活用と消防法の兼ね合いは、全国でも多々発生している事例と思われ、今後は更に廃校の活用が重要になると思われる中、大事なテーマであると認識しています)

春の時点での議事録を抜粋して、以下転載します。


(令和6年6月5日総務常任委員会)

■平野質問:芸術文化・スポーツ交流創出事業、これ、みる・とーぶの方々が中心となって活発に活動されていた旧美流渡中学校の校舎活用について、現在、消防法の観点から活用が非常に難しいということを聞いています。その事実関係と今後の方向性について、どのように考えられているか

■生涯教育部長答弁:旧美流渡中学校は、令和3年度から用途を学校としたまま、みる・とーぶプロジェクト実行委員会によるみる・とーぶ展やMAYA MAXXさんの個展といったイベントを通じて、その活用と検討を行ってきた。その間、イベントが年々拡大し、参加者が年間で5,000人を超えるほどの盛況となりったが、昨年度、消防本部により防火上の問題点が指摘された。

その指摘の内容は、不特定多数が出入りする場合、集会場や展示場など目的に合致した用途に変更する必要があること、また、これまで試験利用として開催してきたイベントを継続するためには、壁や天井を準不燃材料に取り替えることや排煙設備を設置するなど、その用途に合わせた改修を行う必要があるということ。

そのため、みる・とーぶプロジェクト実行委員会と打合せを重ねながら、校舎や体育館を使用せずにグラウンドでどのようなイベントが開催できるのか、また、地域住民の意向を把握した上で、どのような施設を活用していくのがよいのかを検討していく。

というものでした。


その様なやりとりの中で、今回の9月議会に補正予算が計上されたので、その内容についてお尋ねしたものです。

(令和6年10月9日総務常任委員会)

■平野質問(抜粋):現在消防からの指摘で活用できなくなっている美流渡中学校の件について、本年6月の所管事務調査においても質問させていただき、その答弁では消防本部からの指摘として「不特定多数が出入りする場合、集会場や展示場など目的に合致した用途に変更する必要があること」、また、「これまで試験利用として開催してきたイベントを継続するためには、壁や天井を準不燃材料に取り替えることや排煙設備を設置するなど、その用途に合わせた改修を行う必要がある」というものでした。今回の予算額は900万円で、内設計委託料が880万円となっている。これは今後、どの程度の改修を行い、結果としてどの様に使用できることとなるのか、それとも制限を設けた中で工夫して活用していくことになるのか。その詳細についてお聞かせください。

■生涯教育部長答弁(抜粋):みる・とーぶ展は今後も地域価値の向上等の可能性を持っている。よって、運動場以外において防火材、誘導灯など必要な整備をして、「学校」から物販も可能な「展示場」へ用途変更する。改修後は住民による芸術文化、スポーツのイベントでも活用できるようにする。また、周辺の歴史等に関する資料の展示も検討する。

ということになります。

再質問で、スケジュールの確認をしたところ、令和7年5月までに設計、用途変更、確認申請を行い、その後速やかに着手。令和8(2026)年3月までに工事を完了し、4月から共用開始を目指したいとのことです。

北海道新聞のデジタル登録(無料を含む)をされている方は、今朝の記事もご覧ください。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1073514/

ぜひ、東部丘陵地域の今後に寄与する施設として、沢山の人に活用されることを祈念します。また、この様な活動が深まっていく中で、東部丘陵地域のみならず、岩見沢全体の価値向上にも役立つことを楽しみにするところです。


この日は他に新たに採択された地方スポーツ振興費補助金(運動・スポーツ習慣化促進事業)についても質問をさせていただきました。

これはスポーツ庁が進める事業で、大雑把にいうと「20歳以上が対象で、大学や民間事業者、医療機関等々の域内関係団体との連携などを条件として、運動・スポーツの習慣化を図る取り組み」というイメージで、岩見沢市では北海道教育大学や北大COI-NEXTなどと連携を図り、様々なコンテンツを展開していくこととなります。また運動スポーツ健康マップなどの作成も進めるなどを計画しているとのこと。

私自身、なかなか運動をする機会がなく、たまに身体を動かしても習慣化するには至らぬ現状があり、やはりこのままではいけないと感じている1人です。

事業が動き出したら告知があろうかと思います。

ぜひ一人でも多くの人が、運動や健康を考える機会になれば良いと期待しています。