平成26年度 会派行政視察

平成26年11月5~7日

新しく新風会となって初の行政視察です。

総勢12名いるため6名ずつの2班に分かれての行動。これを合体させ情報共有ができれば2倍の効果が発揮される予定です。

我々の班は初日に仙台入りし、石巻市の復興まちづくりを調査した後、千葉県の流山市のかなり進んだ議会改革の状況を教えていただき、最後は国土交通省の担当の方よりコンパクトシティについてのレクチャーをいただくという行程。


①石巻市では復興に伴うまちづくりについて教えていただく。

私個人としては、特に今後居住できない地域を設定することによる強制移住のプロセスについて関心が高まり、色々と質問させていただきました。

この岩見沢においても、将来的に限界集落等の概念からコミュニティの移転が必要となってしまう事も視野にいれておかなければならないかもしれません。しかし、それは今回の東北の様な強制的な要素がなければ普通は不可能なこと。

これをいかに誘導し、みんなが納得した形、希望を感じる状況で実現できるのか?

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そのあたりの考察は、またあらためて記載できたらと考えています。


次に新幹線で埼玉県大宮市まで移動。

わずか1時間程度で着いてしまうのは凄い。北海道に住んでいるとこの距離感が掴めないものの、ひっきりなしに発車される新幹線がどれも満席という状況を見ると、経済的視点において、「我々はいかに魚のいない釣り堀に糸を垂らしているのか?」という事を実感するばかり。

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②二日目は千葉県流山市議会を視察。

市民との距離を詰める情報発信のあり方、また議員一人ひとりの考え方、議会基本条例から始まりICTの活用もかなり本格的。一般質問時のプレゼンソフトの使用なども当たり前の状態です。ただ言葉で話すのではなく、プレゼンを交えながら質問ができれば、理事者へも的確な意図が伝わると共に、傍聴者もイメージがつかみやすく、より関心を持てるようになると思います。是非、岩見沢でもそうしていきたいと思うもの。。

また、質問方法も一問一答方式は勿論、議員に対する反問権も与えられています。それゆえ、議員自らが物凄く研究してから質問しなければ、理事者側から逆に質問されてしまうという緊張感のある議会が開催されています。

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二元代表制が機能するために、流山市議会では様々なチャレンジをしていました。私達もこれ以上遅れを取るわけにはいかないと心に誓う。(上記リンク先のwebサイトを見ていただいても十二分に伝わる通り、本気度が桁違いです。)

こちらも詳細は是非とも別項にて記載したいと思っています。


③最後は国土交通省都市局の担当課長様より 「コンパクトシティの推進」についてのレクチャーを受ける。

このレクチャーは渡辺孝一代議士のお力添えによって実現したもの。

地方都市において、人口減少が著しい。1970年と同様になる。しかも構成年齢も高齢化が進み状況は大きく変化している。しかもDID(人口集積地区)の面積は倍増している。

それらも踏まえ、これらの課題をクリアしていくために今年の8月に「都市再生特別措置法」ができています。

30年先をどうしたいか?というものである。①現状を把握~このままいけば30年後はどうなるか?②その上でどうしていけば良いか。そんな事を私たちは真剣に検討していかなければ手遅れになってしまいます。

居住誘導区域と居住調整区域等を含め、岩見沢の環境にあった政策を進めて行かなくてはなりません。このあたりも、あらためて別の機会に書かせていただければと思います。

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以上、取り急ぎ、今年の他都市調査の我々の班の主な動きとなります。

もう一班の報告と合わせ、年に1度開催する会派のシンポジウムにて発表をさせていただく予定です。

またご案内させていただきますので、多くの方々にご来場いただければ幸いです。

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