岩見沢市議会「議員と市民との意見交換会」から徒然投稿

〈令和6年11月24日投稿〉

11月22日(金)に、表題のとおり意見交換会が開催されました。

残念ながら会場の様子は撮影していないので画像がありませんが、テーマは公共交通についてです。前段で広報広聴委員会宮下委員長から、岩見沢市における公共交通の現状と課題についてプレゼンがあり、その延長線上で意見交換が進み、極度に逸脱することなく現実的な視点で議論が深められたと認識しています。

参加者は決して「多く」とは言えませんが、それぞれに岩見沢愛のある方々にご参加いただけ、積極的な意見をいただけたと感じています。

私自身、より良い公共交通のあり方について、しっかり考えていきたいと思っています。


さて、実はこの日は朝から大忙し。

午前中は丸々小学校4年生の授業協力!

午後からは会議規則等改正委員会を開催。

そのまま前述の「議員と市民との意見交換会」となり、ここ1ヶ月ぐらい休みなしで連日ハードなスケジュールとなっているがゆえの疲労が出てしまったのか、最後の会場片付け中にふらっとバランスを崩し、委員会室の壁に手をついてしまいました。そこはガラスで仕切られブラインドが下ろされていたため、ブラインドの羽を左手が直撃。何とブラインドはプラスティックではなくアルミ製だったようで変形させてしまいました(申告済み)。

本来であれば、そのまま意見交換会の反省と振り返りを兼ねた有志の懇親会に参加する予定だったのですが、エネルギー不足で体調が芳しく無くやむなくキャンセル。たまたま家に誰も居ない晩だったので、夕食で栄養をつけようと営業時間に間に合うレストランコロナさんへ!ひょんなことから人生初の一人レストランコロナを経験しました。美味しかったです!

今年は10月初旬からずっと様々な締切や行事に追われ、過去に比較が難しいぐらい多忙な状況が続いています(ブログも全然更新できておらず情けない限りです)。これも12月1日の炭鉄港フォーラムと12月議会が一段落するまでと、今がまさに踏ん張りどころです。

その様な中、実は昨日の自治講座参加の後、体調が芳しく無く、熱っぽくて節々も痛い状況。

これは熱が出そうだと栄養をつけて薬を飲んで、20時には早々に就寝。

おかげで今日は丸1日中、炭鉄港フォーラムの準備に勤しめております。

これが一段落したら一般質問の作成を急がなければなりません。

まさに今年最後の踏ん張りどころでしょうかね。

北海道自治研究会2024自治講座

〈令和6年11月24日投稿〉

午前中は炭鉄港の今後の計画等の打ち合わせがあり、ヨドバシカメラのマクドナルドへ。

その後、自治労会館で開催された(公社)北海道自治研究所主催の2024自治講座へ参加してきました。

主催が日頃超党派勉強会の塾長を務めていただいている北海道大学政策大学院教授の山崎幹根氏だったこと、また北海道自治研究所は、今年、「炭鉄港」の講演でお招きいただいていた縁もあり、かなり多忙なスケジュールでしたが無理して参加。

結果としては無理して参加して良かったな!と思う次第です。

前段の地方自治法改正に伴う議論は、かなり難解な部分もありましたが、多様な視点に学びの多い時間となりました。

パネルディスカッションでは「行政サービスの肥大化が住民の自治力を奪ってきた」という旨の言葉があり強く共感するばかり。また、「現在の行政職員が多忙すぎて、モノゴトをじっくり考える余力が無い」などの言葉もあり、様々に考えさせられる時間となりました。

寛容な心を失うと日本が駄目になる!とも、、。

消滅可能性都市のデータから岩見沢近郊を見てみると

〈令和6年11月24日投稿〉

今日は丸1日籠もって、12月1日(日)に開催される炭鉄港日本遺産認定5周年記念フォーラムの講演の準備をしております。

その中で、未来の地域の状況をイメージしやすくしようと「消滅可能性都市」として、人口戦略会議が発表したデータを基に、「炭鉄港推進協議会」に加盟する15市町の状況を一覧にしてみました。

ちょっと文字が小さくて見えづらいかもしれませんが、炭鉄港に加盟する10市5町において、2020年総人口と2050年総人口の比較と、それが何%の減少となるのか、また、オレンジ色の枠は2020年時点での20-39歳女性人口と、2050年時点での20-39歳女性人口の対比と、同じく減少率で、まさに地域の持続可能性はこの若年女性人口に大きく左右されることになることから示されたデータとなります。

炭鉄港関連地域全体で考えると、2020年時点で約48万人いた総人口が、以降のたった30年間で約42%減の28万人になってしまうこと。更に20-39歳の若年女性人口は約37,200人から約18,700人へとほぼ半分に減ってしまうことがわかります(総人口との比率としてとても少ないことがわかります)。

消滅可能性の定義としては、2050年時点で若年女性が50%以上減少する地域のことをカテゴライズしているわけですが、管内では室蘭市がギリギリ50%に満たない49.3%減、江別市が34.8%減、安平が48%減となります。他の自治体は軒並み50%以上の減少となり、特に著しいのが歌志内市の86.7%で、2020年時点で135名の若年女性が2050年には18名となると予測。

ぜひジックリと表を眺めてみてください。
色々なことが見えてくるような気がします。

2050年とは、今からたった26年後のすぐ先に到達する未来です。


上図(https://www.hit-north.or.jp/information/2024/04/24/2171/ (一般社団法人北海道総合研究調査会(略称:HIT ヒット)のサイトより)のように減少率が20%未満であれば「自立持続可能性」が高いと判断されるのですが、北海道では皆無。特に炭鉄港地域では厳しい状況になっています。


これらのデータを鑑みる中で、我々が取るべき手法は若年女性人口をどう減らさずにできるか。そのためには都市部への流出を避けるための雇用・労働環境を確保し、「暮らしやすさ」や「生きやすさ?」などを整えて行かなくてはならないこととなります。

少なくとも炭鉄港の取り組みの延長線上には、交流・関係人口の大きな変化を意図していることもあり、新たな雇用環境の推進にも繋がるつもりです。ただ、上記数字を見ると、想定よりかなり深刻な状況であることを前提に、多面的な思考を巡らせていかなくてはならないことがわかります。

すぐに答えがでるものではありませんが、ぜひ女性の方々の意見も聞きながら、岩見沢がより良くなる中長期的な環境づくりを進めていかなくてはなりません。