新型コロナウイルスワクチン接種対策事業に関する一般会計補正予算(第1号)の専決処分について

〈令和4年5月14日投稿〉

5月13日付けで「令和4年度一般会計補正予算(第1号)」の専決処分が行われました。

〈注〉専決処分とは、本来であれば議会の議決・決定を経なければならない事柄について、市長が地方自治法の規定に基づいて、議会の議決・決定の前に自ずから処理することを言います。

これは表題にある通り、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を実施するため、ワクチン接種受付業務や問い合わせ対応・データ入力業務の継続に係る経費、接種券作成・発送経費等、迅速かつ円滑なワクチン接種業務の実施に必要となる経費の追加を行うものです。

財源は新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金(9420万円)並びに同接種体制確保事業費国庫補助金(8180万円)となり、国から全額賄われるものです。

今回の接種対象者は60歳以上(約3万人想定)と基礎疾患を有する者(18歳以上60歳未満5,000人前後を想定)となります。

その積算内訳は以下の通り。

岩見沢市のワクチン接種に関する令和4年当初予算が約2億3900万円でしたが、この度の補正で1億7600万円が追加され、約4億1500万円となりました。原則、国からの予算措置であるとは言え、日本全体で莫大な金額が動いていることがわかります。

本事業の実施スケジュールに関しては、臨時議会を開かず、市長専決処分で行ったほどなので、やはりタイトになります。

■5月中旬から順次接種券を作成
■5月下旬には接種券を発送、60歳以上の医療従事者、施設入所者等の接種開始
■6月中旬より一般接種受付開始
■7月上旬から60歳以上の一般接種開始
となる様です。

なお、3回目の一般接種は1月31日に開始されているとのことです。


マスクの制限についてもそうですが、一刻も早く日常生活が戻ることを祈ると共に、やはり経済を循環させることも重要であり、注意しつつ、うまくバランスを取りながら前進できたらと思っています。


*ちなみに補足ですが、60歳以上の接種実績に関する資料がありましたので紹介します。

区分
対象者14,700人19,779人34,479人
1回目接種者13,885人18,640人32,525人
2回目接種者13,850人18,591人32,441人
3回目接種者12,856人17,363人30,219人
3回目接種率87.46%87.79%87.64%
*対象者に対する接種率(岩見沢市健康福祉部健康づくり推進課資料より)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください