町会役員のなり手不足と町会費引き下げ(ゴミステーション使用量の徴収)

〈令和4年4月14日投稿〉

先日の10日(日)、地元の北3条町会の総会がありました。
当然、コロナ禍ゆえの配慮で1世帯1名以下の出席だったり、懇親会がなかったりと色々と制約があります。

そして今回の大きなポイントとして、これまで1~12月を年度としていましたものを今季より4~3月へと変更したことに伴い、初めての4月に行う総会となりました。

また議題の一つに町会費の引き下げがありました。

これはどういうことかと言うと、当町会も他と同様に町会への加入状況は減少の一途です。
町会に加入されない方々の理由の一つは、町会費を払いたくないというわけではなく、役員の順番が回ってきても対応できないというのが大きな要素。

よって、北3条町会では数年前から町会に入らなくても良いので、ゴミステーションの使用料だけいただけませんか?という形に変更しました。するとそのゴミステーション使用に伴う収入が約20万円ほどとなり、結果、町会加入者の会費を若干ではありますが下げることができたという状況になります。

これは今後の他地域でも参考になるものと思われます。

このゴミステーション使用料という名目が良いのか、それとも町会に加入いただいても役員にならなくて良い準会員みたいなシステムを作った方が良いのか・・。それは各地域の事情によって異なると思いますが、現在加入していない世帯の多くは、町会等を無駄なこととは思っていなく、ちゃんと役割を説明すれば共感してくれる人が大半であろうこと、しかしながら、お仕事やプライベートの時間確保等々の事情で、とてもじゃないけれど町会役員は出来ない。と考える人がいて、そういう方々にとってのこれまでの選択肢は、町会に加入するか?しないか?という2択が一般的であろうと思います。

そこでこの中間的な位置づけをつくることによって、お互いに良好な位置関係を築くことができると共に、少なくとも地域コミュニティの一員という事実が構築されることは、色々な面でメリットであると感じています。

ご参考まで。