市役所新庁舎建設〈基本計画(素案)〉パブリックコメントの募集

〈平成29年12月27日投稿〉

12月14日に新庁舎建設特別委員会があり、その中で基本計画(素案)が提示されました。

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素案とは言え、まだまだ検討途中のものが含まれており、具体的な意見も出にくい状況ではあると思いますが、現在、岩見沢市ではこの「岩見沢新庁舎建設基本計画(素案)」に対して意見を募集しています。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3104772/

是非、本計画を一読いただき、気になることアイデア等があれば、どしどしと意見を提出していただきたいと思います。(提出するほどではないと思われる様であれば、私までメッセージやメールでいただくのも大歓迎です。)

また、昨日(26日)も新庁舎建設特別委員会があり、その中で委員会としての提言書が諮られ、早速委員長より市長へ提出されました。

この提言書は大枠の部分でありますので、これから細部に関しての提案書の作成に入ります。

まずはこの年末年始の合間を縫って、自分なりの想いとアイデアを見える化し、会派での協議に望みたいと思っています。

様々に思うところがあれど、現在地での建て替えという事が決まった以上、今の環境を最大限に活用して、ローコスト、長寿命でありながら、市民が未来に誇れる庁舎づくりの実現に向けて努力したいと思っています。

室蘭線を学ぼう!に参加してきました。

〈平成29年12月20日投降〉

先程、『地域公共交通セミナー JR室蘭線を学ぼう!』に参加してきました。

これは平成28年11月の、JR北海道の単独維持困難線区の公表に伴い、岩見沢市・栗山町・由仁町の主催で行われ、地元の鉄路が現在、どのような状況にあるかを認識するための企画として実施されました。

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最初は『JR室蘭線の現況』と題し、JR北海道常務取締役 田畑正信氏の講演。

民営化当初、6822億円の経営安定基金運用(年利7.3%)で赤字を穴埋めする計画だったものが、社会情勢が激変。尚且つ人口減少、高速道路網の整備等で収益が悪化。

結果として安全に必要な経費も切り詰めなければならない事態に陥り事故も発生。国土交通大臣より事業改善命令、事業監督命令という非常に厳しい処分を受けた。

この反省が今回の発表にも繋がっている。

JR北海道は安全の再生に努めていきたいと考えており、それには更に毎年の赤字が膨らむこととなってしまう。

【鉄道を運行する以上、安全かつ安定的に維持するためのコストと人出は削らない】と方針を定め、輸送密度が200人~2,000人未満の線区においては、鉄道を維持する仕組みについて、地域の皆様と相談を開始したいと考えている。

 

室蘭線の現状としては、元来が空知地区の石炭を室蘭に運ぶ路線。旅客では学生の移動が主体。貨物の輸送も岩見沢を通すのが1日に2本、石勝線からは6本。

現況で毎年12億円の赤字が発生。

また、各種設備の老朽化を考慮すると今後の設備投資として約30億円は必要。

現在は、少しでも利用促進を図るべく、一日散歩きっぷ、ご当地入場券、無人駅活用、ヘルシーウオーキング等を行っている。

JR北海道としては、なんとか室蘭線を残したい。しかしJR単独では無理。という判断であることが言われました。

 

次に『北海道における鉄道貨物輸送の現況』と題し、日本貨物鉄道㈱ 北海道支社総括次長 上川恒成氏の講演。

トラック輸送は運転手一人で約10tの運搬。鉄道は運転士1人で650tの長距離運搬が可能。また、tあたりのCo2排出はトラックの10分の1。

現在の貨物輸送状況は道内から道外へ247万トン、道外から道内へは236万トンとなっている。

岩見沢-追分経由は本州直通便であり、年間約21万トンが輸送されているとのこと。

 

その後、関連自治体で行った利用実態調査報告がありました。

この詳細は11月号の広報いわみざわに掲載されているので、その内容はこちらからダウンロード可能です。

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このセミナーに参加して、室蘭線のみで年間12億円の赤字となる見込みであり、また今後の設備投資も相当な額になることを再認識しました。

更に1日あたりの乗降客数、並びに利用者年代割合等々。

あらためてこれらの情報を目にすることで、益々自分自身の中でも答えを出すことが難しく感じます。

JR北海道の単独維持は非常に難しいと理解すると共に、では沿線自治体で何らかの手出しができるのかと言えば、それもかなり厳しい状況にあると認識しています。かと言って廃止が本当に未来のためになるのか。

この前投稿で記載した〈眼前ノ繰リ回シニ百年の計を忘ル勿レ〉の言葉を元に、今後どのような議論になってくるのかを含め、自分自身も判断材料を得られるように努力していこうと考えるところです。

環境コモンズ研究会/岩見沢河川事務所共催『地域との共生を考える』~北村遊水地事業と地域創生~講演報告

《平成29年12月16日投稿》

12月6日(水)岩見沢コミュニティプラザにて表記講演会が開催され、恐れ多くも(一社)地域研究工房代表理事、環境コモンズ研究会座長の小磯修二氏の講演の後、「岩見沢シビックプライド探求部主宰」として地域との共生事例講演をさせていただくという機会を頂戴しました。

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そもそも『コモンズ』とはなんぞや?というところからのスタートでありましたが、事前にいただいた著書等を熟読し、いきついた先は「コモンズは空間のみに適用されるのではなく、幅広く、地域の宝物をみんなで守っていくための仕組みのようなもの。それが森林だったり、建築物だったり、なかには見えない地域の風習だったりするかもしれない。」という言葉。

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地域公共交通セミナー『室蘭線を学ぼう!』の開催について

《平成29年12月14日投稿》

12月20日(水)15時より

岩見沢市、栗山町、由仁町主催による【地域公共交通セミナー『室蘭線を学ぼう!』』が開催されます。

JR室蘭線に関する現状認識と、地域の公共交通に対する危機感を共有し、人流と物流の両面から、今後の利用促進等の取組に資すること等を目的としたセミナーとのことです。

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詳細はこちらのリンクをご覧ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3104862/

 

■まったくの余談ですが、この室蘭線は幌内(三笠)-手宮(小樽)間の官営幌内鉄道が敷かれる前に、開拓使の顧問であったケプロンが、太平洋側から本州に航路を設けることができる室蘭港を開発し、幌内-室蘭間に鉄道を敷くことを提言したが、開拓使は費用と工期の関係で断念。最終的にライマン案の幌内-手宮を結ぶ官営幌内鉄道が敷かれた経緯があります。

その後、明治22年に幌内鉄道の払い下げがあり、当時の政界、財界等の圧倒的な支援を受けた北炭が民間活力にて、明治24年に砂川・歌志内に炭鉱を開発して鉄路を敷設、その翌年の明治25年に念願の岩見沢-室蘭間・追分-夕張間が開通し、石炭輸送を軸に日本の近代化を支えてきた路線です。

しかし時代の流れによる近郊の炭鉱閉山により、昭和55年に東北以北最大と言われた岩見沢の大操車場も廃止され、現在に至っています。

 

現在の室蘭線のあり方と将来の見通しに関しては、見る角度で様々に印象が異なると思います。そのためには、携わる方々もそうでない方々も、あらゆる角度から見てみて理解を深めることが重要ではないかと考えます。

大変都合のつけ難い時間帯での開催ではありますが、もしご都合がつけばご参加してみては如何でしょうか。

平成29年9月第三回定例会一般質問議事録転載(岩見沢市役所庁舎建て替えについて)

〈平成29年12月7日投稿〉

9月8日に行った「岩見沢市役所庁舎建て替えに関する一般質問」の議事録が公開されておりましたので、ここに転載させていただきます。

尚、本一般質問の動画は、こちらのyoutubeよりご覧いただくことも可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=R7_Ce3O-CBM

 

《以下、議事録転載》

 

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平成29年第四回定例会開会しました。

〈平成29年12月7日投稿〉

12月4日(金)13時より、表記定例会が開会しました。

主な日程はこちらをご確認ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/common/files/dl/492182/h29-4tei_yotei.pdf

 

■本定例会における定例会付議事件は以下のとおりです。

◇議案第 95 号 平成28年度岩見沢市一般会計及び各特別会計決算の認定について
◇議案第 96 号  平成28年度岩見沢市病院事業会計決算の認定について
◇議案第 97 号 平成28年度岩見沢市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
◇議案第 98 号 平成28年度岩見沢市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について
◇議案第 99 号  一般職員の給与に関する条例の一部改正について
◇議案第100号  職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
◇議案第101号  いわみざわ地域交流センター条例の一部改正について
◇議案第102号  岩見沢市工場等設置奨励条例の一部改正について
◇議案第103号  岩見沢都市計画特別用途地区建築条例及び岩見沢市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について
◇議案第104号  岩見沢市ワークプラザの指定管理者の指定について
◇議案第105号  岩見沢市北村環境改善センター及び岩見沢市北村トレーニングセンターの指定管理者の指定について
◇議案第106号 岩見沢市総合体育館、岩見沢市野球場、みずほ公園野球場、みずほ公園サッカー場、あさぎり公園野球場及びあさぎり公園庭球場の指定管理者の指定について
◇議案第107号  岩見沢市北村多目的体育館及び土里夢公園パークゴルフ場の指定管理者の指定について
◇議案第108号 岩見沢市栗沢球場、岩見沢市栗沢テニスコート、岩見沢市栗沢パークゴルフ場及び岩見沢市栗沢B&G海洋センターの指定管理者の指定について
◇議案第109号  岩見沢市民会館及び岩見沢市文化センターの指定管理者の指定について
◇議案第110号  平成29年度岩見沢市一般会計補正予算について(第4号)
◇議案第111号  平成29年度岩見沢市特別会計国民健康保険費補正予算について(第2号)
◇議案第112号  平成29年度岩見沢市特別会計介護保険費補正予算について(第2号)

 

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尚、今回私は一般質問をいたしませんが、本定例会における質問通告はこちらから確認することができます。http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/common/files/dl/492182/h29-4tei_situmon.pdf

日程は慣例上、1~4人目までが12月8日(金)、5~7人目が11日(月)、8~10人目が12日(火)となると思われます。共に13時開会です。

興味ある案件がありましたが、是非傍聴におこしいただくか、インターネット中継でご確認ください。
http://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/content/detail/3096453/

氷室冴子青春文学賞実行委員会

〈平成29年12月1日投稿〉

11月28日(火)の晩、氷室冴子青春文学賞開催に向けた第2回実行委員会が開催されました。

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氷室冴子さんは、恐らく名前を聞いたことのない方は少なく、全国的に有名な作家さんであると認識をしています。その氷室冴子さんが、小中学校は私の先輩にあたることを知ったのはつい最近。恥ずかしながらその著書もまだ読んだことは無いのですが、この様な文学賞を展開することを知り、シビックプライドの観点からも、微力ながら何か応援できれば良いなと思って実行委員会の一員に加えさせていただいておりました。

しかし、実行委員会に参加できたのは今回が初。

あらためてその内容をお伺いし、とてもクオリティが高く、スタート時から大きな話題になりそうな期待感と、長期にわたりこの素晴らしい活動が継続していきそうな予感がする素晴らしい内容でした。

詳細についてはリリース後にあらためてご紹介させていただきたいと考えておりますが、岩見沢市民にとって誇りの一つになりそうな、そんな素敵な活動であると思います。

是非、期待いただければと思います。

岩見沢市議会 意見交換会終了

〈平成29年12月1日投稿〉

11月25日(土)15時より、岩見沢市議会 意見交換会がありました。

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大きく予想を覆す参加者の少なさ。
報道表記でいけば議員合わせて30数名・・。ということは、議員21名+事務局関係者なので。。

理由は日程かテーマか広報か、、、。
参加される市民より議員の方が多い状況になると、活発な意見も出にくい雰囲気になってしまうので、せっかく参加してくれた市民の方々にとっても申し訳ない状況となりがちです。

とは言え、これも現在の広報広聴委員会で議論検討した結果なので、今後に反映してより良い意見交換会の実現に繋がればと思います。何事も、より一層を目指したトライ&エラーの繰り返しが次の成功を生むのだと思われます。

その検証に関しては、広報広聴委員会で協議が行われ報告書が作成されます。いずれ議会webサイトに掲載されると思いますので、そのときにはお知らせいたしたいと思います。

 

参考までに、私が担当した過去2年も試行錯誤しながら手法を工夫し、この様な内容で開催しています。

平成27年
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/02/25/7162
報告書

平成28年
https://hiranoyoshifumi.jp/2017/02/28/8399
報告書