平成26年11月16日(日)
14時より岩見沢市議会他都市調査報告会を開催いたしました。
これまで岩見沢市議会では、会派等での報告会はあったものの、議会全体としは開催したことがないと聞いています。そういう面では今回は議会改革における開かれた議会を実現するための小さな一歩といったところかも知れません。
今から2年前、縁あって岩見沢市議会という括りの中に入る事ができ、一番印象的だったのが組織としての動きが本当に重たいこと。また、横の議論が活発でないことでした。
その重さというのは、議会の性質上簡単にフラフラとしてはいけないので、ある意味重要なことでもありますが、どの角度から見ても良しと感じる部分においても鈍いのが欠点となります。
今回の他都市調査報告会を開催する経緯も、個人的に開催するならば非常に簡単にできるものが、各委員会としての公式見解を述べる岩見沢市議会全体での開催となると、これまた様々な事象が発生してきます。(詳細を述べると批判になってしまいそうでここでは触れません)
また、報告内容についても、それぞれに質の差があり、来場された方々に何をどこまで伝えることができたのかは大いに反省が残りますが、それでもこの様に議員全員が揃って報告会を開催できたのは大きな一歩であることは間違いないと思います。
また、今後の本会議中継、委員会中継等も視野にいれ、ustreamのLIVE配信も実施しました。
実は私自身、この他都市調査報告会を計画するにあたり、「ustream配信もやります!」と言ってしまってから慌ててやり方を勉強した程度です(以前の会派報告会の中継は友人にお願いしてしまいました)。
その様な中、前日に会場のwi-fiが使用できない、音声入力のコードが足りないなど若干ドタバタしましたが、何とかLIVE配信を行うことができ、延べ人数で僅か35名程度という視聴数ではありましたが、この件についても小さな一歩を踏み出せました(笑)
今、私のPCのフォルダの中には、この時に保存したデータがダウンロードされています。
おかげでこれまでまともにやった事のない動画編集までしてみなければなりませんが、これには少々余力が無く時間がかかりそうです。
ただ、一昔前の自分ならば、「こういうのは得意な人にアウトソーシングすべき!」「それぞれ得意な分野を持ち寄ってカバーし合うのが良い世の中だ。」というような視点でいたと思うのですが、最近はちょっとその考え方が変わってきています。
というのも、今の子ども達を取り巻く環境を考慮していくと、それぞれが得意分野に特化していくよりも、ある程度は一通り何でもできる人間の方が時代のニーズに合っていきそうな印象を受けています。
時代の流れはもの凄く速くなり、以前のブログでも紹介した、
アメリカの研究者が2011年8月にニューヨークタイムズによせた記事によれば「2011年度にアメリカの小学校に入学した子ども達の65%は、大学卒業時には今は存在していない職業に就くだろう」
という言葉にあるとおり、一寸先はなかなか予測できない社会が急速に訪れています。
そこで大事なのはクリエイティブな能力。ゼロから価値を見いだせる力だと考えています。
これらの時代に重要な要素は、自らの体験を通し、その経験の中からモノゴトを導き出せる能力だと感じています。すなわち「やってもいない」、「できもしない」のに上辺の情報だけで「わかったつもり」、「できるつもり」になっていいないだろうか?と思うのです。
と、非常にまわりくどくなりましたが、結局は一通り自分でやれそうなことは面倒くさがらずにやってみようか・・。そうすればどれだけ時間がかかるのか、どれだけ面倒なのか、そしてどれほど面白いか等々もわかるかもしれない。そうすれば、また今までとは違う視点を得ることもできるだろう・・という思いです。
できるだけ、こんなスタイルで色々なモノゴトを進めていけたらと思っています。
とは言え、意気込み倒れで終わってしまうかもしれませんが、近々、このような動画が編集されて公表された時は、一応やってみたんだな。。と思っていただければ幸いです(笑)
気がつくと、メディアやネット情報に溢れ、何でも「できるつもり」になっている自分たちがいます。
でも、決してモノゴトはそんな簡単なことじゃない。
それは議会という仕事でも、行政という括りでも全く同じだと思います。
実際にやってみる事で見えてくることがある。(今回のustreamや動画編集の件はそんな大げさなものでもありませんが・・(笑))
そんな事を大事にしていきたいものです。
*もの凄く脱線したブログになってしまいましたが、無事他都市調査報告会が終了しました!という記事でした。
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