11月22日(木)
江別市より若き情熱ある職員が2名訪ねてきてくれました。
岩見沢駅で待ち合わせをし、その後、すぐ近くの「炭鉱の記憶マネジメントセンター」の一角をお借りしてお話をさせていただきました。
(右は事前にアポをとってくれた江別市役所建設部 顔づくり推進室 都市整備課〈活性化事業推進担当〉のH主任さん!左が活性化事業推進担当主査のMさんです。)
今回訪れてくれた目的は岩見沢複合駅舎の刻印レンガ事業について。
というのも、現在野幌駅前の8丁目商店街を主に駅前通りの拡幅事業が決定し、その議論の中で「江別=レンガのまち」という事もあり、地域の方々より岩見沢や白石のような刻印レンガができないかという提案を受けているとのこと。
それに伴って先進事例の2件をまずは調査し、状況を把握してみたいとの意志でした。
この野幌駅周辺では、
平成20年より「まちなみルールづくり」をつくっていて色々と細かく定めており、今回はもう一歩進んだ中で建築基準法に基づく[建築協定]を10月31日に認可。
その中身は「レンガを用いること」「1階は商業施設、2階以上は居住空間」というもの。
これらは江別市が、元々産出される土がレンガづくりに適していて、今尚いくつかのレンガ工場が稼働している江別の個性にマッチするものであります。(ちなみに岩見沢複合駅舎の赤レンガも江別市でつくられたものです)
そこで、岩見沢レンガプロジェクトが立ち上がった経緯から駅舎の完成に至るまでの道のり、システム、収支等々をデータを交えてお伝えさせていただきましたが、最終的には「誰が、どうやって」実働を行うかという部分で色々と壁が立ちはだかります。その辺りは担当ならではの懸念事項も聞かせていただきましたが、この江別市のお二人の熱意を聞いていると、きっと上手く地元の方々と力を合わせながら実現していくのではないかと期待を感じます。
行政マンが真剣に問題意識をもって、こうやって現地に足を運んで前向きに悩んでいる姿を見ると、今後の野幌も注目していく必要があると感じます。
翻って、岩見沢市の駅前通りにおいても、先日のブログのように、この野幌の拡幅事業より丁度1年早くモノゴトが進みます。
こちらの議論もなかなかオープンになってこないこともあり、今後のイメージについては不安要素も多々あるのが現実。
私自身、色々と情報を集めてみたいと思っていますので、この駅前通や中心市街地についてはまた掘り下げる機会を持ちたいと思っています。
ちなみに、岩見沢レンガプロジェクト事務局のHPはすっかり更新が出来ないでおります。(レンガプロジェクト事務局のフェイスブックページの方が少しは更新が進んでいるかもしれません。)
代わりに、その後継組織的役割の《いわみざわ駅まる。》の方は活発に動いておりますので、新しい情報はそちらをご覧ください。
駅まる。ホームページhttp://ekimaru.jp/
駅まる。フェイスブックページhttp://www.facebook.com/iekimaru