本日、10時より中心市街地活性化特別委員会が開催されました。
私は委員会メンバーではないので、オブザーバーとして出席させていただいた次第。
思うところ多々あり・・・。(その詳細は後日別項にて)
今回の内容は中心市街地活性化協議会の現状報告と次期計画に及ぶ部分、もう一つは駅前通の拡幅についての2点。
中活については、私自身、JC時代と今現在も《いわみざわ駅まる。》を通した中で、若干ではあるものの関連ある身でもあります。だからこそ、単なる批判は誰にでもできる事であり、だったらそれをどうするか?という議論がたりない事に強烈な危機感を感じる。
また、駅前通についても、全国どこの地方都市もよほど恵まれた環境でなければ大抵がシャッター街。
先日建設常任委員会で訪れた花のまちづくりを進める善通寺市も、空海(弘法大師)が生まれたお寺があり、その歴史的価値の高さと建築物の見事さと相反し、横側の門から繋がる商店街は見事なものの見事にシャッター街。
そこで感じた感想は、こんなに価値ある歴史遺産がある状況でも疲弊していく事実にやるせなさが湧き起こる。
そんな状況では、岩見沢も例に漏れず、全国に多くある”大してアドバンテージの無いまち”の中心部が疲弊するのは当たり前。
だからこそ、だったら何が必要なのかという意識を多くの人々と共有していかなければならないのであります。
今のままならばこの岩見沢市も、ただ駅前通りが広くなり、新しい建物が建ち並びつつも、空き店舗の看板が目に付く通りになる様な気がしてなりません。最悪の状況では、ただ通りが広くなり古い建物が壊され、、、新しい建物が建つこともなく空き地が目に付く。そんな状況になっても全くおかしくはありません。
この危機感を何とか払拭しなければなりません。
どうやったら人が中心部に戻るのか。そのためには市内の人を呼び戻すにはどうするか?また、市内のみならず、交流人口、定住人口を増加を含め、市外から人を呼べる魅力をどうつくるのか。
もう時間的猶予はあまり残されてはおりませんが、今の私にできる事は大きく二つ。
《いわみざわ駅まる。》を通した新しい岩見沢の魅力づくりを推進し、近い将来、人が多く訪れる岩見沢にすること。
そして、議員という立場を通し、人と人とを繋ぎつつ、これからの岩見沢市政が目先の対処療法的な手法ではなく、しっかりとしたビジョンを掲げ、大胆なチャレンジをしていけるような環境(行政側も住民側も)をつくっていく事ではないかと思っています。
しかしその前に、まずは議会が変わらなければならないことを殊更痛感する次第。
まだまだ力不足ではありますが、やらなければならない事を整理して前に進みたいと思っております。
そう、、批判だけなら誰にでもできること。
先日の建設常任委員会でも、そして会派視察でも、最終的な感想は「想いのある熱い人間がその現場を引っ張っているから成功している」ということであります。結局はシステムや環境は大事でも、最後は覚悟を決めて邁進する人間がいるかどうかが一番大事なことだと思うのです。
まちを変えるのは「よそ者、若者、バカ者」とよく言いますが、このバカ者が何より大事なところなんだと思います。
すくなくとも、そんなバカ者になれるよう、私も覚悟を決めたつもりであります。
口だけでなく、行動で評価されるような活動を目指していきたいと思っております。
「中心市街地活性化特別委員会」への1件のフィードバック