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小説「馬追原野」(辻村もと子著)を読んで

以前、岩見沢CivicPride探求部の中で、岩見澤「郷土かるた」を調べた時に、恥ずかしながら初めて知った「辻村もと子」さんと志文の開祖「辻村直四郎」さんの存在。

岩見澤郷土かるたを作った和田高明さんがお忙しい中、拙い下記動画を見てくれ、所有していた「馬追原野」の本を送ってくれました。本当にありがたいことです。しかし、どうせ読むなら集中して!と思うあまり、なかなかまとまった時間が取れず、このお盆休みにやっと読むことができたものです。

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「馬追原野」は、岩見沢の志文を開拓した、父、直四郎さんの日記を元にした小説。最初は長沼の馬追の開拓をし、いよいよ念願の自分の土地を岩見沢で手に入れ、さぁ、これから!!というところで小説は終わる。

文中に良く出てくる久樽(くったり)は栗丘。夕張道路は中央通り。幌向川にかかっている鉄橋とはアメリカ製のトラス鉄橋。他にもイメージできる場所が次々と出てくる。

 
もちろん開拓を志した中で巻き起こる様々なストーリーにも引き込まれる。

チュプンベツというアイヌ語の地名に志文という字をあてる。

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第2回勉強会無事終了しました。

平成28年2月17日(水)18:30~

第2回目となるシビックプライド探求部の勉強会が終了しました。

12733416_950256915043192_6736028784005311519_n今回は和田高明氏著の「原域 岩見澤 郷土かるた」を、明治元年に炭層が見つかって線路が敷かれる過程から、昭和後期に近隣炭鉱の閉山、鉄道の廃止に至るまでを時系列毎にピックアップし、拙いながらも皆さんにご紹介させていただきました。

さすが北海道新聞に紹介していただけた事もあり、事前の参加申込者で定員をオーバーし大盛況。

また、初めてお目にかかる方も半数以上いらっしゃり、関心の高さを感じることができたと同時に、元々詳しい方が来ているのかと思うと、かなりのやりにくさを感じたのも事実(笑)

それでも会場とのやりとりなどを含めながら、楽しく約90分の勉強会を終了することができました。

その内容は、現在探求部仲間のHOKKAIDO JIJI-GRAPHICさんが編集作業をしてくれておりますので、出来次第公開させていただきたいと思います。(誤字や言い間違い配慮不足などの至らぬ点が多数あってお恥ずかしいのですが・・)


次回の勉強会は、今回の郷土かるたを整理している時に、つくづく凄さを認識することができた印象深い項目。

岩見沢生まれ岩見沢育ちで、父、直四郎の開拓日記をもとに小説「馬追原野」を著、第1回 樋口一葉賞を受賞した辻村もと子さん。この直四郎さんの志の高さと先見の明。また辻村もと子さんの小説の素晴らしさというものを再認識するに至りました。

そこで、10年ほど前にこの「馬追原野」を調査し、論文を書いたこともある若き歴史家、お米マイスターでも有名な前野雅彦氏に「馬追原野とその周辺」と題し、講演を行っていただきます。

詳細はこちらをご覧下さい。
http://civicpride.jimdo.com/

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*第2回勉強会で作成したパワーポイント72枚の内の2枚。

私達は、わずか130年程度前の地元の開拓の話を良くしらないのが実情です。この小説を通し、あらためて先人の苦労や凄さを感じることができると思います。講演内容がもの凄く楽しみです。

会場の都合上、先着30名で参加費として1000円頂戴いたします。
是非、お気軽にご参加ください。


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【第3回勉強会ご案内】