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磯田道史氏の本

今年の1月に、読んだ本に影響を受け、どうしてもその地を見てみたくなって訪れた宮城県の大和(たいわ)町。

そのきっかけは「無私の日本人」という、映画にもなった武士の家計簿で有名な磯田道史さんが書いた本です。そのことをブログに書いたら、なんと著者ご本人からお手紙が届いたという嬉しいことがありました。(偶然ですが、磯田氏とは同じ年齢なんですね)

そんな事もありすっかり磯田ファンの私としては、つい先日、11月に出た文庫本等々を購入。まだ時間がなくて夜な夜な少しずつ読んでいる状況でありますが、またもやページをめくる度に色々と刺激をいただくことととなります。

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江戸時代の人々のリアルな生き方はもちろん。この中には過去の大地震に関するもの等もあり、それを現在に当てはめていくととても大きな警告があったりと「なるほど!」の連続であります。

貴重な資料を紐解き、現在の言葉でわかりやすく伝えてくれるのは何ともありがたい。昔の日本人の一人ひとりの生き様を感じることができるというのはとても貴重だと感じます。

読み進めるのが楽しみです。

嬉しいお手紙。。「無私の日本人」

先日、宮城県の大和町に行ってきたお話をブログに載せました。

その目的は、磯田道史さん(武士の家計簿の作者として有名です)が書いた「無私の日本人」という本にのっている吉岡宿の有志9名による強烈な史実。

今から約240年前、税の負担も大きく、不況により寂れていく一方の吉岡を救うため、自らを犠牲にしながら大それた手法のもとに地域を救っていく実話です。

詳細は是非とも本を購入して読んでいただく事をお勧めします。三話が収められておりますが、そのどれもが日本人としての矜持を考えさせられ、さらに後書きに重みがあります。

その史実の空気に触れたいあまり、今回東北へ家族で行った際に立ち寄らせていただいたものです。

P1010590しかしながら、最初の手がかりとして立派な建物となっている大和町役場に行ってみたところ、案内係の方に伺ってみても国恩記のことはおろか、過去にそんな史実があったことすら知らない様子。他のカウンターの方へ聞いてくれるも、そこでもちんぷんかんぷん・・。

事前にネット上で大和町の議会議事録等をチェックしてみると、ちゃんとその史実にたいする答弁もあったり、町の広報誌で町長みずからがそのエピソードに触れたりしているものの、地元の方々は意外と知らないものであります。そこで役場では何の情報も得られずにガッカリ。(後で考えると教育委員会に行けば良かったかもしれません)

やむなく事前にネット上で調べた数少ない知識を頼りにこの吉岡の地を廻ってきました。

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←これは九品寺に設置されている「国恩記顕彰碑」

 

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  ↑この石碑建立の賛助者一覧

また、まちの中には、、

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