HiranoYoshifumi のすべての投稿

改正鳥獣保護管理法について【令和7年第2回定例会一般質問(要約)】

〈令和7年8月17日投稿〉

一般質問:改正鳥獣保護管理法について

令和7年第2回定例会において実施した一般質問のYouTube動画を、生成AIであるGoogleの【NotebookLM】に読み込ませ、質問と答弁を要約したものを転載いたします。


3.改正鳥獣保護管理法について

(1)熊出没の急増に伴う法改正により、市町村の判断と責任が増すことについて

【平野質問】

本年4月の法改正により、市街地でのクマ出没時に市町村の判断で特例的に銃器使用が可能になったこと、その条件、市町村の補償責任などを確認。

・新制度施行を見据え、安全管理体制の整備、ハンターとの連携や委託方法の明確化、補償責任を負うための財政的・制度的準備について質問。

・国のガイドライン策定を待つだけでなく、地域の実情を踏まえた市独自の判断基準や対応方針を早期に明文化すべきとし、市としての課題認識と準備について見解を求めた。


【市長答弁】

①安全管理体制の整備、ハンターとの連携や委託方法の明確化、補償責任を負うための財政的・制度的な準備について

・本年4月の法改正を受け、北海道主催の説明会や意見交換会に参加し、関係機関と情報共有を図ってきた。

・多くの自治体から、発砲の判断基準、事故発生時の補償範囲、捕獲従事者の身分保障などが不明確であることへの懸念が出されている。

・これを受け、今月上旬に北海道市長会などから国へ、策定中のガイドラインで課題への対応を早期に示すことと説明会の開催を要請した。

・市としては、今後示されるガイドラインを踏まえ、緊急銃器使用の実施体制づくりを進める。

②新制度施行を見据え、市としての課題認識と準備について

・緊急銃器使用については、ヒグマ駆除が箱罠捕獲が基本であるため銃器使用経験のあるハンターが少ないこと、迅速な判断が求められる職員のノウハウ不足、市民の安全確保など、様々な課題を認識している。

・ガイドラインの構成案では対応マニュアル作成や実地研修が例示されており、ガイドラインの内容を確認の上、猟友会、警察、北海道などの関係機関の意見も聞きながら、速やかに本市の実情に応じた具体的な方策を検討し実施していく。


公式な議事録は現時点でまだ未公開のため、YouTube配信のURLを生成AIの「NotebookLM」に読み込ませて要約したものとなります。多少ニュアンスの異なる点などがあるかもしれませんことをご了承ください。

太陽光発電所の懸念について【令和7年第2回定例会一般質問(要約)】

〈令和7年8月17日投稿〉

一般質問:太陽光発電所の懸念について

太陽光発電所の懸念については前年の第4回定例会でも市民の安心安全の観点から質問をさせていただいており、この度、再度懸念すべき事態が確認されたことで、再度一般質問を行ったものです。

令和7年第2回定例会において実施した一般質問のYouTube動画を、生成AIであるGoogleの【NotebookLM】に読み込ませ、質問と答弁を要約したものを転載いたします。


2.太陽光発電所の懸念について

(1)太陽光発電所が有するリスクへの対応について

【平野質問】

今冬も太陽光パネルの破損・落下が繰り返し発生しており、台風時の飛散、有害物質流出、火災などのリスクを指摘。

・破損後も長期間放置される管理不十分な事例があり、過去に「1.5mの架台高で積雪に耐えうる」との市長答弁があったにもかかわらず破損が繰り返されており、基準の有効性に疑義があるとした。これは単なる事業者管理不足ではなく、豪雪地における構造的なリスクであるとの見解を示した。

・改正再エネ特措法で自治体の役割が強化されたことを踏まえ、市として破損施設への現地確認と指導の有無、具体的な是正要請や指導の内容について質問。

・景観・災害・違法造成などの問題発生時、国(資源エネルギー庁など)とどのようなルートで連携し、どのような対応が返されるのか、また具体的な連携事例について問うた。

*再質問では、破損の原因が積雪の重さだけでなく融雪時の沈降などにある可能性を指摘し、積雪耐性基準の明確化や、破損時の定期点検・巡回といった独自ルールの設定を求めた。


【市長の答弁】

①破損した施設への現地確認と指導の状況について

・市は市民からの通報による現地調査を従来より実施。

・令和6年度には、屋根設置型を除く119基の太陽光発電設備について職員の目視による現地調査を実施している。

②具体的にどのような是正要請や指導を行っているのか

これまでの是正要請は、美流渡地区での太陽光パネル破損・脱落に関する事例が2件(令和3年、令和7年)、坂町での大雨による土砂流出事例が1件(令和5年)。

・このうち令和3年と令和5年の2件は是正要請により改善に至っている。

・破損の起きない確実な設置と、破損時の速やかな安全対策が何よりも重要と認識。

・巡視で発見した場合は、直接事業者へ通報するか、資源エネルギー庁のフォームや北海道経済産業局と連携して対応する。

③景観・災害・違法造成などの問題が発生した場合、国とどの様な連携を行っているか

・資源エネルギー庁は、自治体が法令違反事案を発見した際に事業者への解消を促すための通報の仕組みを提供している。

・本市では、令和7年の美流渡地区のパネル破損・脱落事例について、直接事業者へ是正要請を行うとともに、資源エネルギー庁へ通報した。

・北海道経済産業局へも情報提供を行い、国が実施するパトロールや今後の対応について情報共有している。

④国からはどの様な対応が返されるのか

・国への通報事例は資源エネルギー庁本部で集約後、地方経済産業局と情報共有され、事例によっては各地方経済産業局から事業者への改善指導が行われる。

⑤本市における国との連携の具体例について

・上記の令和7年の美流渡地区の太陽光パネル破損・脱落事例が、市から資源エネルギー庁へ通報され、北海道経済産業局と情報共有が行われた具体的な連携例である。



(2)今後の予防的視点について

【平野質問】

・将来的な所有者不明や撤去義務不履行のリスクに対し、現在の制度的枠組みへの市の見解を問うた。

国任せでは不十分とし、豪雪地帯である岩見沢市独自のガイドラインや条例制定の必要性を提案。

・再生可能エネルギー推進と市民の安心安全の共存について市長の見解を問うた。

*再質問では、特に積雪耐性基準の明確化や、破損時の定期点検・巡回などのルール設定を含む独自ガイドライン・条例制定を改めて求めた。


【市長答弁】

①所有者不明や撤去義務を果たせなくなった場合のリスクに対し、市として、現在の制度的枠組みをどう考えているか

・再エネ特措法の改正により、廃棄等費用積立制度の義務化や事業計画周知の認定要件化が進められ、事業規律が強化されたことで、不適切案件につながる恐れのある事業者は減少すると捉えている。

・また、太陽光発電設備の技術基準も策定され安全規制が見直されている。

・一方で、法改正前の設備や特措法対象外の事業者については、改正後の規制が及ばないこともあり、不適切案件発生時の対応に苦慮する懸念も認識している。

②豪雪地に適したガイドラインや条例の制定検討について

・事業計画策定時に市町村との接触が図られる仕組みになっているため、市では事業者からの相談があった場合、地域住民との連絡仲介を行い、相互理解の上で事業が実施できるよう努めている。

・引き続き、規制と促進のバランスを取ることを目的としたガイドライン・条例等の制定の必要性については検討していく。

ガイドライン・条例は事業者、エリア、環境など様々な観点からの規制を考慮し、市民生活の安全安心を十分に踏まえて検討を進める

・美流渡の破損事例では融雪による沈降なども原因として考えられるが断定はできず、破損が起きない設置と速やかな安全対策が重要である。

③再生可能エネルギーと地域社会との共生のあり方について

・国の第7次エネルギー基本計画では、再生可能エネルギーが地域や社会に受け入れられるよう、地域の理解促進と適正な事業規律の確保が重要とされている。

・再生可能エネルギーの地産地消は、災害時の安定供給や地域活性化の観点から重要であり、現在策定中の市GX推進マスタープランにおいて、岩見沢市で最もポテンシャルの高い太陽光発電を活用した地域と共生する仕組みの構築を検討している。


公式な議事録は現時点でまだ未公開のため、YouTube配信のURLを生成AIの「NotebookLM」に読み込ませて要約したものとなります。多少ニュアンスの異なる点などがあるかもしれませんことをご了承ください。

岩見沢市のインバウンド対応について【令和7年第2回定例会一般質問(要約)】

〈令和7年8月17日投稿〉

令和7年第2回定例会において実施した一般質問のYouTube動画を、生成AIであるGoogleの【NotebookLM】に読み込ませ、質問と答弁を要約したものを転載いたします。


インバウンドに関しては、令和7年1月の事象発生以降、様々に調査、勉強会などを実施してきた結果を元に作成した質問となります。これまでの経過は以下のカテゴリーを作成していますので御覧ください。

https://hiranoyoshifumi.jp/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%90%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%89


1.インバウンド対応について

(1)今冬発生したインバウンドの事象を鑑みた、今後の課題と展望について

【平野質問】

今冬、中国版SNSで岩見沢の雪景色が話題となり、外国人観光客が急増したことを踏まえ、今後のインバウンド対応における課題と展望を問うた。

観光客誘致の「プロモーション戦略」と住民の不安を抑制する「受け入れ環境整備」の両面が必要であり、バランスが重要と指摘。

・現行の観光振興戦略にインバウンドが明記されていない現状や、市ホームページから観光振興に関する情報が不足している点を挙げ、今後の具体的な戦略策定について見解を求めた。

・今冬の事例から、日帰り観光が主体で経済効果が限定的であるため、宿泊を促し滞在時間を延ばす重要性を強調。

・プロモーションでは、岩見沢らしい冬の暮らし(雪景色、静寂、ダイヤモンドダスト、除雪作業など)を価値に転換して伝えることを提案。

・受け入れ環境整備では、多言語対応の案内表示、マナー啓発、無断立ち入りやごみ捨て、路上撮影、危険な場所での写真撮影といった迷惑行為への対策、キャッシュレス決済対応、外国人による違法民泊や冬季の建物管理不足による事故の懸念を示し、住民との対話、地域サポーター育成、収益還元による住民理解促進の仕組みを求めた。

*再質問では、インバウンド対応における具体的な戦略や方針の明文化の必要性、観光協会の多忙な状況を踏まえた地域・事業者・行政による連携体制(連絡会議)の構築範囲とスピード感について改めて問うた。


【松野市長答弁】

①インバウンド受け入れに対するスタンスについて

・これまでも観光協会ウェブサイトの多言語化やSNS発信、海外向け予約サイト活用など、外国人旅行者の誘客に取り組んできた。

・今後もインバウンド増加に伴う課題への対策を講じながら、積極的に受け入れを進める方針である。

・「第6期総合戦略」において観光振興事業として位置づけられており、インバウンドという言葉が直接なくとも対象から除外していない。

②現時点での取り組みについて

・今月から観光協会と連携し、中国の交流サイトを活用したPRを展開し、インバウンド拡大に取り組んでいる。

・観光協会窓口での翻訳アプリ活用や5か国語対応ガイドブック、デジタルサイネージで案内を充実。

・今冬の迷惑行為に対し、岩見沢警察署と連携し、駅舎内でのポスター掲示、デジタルサイネージ、チラシなどによるマナー啓発に取り組んでいる。

③今後の具体的な戦略策定について

・観光振興戦略は平成27年度に策定され、令和5年度で一区切りをつけたと認識しており、現時点では新たな観光振興戦略を策定する予定はない。

・しかし、令和6年度からは「第3期総合戦略」で観光物産振興事業として位置づけ、雪を含めた地域資源を活用した観光づくりを推進する。具体的な戦略や方針の明文化については、既存の総合戦略の枠組みで対応していく意向を示した。

④プロモーションのあり方について

・岩見沢の雪は、国内外の雪のない地域の観光客にとって差別化された魅力的な観光資源と認識。

・今後はインバウンドニーズを捉え、雪を活用した観光商品の開発に取り組み、SNSをこれまで以上に活用し冬の魅力を効果的に発信していく。

⑤地域・事業者・行政の協働を視野にいれた連携体制の構築について

・迷惑行為なども含め、地域住民、宿泊業、飲食業などの当事者との情報交換の場として、市と観光協会などの関係団体が参加する連絡会議の開催を念頭に検討している。

・連絡会議は必要であり、生の事業者の方々も含めて早速進めるとし、観光協会の多忙を承知しつつ市も連携して、組織だけでなく生の声を聞きながら進めていく。

⑥住民理解に向け、不安と心配を払拭する体制整備や方針について

・持続可能な観光地づくりには、住民への観光政策周知と観光客・住民の相互理解が重要

・市は観光協会と連携し、生活習慣やマナー啓発の取り組みについて、広報誌やホームページで周知する。

・上記の連絡会議で情報を共有するとともに、外国人観光客に対しては、岩見沢警察署や観光協会と連携し、これまでの取り組みに加え、新たな方策も検討していく。


公式な議事録は現時点でまだ未公開のため、YouTube配信のURLを生成AIの「NotebookLM」に読み込ませて要約したものとなります。多少ニュアンスの異なる点などがあるかもしれませんことをご了承ください。


【所感】このインバウンド対応については、岩見沢市は非常に出遅れていると感じています。あまり公に批判するようなことは避けますが、既存の総合戦略の枠組みの中でどの様な成果が期待できるのか。また、魅力の発信や市民不安の払拭にしても、他地域で問題となっている違法民泊などの視点も浅く、非常に心配が募るところです。

ぜひお時間あれば、こちらの投稿も御覧ください。

第27回参議院議員通常選挙【政党等別得票数】を見える化してみました。

〈令和7年8月12日投稿〉

7月20日に投票日となった参議院議員選挙について、岩見沢市内の政党等別得票数を分析してみたいと思います。

元になるのは【岩見沢市の選挙管理委員会にて公開されているデータ】となりますので、詳細根拠については以下のリンク先をご確認ください。

https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/soshiki/senkyokanri_iin/senkyo/kekka/2868.html


さて、数字の表だけではわかりにくいので、得票数順にグラフにしてみました。

まずは今年の7月に行われた第27回参議院議員選挙の結果です。


これだけを見ると、自民党と立憲民主が均衡しているぐらいに感じるかと思いますが、参考に3年前の第26回参議院議員選挙の様子を見てみると・・・

グラフを比較すると、今回は特に自民党が大きく票を落としたことがわかります。

しかしそれだけではなく、ニュース等でもご承知のとおり、得票数を伸ばした政党が多くあります。そこで前回と今回の両方に存在している上位10政党でその推移を見える化してみました。

赤文字が大きく票を落とした政党で、緑色の枠が得票数を伸ばしたところです。


以下グラフにすると

青棒が今年でオレンジが前回なので、今回票が減ったところは青が少なく表示され、票を伸ばしたところは青が増えるということになります。

最も減少したのが日本維新の会。次いでNHK党、公明党、自民党、共産党の順になります。

逆に大きく躍進したのが、前回799票から今回3,546票と443.6%となった参政党。

次いで国民民主、れいわ新選組となりました。

既存政党としては、与党の自民党と公明党が共に支持を下げ、その受け皿になったのが立憲民主ではなく、参政党や国民民主、れいわ新選組であったことがわかります。

ただこれが今後も続くか?というと、そればっかりはわかりません。


参考までに、昨年10月に開催されたばかりの第50回衆議院選挙の結果を貼っておきます。

この前年10月末の衆議院選挙から、1年弱に満たない期間で大きく情勢が動いたことになります。

様々な追い風や向かい風の影響を受けつつ、今後も大きく変化をしていくと想像しますが、興味深いのはこれは全国の数字ではなく、あくまで岩見沢市民の投票結果であるということです。


今年の第27回参議院議員選挙の結果をあらためて見てみると、、、

自民党、立憲民主の第1グループ、国民民主、公明党、参政党、れいわ新選組、日本共産党などの第2グループ、そしてその他のグループという状況になっています。

多くの方と同様な肌感覚として、民意の政治に対する期待の方向性が変化してきたことを感じます。

少子高齢化に伴う地方の衰退や物価高騰、経済の低迷が続く中で、残念ながらこの状況をドラスティックに打破するスーパーマンみたいな政治家は存在し得ないということ。それと同時に短期間で劇的な好転を見いだせる施策も存在しえないこと。その理由については以下のリンクもご覧ください。

私達、地方に住むものとして、地域全体が「途端に元気になる」というコトはほぼ存在しえなく、ゆえに「即効性が期待できるもの」ではなく、「すぐには役に立たないかもしれないが、いずれ必ず役に立つ」という行動を実直に蓄積し続けていくことが重要だと思っています。それこそが持続可能性の肝であると感じています。

この岩見沢を持続可能な地域として、”逞しく強かに”していくために、広い視野をもって学び続け、そして様々に判断していきたいと思っています。

議員定数等検討委員会が設置されました

〈令和7年7月31日投稿〉

本日、第1回目となる「議員定数等検討委員会」が開催され、委員長の役を担うこととなりました。

人口減少や物価高騰等々、非常に難しい時代の中で、議会のあり方、議員一人ひとりの覚悟が問われるものと思っています。


委員会に所属するのは

市民クラブ 4名
新緑風会 1名
民優会 1名
公明党 1名
日本共産党議員団 1名

の合計8名です。

これから様々なデータを参考にしながら、岩見沢市議会における議員定数がどうあるべきかを議論していきます。


本委員会に付託された協議テーマは以下のとおりです。

1,議員定数について

2,議会の活性化について
 (1)あるべき議員像(良い議員とは)
 (2)活発な議論を展開するために
 (3)広報広聴の中長期的な方向性
   (議員のなり手不足の解消も念頭に)
 (4)タブレット端末の活用

3,議員のなり手不足の解消について
 (1)女性・若者議員の増加のために
 (2)投票率を上げるために
 (3)議員報酬の在り方

となります。

委員長就任挨拶にて、「議員としての覚悟が問われるものであり、高い透明性を持って市民理解に努めたい」という旨の話をさせていただきました。ぜひ、共感を得られるような結果を導ければと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします。


この様子は北海道新聞空知版にも掲載されておりますので、アカウントのある方は御覧ください。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1193659/

久しぶりに桂沢水道企業団議会議員となりました。久々なのでNotebookLMの力を借りて質問を整理しています。

〈令和7年7月10日投稿〉

令和2年以来の桂沢水道企業団議会の所属となりました。

7月4日に今任期初となる定例会が開催され、その中で久々となる決算等の資料を把握するため、まずは配布された資料と、企業団の公式webサイトから取れる主要な資料をダウンロードし、その内容の把握から始めました。

そこで真価を発揮するのが、GOOGLEの「Notebook LM」です。

各種PDFや画像、コピーしたテキストなど必要なものを入れ込むと、その提供した資料の中からこちらの問に答えて情報を整理してくれる優秀な生成AIです。

今回の議会では決算認定が一つの柱でもあったため、過去からの推移を把握を分析することで色々と見える化をしていきます。これはNotebookLMで抽出したデータを元にChatGPTでグラフ化したものです。

これまでなら、情報を探すのも大変だし、そこから分析するのもかなり時間がかかる作業でしたが、このように生成AIを活用できると、本当に時間短縮に繋がります。 

便利な世の中になりました。


さて、その様な中で、今回はいくつか質問をしていますので、その状況をシェアいたします。

【平野質問】 令和6年度の資本的収入が当初予算の約5.2億円から決算では約1.7億円へと大幅に減額された理由は何であるか。これは事業の遅れや見直し、あるいは起債や補助金の変更によるものなのか。また、令和7年度予算で浄水施設更新工事他で新たに約8.6億円の企業債が計上されているが、これが6年度からの先送りであればその理由も知りたい。


【理事者答弁】 令和6年度の資本的収入が減額された主な理由は、浄水池更新事業の一部を翌年度へ繰り越ししたことなどによる対象事業費の減と、それに伴う企業債の借入れが予定を下回ったためである。 繰り越しが生じたのは、設計図書と現場条件の相違により、仮設矢板工事の見直しに時間を要したためで、約3億5千万円が令和7年度に繰り越されることになった。 令和7年度予算の企業債約8億6千万円は、同年度に計上された浄水池更新工事等の事業費に対するものであり、繰越工事に係る企業債は含まれていない。繰越工事に対する企業債は、令和6年度に許可を受けた未借り入れ分として令和7年度に借り入れられる予定である。


【平野質問】 資本的収支差額は、令和2年度以降右肩下がりで状況が悪化し、令和6年度決算では過去最大の約3.7億円の赤字である。これは減価償却や内部留保などの関係もあると聞いているが、改めてその事情を説明してほしい。


【理事者答弁】 資本的収支は、建設改良事業費及び企業債の償還金を賄う企業債や補助金で構成されており、財源額が事業費を上回らないことから、一般的に赤字となるものである。この不足額は、収益的収支の利益や減価償却費などの内部留保資金を用いて補填されている。 令和3年度以降に赤字が拡大した理由は、会計制度の見直しによるものである。令和2年度以前は、構成市から建設負担金(企業債元金償還金分)を資本的収入としていたことで収支が均衡していたが、会計制度見直しにより建設負担金が廃止され、建設負担金に相当する収入である基本料金を収益的収入として受けるようになったためである。これは会計的に本来の形に戻ったとされている。


【平野質問】 収益的・資本的収支ともに赤字体質が常態化している。新浄水場の減価償却費のウェイトが大きいことも理解するが、純粋な経営面においても、人口減少や管路の老朽化、各種施設更新が迫られる厳しい状況で、今後はますます厳しい経営状況に陥ると想像される。今後、どのような計画の上で経営改善を図っていく予定であるか。


【理事者答弁】 指摘のとおり、人口減少による供給水量の減少傾向が続いており、主要な収入である供給料金の減少により、経営的にはますます厳しい状況になると見込まれる。 安全で安心な水道用水の供給を継続するためには、老朽化した水道施設の更新が必要であり、近年の物価高騰等の影響により費用も増している。しかし、当企業団の費用の大部分が浄水場の運転や維持管理に要する費用であり、削減効果は限定的である。 このような状況の中で必要となる収入を確保するため、5年毎に供給料金を改定し、経営を維持していく必要がある。供給料金の次の改定時期は令和8年度であり、現在料金改定に向けて構成市との協議が進められている。


【平野質問】 新浄水場の電力使用量について、以前の答弁では膜ろ過方式により加圧やポンプアップが必要なため、水道料金には1㎥あたり3円80銭程度の影響があると説明があった。実際に稼働してみて、電力量は当初の見込み通りに推移しているのか。また、物価高騰の影響下、電気料金もかなり高騰していると思うが、令和6年度決算において電気料金の総額はいくらになるのか。令和3年度の電気料金単価と現在の単価ではどの程度の違いが発生しているのか、総体の金額比較も教えてほしい。


【理事者答弁】 新浄水場における使用電力量の増による電気料金への影響額は、予測値の3円80銭に対し、令和3年度実績では3円48銭であった。 令和6年度の電気料金は年額で5,249万6,081円、使用電力量は191万3,075kWhである。 令和3年度の電気料金は年額で4,995万2,012円、使用電力量は230万6,649kWhであった。 使用電力量は減少しているものの、電気料金の値上がりにより年額の総額は増加している。 1kWhあたりの単価で比較すると、令和3年度は21円66銭、令和6年度は27円44銭となり、5円78銭上昇している。

議員の説明責任を「今風」の技術で表現してみたいと思います。

〈令和7年6月21日投稿〉

昨日、無事に一般質問が終了しました。

その内容については、正式な議事録が出たら改めてご紹介いたします。


さて、今朝の新聞報道でも「新病院」に関することが掲載されていました。

そこで今年の3月の議会において、新病院建設に関する予算審議で賛成をした理由について、一議員としての説明責任を果たす!という思いで投稿したブログがあるのですが、文字数も多く、最後まで見ていただける方は非常に稀だと感じています。

よって、なにか新しい伝え方ができないだろうか・・・と考えていた中で、Googleの《Notebook LM》という生成AIが非常に優れていると感じました。

これは議会質問の資料分析などでもかなり使えるAIですが、今回紹介するような「RADIO風に会話でまとめてくれるシステム」は非常に面白い!

早速、上記ブログのURLを指示してNotebook LMに読み込ませて、会話として要約してもらいました。下記はそれを出力したものをYouTubeに投稿したものとなります。

どうしても漢字の読みなどにAIらしい間違いなどが発生してしまいますが、たった8分ちょっとなので、ぜひとも参考に聞いてみていただければ幸いです。

実際にやってみて、政治に関心を持ってもらう手法としては、これはとても良いのでは?と感じています。

日頃、政治やまちづくりなどにあまり関心が持てなくても、こういう動画がきっかけとなって、「もう少し詳しく知りたい」と思ってくれた方が、ブログを辿ってテキストやデータを見て、更に理解を深めてくれるという流れになると、世の中がもっと風通しが良くなるような気がします。

そんなことで、テクノロジーの進化に期待大です。

ちなみに、この犬と猫のイラストはGeminiで作ってもらったのですが、こんなのもあっという間にできてしまいます。

プロンプト(指示)は、あなたはポップな絵を書くことが得意なアーティストです。

以下の条件に基づき、絵を書いてください。
・ラジオ局のスタジオ風景で、男女が話しています。
・男性の見た目はゴールデンレトリバー、女性は三毛猫としてください。

とやったらこんな感じに!

ちょっとタッチが行き過ぎてるなーと思って、「ポップすぎるので、もう少しリアリティがあって、なおかつオシャレ感がほしいです。画像サイズは16:9でお願いします。」とやると、下記のようになりました。

残念ながら、何度か縦横比16:9でとお願いしても「これが16:9です。」と頑なに返答されるところが見事にAIらしいですが、まぁ十分です。自分では絶対にこんな絵はかけませんので、AIって凄いなーと思うと同時に、「これって人間の能力の平準化が始まっているということ?」という印象を綴ったブログもありますので、これもNotebook LMにお願いしてみました。

お時間あればどうぞ。

元のブログ記事

この度の一般質問原稿を公開します

〈令和7年6月16日投稿〉

6月20日(金)13時より開会予定の定例会において、一般質問の1番目で登壇する予定です。

以下、提出済みの読み原稿を公開いたします。5つの項目で計8,000字を超える長文になっておりますが、ぜひお読みいただき、何かアドバイス等ありましたらお気軽にコメントなどいただければ幸いです。

なお、発言通告は以下のように提出しています。


以下、令和7年度 第2回定例会一般質問読み原稿(ラフ案20250616)_平野義文

続きを読む

令和7年第二回定例会 一般質問通告

〈令和7年6月13日投稿〉

6月16日から始まる6月議会において、一般質問をいたします。

岩見沢市議会の一般質問順は通告の順になるため、私は今回1番目となります。

すなわち6月20日(金)13時の議会開会後、議事録署名人等の決定の後、すぐに始まる予定です。

今回の一般質問は通常より少し長くなり、約8,000字の読み原稿となります。その質問内容は以下のとおりとなりますので、関心のある項目がありましたら、ぜひ議場にて傍聴でも、YouTubeでライブ配信でもご覧いただければ幸いです。


1 インバウンド対応について
(1) 今冬発生したインバウンドの事象を鑑みた、今後の課題と展望について
 ①インバウンド受入れに対するスタンスについて
 ②現時点での取組について
 ③今後の具体的な戦略策定について
 ④プロモーションの在り方について
 ⑤地域・事業者・行政の協働を視野に入れた連携体制の構築について
 ⑥住民理解に向け、不安と心配を払拭する体制整備や方針について

2 太陽光発電所の懸念について
(1) 太陽光発電所が有するリスクへの対応について
 ①破損した施設への現地確認と指導の状況について
 ②具体的にどのような是正要請や指導を行っているのか
 ③景観・災害・違法造成などの問題が発生した場合、国とどのような連携を行っているか
 ④国からはどのような対応が返されるのか
 ⑤本市における国との連携の具体例について
(2)今後の予防的視点について
 ①所有者不明や撤去義務を果たせなくなった場合のリスクに対し、市として、現在の制度的枠組みをどう考えているか
 ②豪雪地に適したガイドラインや条例の制定検討について
 ③再生可能エネルギーと地域社会との共生の在り方について

3 改正鳥獣保護管理法について
(1)熊出没の急増に伴う法改正により、市町村の判断と責任が増すことについて
 ①安全管理体制の整備、ハンターとの連携や委託方法の明確化、補償責任を負うための財政的・制度的な準備について
 ②新制度施行を見据え、市としての課題認識と準備について

4 JR北海道苗穂工場移転誘致について
(1)JR北海道グループ中期経営計画2026等による移転検討の情報を受け、岩見沢誘致の考え方について
 ①現状でJR北海道との意見交換や協議を行っているか
 ②主体的な情報収集と構想の検討の必要性について

5 小中学校の統廃合・再編に向けた考え方について
(1)現状と将来予想を踏まえ、小中学校の統廃合・再編に向けた検討について
 ①現時点での課題認識と、統廃合・再編の方向性をどう捉えているか
 ②地域との対話等を含めた時期的な見通しについて


それぞれ質問の目的としては、以下のような分類としています。

*当初の思案段階でのタイトルのため、質問通告書とは文言が多少異なりますが、意味合い変化ありません。

読み原稿については、週末にもう一度細かくチェックをして、最終盤を紹介させていただきます。

なお、一般質問はYouTubeのライブ配信でリアルタイムにご覧いただくことが可能です。

https://www.youtube.com/@%E5%B2%A9%E8%A6%8B%E6%B2%A2%E5%B8%82%E8%AD%B0%E4%BC%9A/featured

5月末からしばらく怒涛の日々を過ごしています。

〈令和7年6月12日投稿〉

今年は例年より講演や授業協力の機会が多く、直近では、5月28日に関東の某高校修学旅行の受け入れに伴い岩見沢市内で2.5時間の講演(これは結構大変!)と30分のフィールドワークを対応。


5月30日は秩父別町にて空知町村監委協の研修会にて講演の機会をいただきました。


6月5日は夕張高校の授業&博物館ガイド

*夕張高校のInstagramより拝借


昨日11日は市内中央小学校の授業で岩見沢駅周辺フィールドワーク。


昨日の12日は美唄ロータリークラブ様の卓話にお招きいただきました。


今月の28日は下記画像の様に、美唄市郷土史料館にて講演をさせていただくこととなります。(もしご参加をご検討の方は、美唄市郷土史料館へ事前申し込みをお願いします)


美唄が終わると、30日の夜は小樽市でガイド向けのフォーラムへ。(こちらは小樽市のガイドさんを対象としているので、一般の方は参加できないようです)


さらに7月は市内小学校授業や某町団体の講座受け入れ、更には国の機関の職員様向けにお話の機会等々があり、27日(日)には、ありがたいことに歌志内市でも講演の機会をいただいています。

毎回、対象も講演時間(30分から2時間半まで)もテーマも違うため、準備に追われて大変ではありますが、やればやるほど自身の引き出しが増える実感があるのも事実。今は未熟な自分の能力を上げるためにも、無理してでも努力をすべき時期と覚悟を決めています。

そしてここしばらくは、これらと並行してメインの仕事である議会の所管事務調査の質問や、来週から始まる6月議会の一般質問(今回の読み原稿は過去一番の8,000字超)を作成し、まさに息つく暇もなく時間に追われております。

どちらも地域の未来のためになることと信じて努力していきます。

とはいえ、まずここ数日は16日(月)から始まる議会に全集中です。