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主権者教育の実施について

〈令和6年11月22日投稿〉

本年の岩見沢市議会では、広報広聴委員会が中心となり、市内全中学校の主権者教育を実施しています。

今回は20日、21日と2日連続の参加で、20日は学校へ出張する出前講座形式でした。

ここでは「議員のしごと」について説明をさせていただき、その後、生徒が考えた質問に対し、講評を行うという流れ。生徒さんそれぞれに一生懸命考えた課題に対する質問をしていただき、大変ありがたい時間となりました。


翌日21日は議会に来てくれての開催。

こちらも議員のしごとを紹介させていただくと共に、生徒さんの質問に答弁させていただきました。

この様子はNHKが取材に入っていたため、ニュースでも放映されました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20241121/7000071447.html


ちなみに、どちらの学校の質問も、私の答弁担当は除排雪について。

時間の都合上、非常に端的にとなりますが、基本的にはこれらの投稿を基にしていますので、もし岩見沢市の除排雪に関心があれば、文字数も多く大変かもしれませんが、一読いただければ何かしらのヒントがあると思います。

超党派議員勉強会「自治立志塾」定例会に参加

〈令和6年11月21日投稿〉

今日の夜は札幌で超党派の議員勉強会「北海道自治立志塾」でした。

最近は対面とオンライン併用のハイブリッド開催が当たり前となりました。 道内各地で、それぞれに真剣に活動している議員仲間との意見交換はとても刺激になってます。

この立志塾は議員でお互いに近況報告や課題、一般質問の内容等を発表しあい、それについてお互いに質問したりアドバイスしたりと磨き合う場になります。準備不足だと結構しんどいこともあるのですが、多様な視点を学ぶことができる私にとって重要な場の一つです。

次回は来年の1月31日を予定!

もし興味のある議員の方がいれば、ウエルカムな環境なのでぜひご連絡下さい。

いよいよ多忙な日々で更新が滞っておりますが、市民との意見交換会と炭鉄港フォーラムのご案内

〈令和6年11月19日投稿〉

ここ1ヶ月ほどは、これまで経験したことのないほどのスケジュールで進行中で、どうにもアップアップしております。

その様な中、ついブログの投稿が滞ってしまうのですが、辛うじてSNS(facebookとX)は鈍いながらも投稿することができておりますので、近況はそちらもご覧いただければと思います。

ブログに関しては、後日、適宜日時を遡りながら投稿していきたいと思っています。


さて、近々の告知としては11月22日(金)18時から、岩見沢市役所本庁舎4階の委員会室にて、「岩見沢市議会議員と市民との意見交換会」が開催されます。テーマは「地域公共交通」についてです。

ぜひお気軽にご参加下さい。

また、12月1日には「炭鉄港~日本遺産認定5周年記念フォーラム」が開催されます。

詳細についてはぜひこちらを御覧いただき、お気軽にご参加いただければ幸いです。

https://yamasoratan.blog.fc2.com/blog-entry-3525.html

第12回清武館空手道選手権大会

〈令和6年11月13日投稿〉

11月10日(日)は、数年前から貴重なご縁を頂戴し、誠に僭越ながら大会長の大役を仰せつかっている〈清武館空手選手権大会〉でした。

全道各地遠方から約230名の選手にご参加いただき.盛大に開催できましたことに、心より感謝申し上げます。

清武館の中田師範が良く言われる「子どもたちに理不尽な経験を沢山させたい」と言う趣旨の言葉。

これからの難しい時代を生きる子ども達に不可欠な、非認知能力の一つとも言えるレジリエンス力を身につけるためにも愛を持って接する空手道は素晴らしいなと思っています。

今どき、こんなに大勢の選手が集まる大会ができるジャンルはそう多くはないはず。それだけ時代のニーズにも合っているのだろうとも想像するところです。

武道を通して礼節を知り、自らを鍛えることで優しさも身につける。これまで一切このような武道経験が無い私にもひしひしと伝わるものがあります。

私はただ見ているだけですが、いつも素晴らしい経験をさせてもらっています。

空知シーニックバイウェイ_南空知キャラバン報告

〈令和6年11月2日投稿〉

10月30日(水)は、空知シーニックバイウェイにて岩見沢と夕張を巡るキャラバンということで、ありがたくマニアック?なルート設定とガイドをさせていただきました。

このキャラバンはコース設定のシミュレーションや下見、コミュニケーションが趣旨となりますが、今回は大型バス移動による「岩見沢と夕張の歴史文化をテーマにした炭鉄港+α」のコース設定&ガイドをさせていただきました。

◼︎岩見沢複合駅舎
◼︎岩見沢レールセンター
◼︎辻村家
◼︎栗沢神社
◼︎宝水ワイナリー
◼︎道道38号線沿線の旧産炭地域
◼︎万字炭山森林公園・英橋
◼︎夕張市石炭博物館
◼︎第5志幌加別橋梁
◼︎幸福の黄色いハンカチ想い出広場
◼︎拠点複合施設リスタ

それぞれにその歴史や背景、エピソードなどを交え、参加された方々もこれまで知っている様で知らないレアな話に触れ、地域の新鮮な魅力と可能性を感じていただけたのではないかと思います。

目指すところは、地域の歴史文化にスポットを当てることで高まるシビックプライドと、他所から人を呼べる地域価値の再構築の前段階へと繋がることが理想です。

私たちの周りには、知らないと見えてこない。しかし、知る事で見えてくる魅力が山ほど埋もれています。よってどうしても観光というよりは、生涯学習的な学ぶ要素が強くなりますが、この地域でなければできないことを進めるには、このステップを絶対に外すことはできないと信じています。

(↑)栗澤神社は滋賀を中心とした開拓団体の必成社事務所があった場所。必成社といえば一燈園を開設した西田天香(市太郎)が活躍・苦悩した地でもあります。このあたりのストーリーも今後スポットがあたって来ることと信じています(画像に写っている「禰宜」でもある岩見沢市議会仲間の枝廣議員のご厚意により見学が可能となっています)。


じつは、本計画時は一日中フルでご案内する予定だったのですが、後から岩見沢地区消防事務組合議会が入ってしまい、当然議会活動が最優先であること、また私が議長という立場でもあり、午後1時過ぎにバスを離脱。残りをNPO炭鉱の記憶のK事務局長にバトンタッチいただき事なきを得ることに。

当日は10ページのペーパー資料を作って対応しましたが、その1ページは東部丘陵地域の特徴や最盛期と現在の人口推移がわかるものとしました。

この石炭産業由来の栄枯盛衰は、新たな魅力を創出する大事な武器となるのです。

県議会からの視察受け入れ

〈令和6年11月1日投稿〉

昨日、兵庫県議会議員産業労働常任委員会の皆様が日本遺産「炭鉄港」の取り組みについて視察にお越しくださいました。

炭鉄港の取り組み全般については空知総合振興局にて実施し、そこから移動していただき「NPO法人炭鉱の記憶推進事業団」に来ていただき、実際の取り組み状況と役割等について説明をさせていただきました。

大変活発な質疑もありました。

少しでもお役に立てていれば幸いです。

小樽市の旧第3倉庫100周年記念フォーラムに参加してきました

〈令和6年10月31日投稿〉

午前中の兵庫県県議会対応の後、岩見沢市議会BCPに伴う避難訓練でしたが、終了してから直接小樽市へと向かいました。

その目的は小樽市主催の『旧第3倉庫100周年記念フォーラム』に参加するためですが、岩見沢市内や関連各地にある《歴史的建造物の保全・活用》についてのヒントをいただいてきました。

歴史的価値のあるものに対する考え方において、運河をめぐる市民運動の歴史もあり、小樽はもの凄く先を行っている事を実感します。

価値があるからとただ保存するのではなく、活用することでどう地域経済に波及させるかを含め、現実的な思考で取り組んでいかなくてはなりません。

みる・とーぶプロジェクト等が活用していた美流渡中学校の改修について

〈令和6年10月10日投稿〉

昨日、総務常任委員会があり、一般会計補正予算の所管分に対する質疑が行われました。

その答弁が今朝の北海道新聞空知版にも掲載されておりますので、少し補足的な投稿をさせていただきながら報告させていただきます。

伏線としては、、

以前、これまで自由に活用できていた旧美流渡中学校校舎が、消防法の関係で用途変更しなければ利用できなくなったしまったこと。これをクリアするには様々な防火対策等を実施しなければならず、多大な費用が発生することを伺っており、改めて本年春に開催された総務常任委員会の所管事務調査で質問をしていました。

(この廃校の活用と消防法の兼ね合いは、全国でも多々発生している事例と思われ、今後は更に廃校の活用が重要になると思われる中、大事なテーマであると認識しています)

春の時点での議事録を抜粋して、以下転載します。


(令和6年6月5日総務常任委員会)

■平野質問:芸術文化・スポーツ交流創出事業、これ、みる・とーぶの方々が中心となって活発に活動されていた旧美流渡中学校の校舎活用について、現在、消防法の観点から活用が非常に難しいということを聞いています。その事実関係と今後の方向性について、どのように考えられているか

■生涯教育部長答弁:旧美流渡中学校は、令和3年度から用途を学校としたまま、みる・とーぶプロジェクト実行委員会によるみる・とーぶ展やMAYA MAXXさんの個展といったイベントを通じて、その活用と検討を行ってきた。その間、イベントが年々拡大し、参加者が年間で5,000人を超えるほどの盛況となりったが、昨年度、消防本部により防火上の問題点が指摘された。

その指摘の内容は、不特定多数が出入りする場合、集会場や展示場など目的に合致した用途に変更する必要があること、また、これまで試験利用として開催してきたイベントを継続するためには、壁や天井を準不燃材料に取り替えることや排煙設備を設置するなど、その用途に合わせた改修を行う必要があるということ。

そのため、みる・とーぶプロジェクト実行委員会と打合せを重ねながら、校舎や体育館を使用せずにグラウンドでどのようなイベントが開催できるのか、また、地域住民の意向を把握した上で、どのような施設を活用していくのがよいのかを検討していく。

というものでした。


その様なやりとりの中で、今回の9月議会に補正予算が計上されたので、その内容についてお尋ねしたものです。

(令和6年10月9日総務常任委員会)

■平野質問(抜粋):現在消防からの指摘で活用できなくなっている美流渡中学校の件について、本年6月の所管事務調査においても質問させていただき、その答弁では消防本部からの指摘として「不特定多数が出入りする場合、集会場や展示場など目的に合致した用途に変更する必要があること」、また、「これまで試験利用として開催してきたイベントを継続するためには、壁や天井を準不燃材料に取り替えることや排煙設備を設置するなど、その用途に合わせた改修を行う必要がある」というものでした。今回の予算額は900万円で、内設計委託料が880万円となっている。これは今後、どの程度の改修を行い、結果としてどの様に使用できることとなるのか、それとも制限を設けた中で工夫して活用していくことになるのか。その詳細についてお聞かせください。

■生涯教育部長答弁(抜粋):みる・とーぶ展は今後も地域価値の向上等の可能性を持っている。よって、運動場以外において防火材、誘導灯など必要な整備をして、「学校」から物販も可能な「展示場」へ用途変更する。改修後は住民による芸術文化、スポーツのイベントでも活用できるようにする。また、周辺の歴史等に関する資料の展示も検討する。

ということになります。

再質問で、スケジュールの確認をしたところ、令和7年5月までに設計、用途変更、確認申請を行い、その後速やかに着手。令和8(2026)年3月までに工事を完了し、4月から共用開始を目指したいとのことです。

北海道新聞のデジタル登録(無料を含む)をされている方は、今朝の記事もご覧ください。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1073514/

ぜひ、東部丘陵地域の今後に寄与する施設として、沢山の人に活用されることを祈念します。また、この様な活動が深まっていく中で、東部丘陵地域のみならず、岩見沢全体の価値向上にも役立つことを楽しみにするところです。


この日は他に新たに採択された地方スポーツ振興費補助金(運動・スポーツ習慣化促進事業)についても質問をさせていただきました。

これはスポーツ庁が進める事業で、大雑把にいうと「20歳以上が対象で、大学や民間事業者、医療機関等々の域内関係団体との連携などを条件として、運動・スポーツの習慣化を図る取り組み」というイメージで、岩見沢市では北海道教育大学や北大COI-NEXTなどと連携を図り、様々なコンテンツを展開していくこととなります。また運動スポーツ健康マップなどの作成も進めるなどを計画しているとのこと。

私自身、なかなか運動をする機会がなく、たまに身体を動かしても習慣化するには至らぬ現状があり、やはりこのままではいけないと感じている1人です。

事業が動き出したら告知があろうかと思います。

ぜひ一人でも多くの人が、運動や健康を考える機会になれば良いと期待しています。

共創による地域づくりシンポジウムに参加してきました

〈令和6年10月8日投稿〉

10月5日(土)10時から、岩見沢市の自治体ネットワークセンターで開催された〈共創による地域づくりシンポジウム(北海道開発局札幌開発建設部・北海道空知総合振興局・石狩総合振興局共催)〉に参加してきました。

これは令和6年3月に閣議決定された「第9期北海道開発計画」と令和6年7月に決定した「北海道総合計画」の推進に向けたキックオフイベントということになります。

第1部の基調講演は「ヒト・モノ・カネが循環する参加型まちづくりのポイント」と題し、株式会社国際社会経済研究所理事長の藤沢久美氏の講演。

圧倒的な知識と話術でパワーポイントなしの講演があっという間でした。

何かコトを起こすときに必要な資金調達をどうするか。ブロックチェーン等を活用した集団投資的なスキームや、資金提供してくれる相手の事情は様々で、それに合わせたwin-winの手法を検討すべきなどなどのヒントを頂きました。

また、ドイツに近いデンマークのロラン島での地域経済循環の話、はたまた、消費思考ではなく投資思考が必要で、誰が何のために、どんな効果が?という様な検証が大事。モノゴトの判断には雰囲気ではなくデータが大事!などなど、自分のことと置き換えながら、そのときに頭に浮かんだものを様々にメモを取らせていただきました。

今後、ここでもらったヒントを何とか自らの地域活性化に活かしていきたいと思っています。


第2部はパネルディスカッション「次世代に向けた地域づくり人づくり~内と外の科学反応」というテーマで、コーディネーターは北海道教育大学岩見沢校の山本理人キャンパス長。パネリストは空知建設業協会理事で㈱岸本組社長の岸本友宏氏、そしてNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の北口博美事務局長と、ここまでは良く知る面々。他にNPO法人ほっかいどう学推進フォーラム事務局長の宮川愛由氏に基調講演を担った藤沢久美氏。

どのパネラーも、受け身ではなく自らが動きながら社会にコミットしている人々ゆえ、日頃の活動事例から導かれる持論も聴き応えがありました。

会場は約200席がほぼ満席。

久々に自分の出番の無いフォーラムに参加しましたが、非常に勉強になりました。

やはりアウトプットだけだと、自分のインスピレーションは枯渇してしまいますが、この様な気づきの多いインプットがあると、何かと今後に活かしていけると感じています。

貴重な機会をありがとうございました。


ちなみに「ほっかいどう学推進フォーラム」は立ち上げ間もない頃に以下の様なご縁をいただいていました。たった4年前の出来事ですが、随分と昔のような気がするし、私の画像も若さが見えます。思えばここ1~2年で随分と老けたと言われる機会も増え、何か活力を得られるような行動をしなきゃ!と思うばかり・・(最後はどうでも良いお話ですみません)

また淋しくなりました

〈令和6年10月7日投稿〉

私の後援会北支部 幹事長の大役を担ってくれていた池田さんが、闘病の末、旅立ってしまいました。

昨日がお通夜、本日の朝が告別式。

本日の議会は午後からだったので、無事に出棺をお見送りすることができました。

まだ77歳で、北支部の中では自分が一番若いから!と言って、いつも笑顔で我々を支えてくれました。

昨日は、フォルダにある池田さんの画像を探しプリントアウト(上の画像はその中の一部です)。どの写真を見てもその時の情景が浮かび、感謝の気持ち湧いてきます。

頂戴したご厚情を無駄にすることなく、これからもしっかりと役目を務めていきます。もし私に至らぬところがあったら、どうか厳しくご指導ください。

池田さん、本当にありがとうございました。
どうぞ安らかにお眠りください。