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また淋しくなりました

〈令和6年10月7日投稿〉

私の後援会北支部 幹事長の大役を担ってくれていた池田さんが、闘病の末、旅立ってしまいました。

昨日がお通夜、本日の朝が告別式。

本日の議会は午後からだったので、無事に出棺をお見送りすることができました。

まだ77歳で、北支部の中では自分が一番若いから!と言って、いつも笑顔で我々を支えてくれました。

昨日は、フォルダにある池田さんの画像を探しプリントアウト(上の画像はその中の一部です)。どの写真を見てもその時の情景が浮かび、感謝の気持ち湧いてきます。

頂戴したご厚情を無駄にすることなく、これからもしっかりと役目を務めていきます。もし私に至らぬところがあったら、どうか厳しくご指導ください。

池田さん、本当にありがとうございました。
どうぞ安らかにお眠りください。

令和6年第3回定例会が開会中です

〈令和6年10月4日投稿〉

通常の岩見沢市議会第3回定例会は9月の初旬から始まり、百餅祭りや神社祭りのときには終了しているスケジュールが一般的ですが、今回は市長選挙があったため、開会が9月30日となっています。

初日は市長の所信表明演説があり、ゆえに今回は一般質問ではなく代表質問が行われます。

代表質問とは会派から1人が代表し、所信表明演説に対する質問を行うことです。今期の岩見沢市議会では6会派あるため、それぞれ6人が登壇することとなります。

代表質問の通告書が昨日公開されていましたので、リンク先を御覧ください。
https://www.city.iwamizawa.hokkaido.jp/material/files/group/42/R061003_1.pdf


また、9月30日に開会し、3日間の休会がありました。これは議案調査といって、提案された議案を確認し、それぞれ常任委員会に付託される案件に対し、確認や質問等を準備することになります。

私は総務常任委員会の所属のため、委員会は10月9日(水)の午前10時からとなり、昨日、すでに質問の通告をしています。この通告は本会議と異なり義務ではありませんが、より的確な答弁を求めるには事前に質問の意図を伝えておいた方が確実になります。

よって、今回は補正予算の議案に対し、教育委員会所管の2案件について質問を予定しています。

一つは春の所管事務調査でも、「みるとーぶの方々が活発に活動されていた旧美流渡中学校校舎活用に関し、現在消防法の観点から活用が難しいと聞いているが、その状況と今後の方向性はどのようになっているか。」という確認をした件で、今回、改修に伴う補正予算が計上されていることから、美流渡中学校の今後について詳細を問うものです。

もう一つは【地方スポーツ振興費補助金(運動・スポーツ習慣化促進事業)】の採択に伴う事業費の増及び財源補正について 、本事業について調べてみたところ、スポーツ庁のサイトで令和4年、5年で採択された各自治体の事例などを拝見することが出来る。その中で色々な特色を持って取り組みがなされているが、今回岩見沢市において行おうとするものは、具体的にどのような取り組みとなるか詳細を確認するものとなります。


この様に、通常の議会というと、本会議で行われる代表質問や一般質問が目立ちますが、実は毎回このように常任委員会に付託されて細かく審査される案件が存在します。そこで審査された結果が「委員会報告」として本会議でなされ、最終的な決定となっていくのです。

また、第3回定例会の場合は閉会後に決算審査特別委員会が開催されることになります。これは令和5年度の各決算について審査を行うもので、慣例では各常任委員会単位を分科会として実施されます。これがどのようなものかと言うと、一例として下記リンクから昨年の決算審査特別委員会に関する報告投稿をご覧ください。

主権者教育で市内某中学校へ

〈令和6年9月30日投稿〉

本年度は岩見沢市議会広報広聴委員会が様々に試行錯誤し、市内の小中学校の主権者教育の受け入れを行っています。

多くは議場に来ていただくことが多いのですが、この時(9月12日)は我々が学校に訪問し、それぞれ担当した部分をお話するスタイルとなりました。

私は「議員の仕事・活動について」というテーマを受け持つこととなり、持ち時間10分で10ページのパワーポイントを作成しました。

そのうちの導入だけ紹介したいと思いますが、議会は多様な22人の集合体であることが大事というお話から始めることに。

その内容とは。。

まずは多様な価値観、背景を持つ個々の22人の集合体が議会であるということ。そこには「多様性」という大事な要素が担保される必要があると考えている。

なぜなら、世の中(社会)は何も見えない真っ暗闇の中で、極々一部分だけ触れることのできる超巨大な象みたいなものだと仮定すると、象そのものを知らないある人は、尻尾を触ることで「象って細長くてぷらぷらして先っぽに毛がある動物」という認識をするし、同じく象を知らないで足を触った人は「ものすごい固くてゴツいのが象」という認識をする。また、同じく象を知らない人が鼻を触ると「太いヘビのようにしなやかに動き、私に巻き付いたり先っぽから強い空気が出たりするのが象なんだ!」と受け止める。

これは、世の常で「結果は一つ」であっても、受け取り方や解釈は人それぞれ全く異なる状況であり、だからこそ、色々な解釈を尊重し、話し合ってモノゴトを決めているプロセス≒議会の必要意義なのだと考えている旨をお話しました。

そのうえで、例え真っ暗闇で自分の触った部分しかわからなくても、他の人(背中を触った人や牙を触った人、耳を触った人等々)と情報を共有していけば、全体像が見えてくるかもしれないし、また事前に学習し予備知識があれば、どこか一部を触ったとしても「もしかしてこれは象の”一部”なのではないか?」と想像することができる。

だから議会には【議論(話し合い)】が必要であり、議員には【調査研究】や【自己研鑽】が不可欠なんですという話をさせていただき、その後、日頃、自分がどのような活動をしているか例を出してお話させてもらった次第です。


実は最後に反省があって・・・

中学生からの質疑応答で、「議員になれるのはどういう人?」みたいな質問がありました。

このような議員としての自己研鑽的な話をした後だったので、つい知識や行動が必要などの方向で答えをしてしまったのですが、 終わってから「失敗した・・」と感じてました。どんな人が議員になれるか?という答えは「誰でもなれる」というのが正解だったと思うし、あえて条件をつけるなら「地域を大事に思っていれば・・」というような感じで伝えるべきだったかと後悔しています。

今後、もしこのような機会があれば気をつけなければ!

情けないことにまだまだ未熟者です。

北海道高等学校文化連盟 第46回全道高等学校図書研究大会(空知大会)の第4分科会を担当しました

〈令和6年9月29日投稿〉

昨年の12月にとある先生から相談を受け、令和6年9月に行われる全道高校図書研究大会(空知大会)を開催するにあたり、分科会として協力いただけないか?とお話をいただきました。

私自身、なかなか【図書】という部分において、どうしたものか?と困惑した傾向はあるものの、今、力を入れて活動している、日本遺産「炭鉄港」等の取り組みも、その歩みとなる歴史文化の切り口は地方史だったり企業史だったりするわけで、これらの活動と図書も決してかけ離れているわけではないと思いお引き受けすることとなりました。

そこで今回は「知識を力に!歴史文化を活かしたまちづくりに触れてみよう」と題して、約40分のミニ講演と2時間超えのフィールドワークを実施。トータル3時間弱の長丁場でしたが、感度の高い優秀な生徒さんも多く、こちらも楽しませていただきました。

参加された生徒さんたちは全道各地から20名+引率の先生という感じです。

石蔵内にて、みんなで自己紹介をした後に簡単な座学を実施。

日本遺産「炭鉄港」を通して、学生さんたちそれぞれの地元で、歴史文化を価値へと変換する取り組みに対し、少しでもヒントになりそうなお話をさせていただき、その後、フィールドワークへ。

(各画像は生徒さんたちのプライバシーのために加工させていただいていますことをご了承ください)

フィールドワークでは、岩見沢複合駅舎、岩見沢レールセンター、岩見沢発祥の地公園において、それぞれの「第一印象」を記録してもらい、その後、私の説明に関するメモ、最後にガイドを聞いた後はどの様に印象が変化したか、などを発表してもらうことにしました。

岩見沢レールセンターでは、北海道の運炭鉄道としてのルーツと鉄道網のこと。また薩摩とのつながりなどをお話することができます。

岩見沢発祥の地公園では、地名の由来や士族移住のことをお話することができます。

これら、色々な情報をお伝えした中で、予備知識のない状況で受けた第一印象とどう変化していくか。などと旧国兼家住宅の中で車座になって発表してもらいました(画像は冒頭に岩見沢市教育委員会の神田学芸員さんより邸宅の説明をしてもらっているところです)。

この後、元町の跨線橋(初代停車場があったところ)を経由し石蔵へ戻ります。

石蔵ではまた数名に感じたことを発表していただき、最後に少しだけまとめのお話をさせていただてい終了!

「歴史文化で飯が喰えるか!」と言われた時代から、現在は「歴史文化がなければ飯が喰えない時代」へと変化しつつある過渡期であること。また「君たちの地域はどんなまち?」と聞かれたら「なにもないまち」と答えがちだけど、決してそうじゃない。ちょっと図書館に行って地域史をめくるだけでも知らないことが沢山でてきて、シビックプライド(地域への誇りや愛着)が高まるはず。ぜひそんな情報を整理して地域活性化に活かせるプレイヤーになってほしいという希望も伝えさせてもらった次第です。

この様に高校生に3時間弱もの長い時間にわたってモノを伝えるのは初めてのことで、色々と心配はありましたが、終わってみればこちら楽しい時間を過ごさせていただきました。

ぜひ当分科会に参加いただいた生徒さんたちには、すぐにではなく、いずれどこかで、ちょっとしたフレーズの一つでも思い出していただき、活動に活かしていただければ嬉しい限りです。

貴重なご縁をありがとうございました。

総務常任委員会 春の所管事務調査

〈令和6年9月28日投稿〉

令和6年6月5日に総務常任委員会の年度初めとなる春の所管事務調査が行われました。

この際の所管事務調査とは、各委員会が所管する事務の全体的な説明と、それらに対する質疑ということになり、各部単位で行われます。今回の投稿では各部ごとにどのような質疑を行ったのかを議事録から転載してみます。質問の意図としては方向性の確認が主体となっています。

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ぷらぷらまち歩き2024 岩見沢駅周辺を開催しました

〈令和6年9月20日投稿〉

岩見沢百餅祭りに伴い開催される、いわみざわ情熱フェスティバルにおいて、炭鉄港めしブースが設置されました。我々NPO法人炭鉱の記憶推進事業団でも、日本遺産「炭鉄港」をPRする目的で【石炭すくい】などの遊べるブースを出展!かなりの大盛況で終えることができました。

さて、その賑に乗じて毎年開催されているのが「JRヘルシーウォーキング」との連動企画となる炭鉄港ミニガイドツアーです。

昨年も開催され、定員30名があっという間に埋まる人気企画で、今年は参加費が3,000円に値上がりしても、同様にすぐに定員に達した状況です。なんと今年は30名中6名が本州より、その内1名は関西からの日帰り参加という状況。いよいよ「炭鉄港」や「鉄道の町岩見沢」を起点とする地域資源が人を呼び込める様になってきたと実感しています。

さて、このミニガイドツアーはあっという間に定員に達してしまったことから、NPOで開催するぷらぷらまち歩き2024秋の部の1回目をこの日の午前中に設定し、より多くの人に楽しんでいただくこととしました。

こちらは事前申込みなし、当日受付のため受付が始まらないと何人きていただけるかわかりませんが、蓋を開けてみると32名のご参加をいただきました。内、なんと千葉県からのご参加もあり、非常に嬉しく思う次第です。

コースは定番の岩見沢駅ガイドからレールセンター外観見学、そして元町跨線橋からそらち炭鉱の記憶マネジメントセンターの石蔵展の解説という流れです。

石蔵展では北炭が岩見沢に本社を移転して今年で120年という節目のため、岩見沢誕生から北炭による鉄路延長で鉄道の拠点と発展していく様子。そして明治37年の北炭本社移転から明治39年の鉄道国有法における鉄道資源売却により、室蘭に日本製鋼所をつくり、本社が移転した後のまちの様子などを14枚のパネルにしたものをそれぞれ口頭解説させていただきました。

この展示は間もなく終了となります。もし見学したいという方がいらっしゃれば、お早めに石蔵へお越しください。そろそろ撤収しようかと考えています。


閑話休題

この岩見沢駅周辺のガイドツアーは、恒常的に開催しても需要がありそうな気がしています。よって、毎回私が実施するのではなく、新たなガイドを養成できたらとも考えています。私のエネルギーが持てばですが、ガイド養成テキストを作成して講座を開設し、より多くの方にガイドとして活躍していただけるようにできたら良いなとも考えています。

もしそうなった際には、ぜひ一人でも多くの方にガイドになっていただければ幸いです。

東大名誉教授木村学先生をお招きしてのフォーラム「地層と炭鉄港」が無事に終了しました

〈令和6年9月19日投稿〉

9月8日(日)に表題のとおり、東大名誉教授で日本地質学会元会長(岩見沢東高卒業)の木村学先生をお招きし、「地層と炭鉄港」というフォーラムを開催させていただきました。

これはNPO法人炭鉱の記憶推進事業団の前理事長である故吉岡宏高さんからの宿題の一つ。生前、吉岡さんが木村先生との会話の中で、地層と炭鉄港について講演してほしいという約束を遂行したものとなります。

当日は木村先生のファンの方々も多くいらしていただき、用意した100席がほぼ満席となる状況。

この講演の様子は、木村先生のご厚意もあり、現在YouTubeで公開させていただいていますので、ぜひお時間あるときに御覧ください!


第2部は「複眼的!?炭鉄港の活かし方」と題し、三笠ジオパーク推進協議会事務局長、北海道三笠観光協会業務執行理事の下村圭氏、北海道教育大学函館校国際地域学科講師、観光社会学、文化遺産研究者の平井健文氏をお招きし、NPO炭鉱の記憶推進事業団理事長の私がファシリテーターとして進行させていだきました。もちろん基調講演を担っていただいた木村学名誉教授にもコメンテーターとして参加いただきました。

こちらも皆様のご厚意により、YouTubeにて公開させていただいています。ぜひ御覧ください!

第1部、第2部共に、非常に有意義なフォーラムになったのではないかと感じています。

本フォーラムに関しては、こちらでも報告が上がっていますのでぜひ御覧ください。

https://yamasoratan.blog.fc2.com/#entry3499

第3回会議規則等検討委員会を開催しました

〈令和6年9月6日投稿〉

議会のルールというのはやはり厳格なもので、時流に合わせてオンライン化を進めようと思うと、様々なケースを想定しながら新たなルールを明文化していかなくてはなりません。

そこで現在、会議規則等検討委員会を設置し、必要に応じてオンライン委員会が開催できるような設定と、様々な対面手続きをオンライン化することで検討を進めています。

オンライン委員会については、第2回までに議論を深めることができ、それを各会派に持ち帰って協議していただいたものを再度、委員会に持ち寄るという形式で進行し、若干の仮置きはあるものの、ほぼ一定の結論を出すことができています。

この回はもう一歩進んで、現在は対面のアナログで行っている手続きを、どうやってオンライン化するか?の議論であり、そこにはどの手続までをオンライン化にするか、した場合、本人確認をどう確実なものにするか、また手法はグループウェアなのかE-mailなのか等々、一つずつ検討していかなくてはなりません。

また比較的大きな壁になっているのが、一般質問の登壇順番について。

岩見沢市議会の場合は、独自ルールとして発言通告書の提出順に登壇するのですが、これをオンライン化にすると、何を持って提出順にするのか、また不備があり差し戻しがあった場合はどうするのか?等々、これまた細かにシミュレーションしていく必要があります。

そのような地道な作業を繰り替えしているところですが、何とか12月の第4回定例会に上程できるように進行予定です。

公益社団法人北海道地方自治研究所 北海道近現代史研究会の勉強会にてお話させていただきました

〈令和6年9月6日投稿〉

8月30日の午後から公益社団法人北海道地方自治研究所 北海道近現代史研究会の勉強会にお招きいただき、《日本遺産「炭鉄港」を通して見る石炭産業の栄枯盛衰》というテーマで80分の講演+質疑応答30分とお話させていただきました。

錚々たる面々を前に、私自身は研究者としての要素は希薄で、あくまでまちづくり運動のプレイヤーとしての切り口をベースとして、これまでの歴史的歩みと今後の当該地域の大きな可能性についてお伝えしました。

結果として今後につながるとても有意義な時間となりましたこと感謝申し上げます。

その後、懇親会でお酒をいただき、現在は電車に揺られて帰宅中。

まだまだ地域活性化の目的地へは長い道のりですが、みんなで信じた道を前進するばかりなり。

貴重な機会を頂戴いたしましたこと、心より感謝申し上げます。

 

売上向上を目指す事業者のための「ふるさと納税セミナー~テーマ:ふるさと納税の基本理解と自社商品の強みの発見~」に参加してきました。

〈令和6年8月27日投稿〉

先ほど、表題のセミナーに参加してきました。

主催は岩見沢市で、事業者を対象とした「ふるさと納税応援セミナー」ということになります。

今回はふるさと納税で苦戦している岩見沢市の現状を鑑み、その取組の一端を岩見沢市議会議員としての立場で見て感じてみたいということと、私自信、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団の理事長として、今後のふるさと納税に「万字線沿線の旧産炭地を巡るガイドツアー」をメニューに載せようと準備していることもあり、その両方の立場で参加したものです。

時間は13時から17時までの4時間!

講師は㈱北海道博報堂のビジネス開発局の河野局長で、最初にふるさと納税の仕組みから入り、その後、〈CLOVA Note〉と〈ChatGTP〉を組み合わせて活用する手法の説明。

このCLOVA Noteは音声をテキストに変換してくれるツールで、通常は議事録ぐらいにしか使用しなさそうな感じですが、今回は2名一組になって商品の強みやこだわり、優位点等々をインタビュー形式で録音してき、そこで変換したテキストをChatGTPに落とし込み、インタビュー内容の要約を任せると、それまで意識していても言葉にならなかったようなものが的確に項目別にまとめられる状況。これまでもChatGPTは使ってきましたが、これは使いこなせればかなりの効率化が図れるものであることを実感しました。

もうこれだけでも十二分に参加した意義があったのですが、ここからが本番です。

ChatGPTの要約を基にして各自ワークに入ります。例えば自分の考えている商品は「いつ使うものか」、ターゲットとして「どんな人に買ってほしいか」、「その人はこの商品のどこに魅力を感じて買うのか」等々、テーマに沿って思考し、枠に落とし込んでいくことで随分とブラッシュアップされ、朧げだったものが明確になっていきます。

これらも参加者の発表に質問をかぶせ、次々に深堀りしつつ的確なアドバイスが与えられるなど、非常に効果的な時間となりました。

その後も説明の後に次のステップのワークに入ることを繰り返し、自分の思考もかなりクリアになったとともに、様々に展開される事例等を聞いていて、改めて違うヒントを持ち帰ることができるなど、このようなセミナーに無料で参加させていただき非常にありがたい思いです。時間も4時間ですがあっという間の展開。恐らく参加された方々は皆さん持ち帰るものがあったことと思います。このようなセミナーを開いていただき感謝です!


さて、岩見沢市のふるさと納税は近年は苦戦の一途を辿っているわけですが、やはりどの地域でも可能なものは競争が激しく簡単ではありません。そのようなことから、つい市の担当に「もっと岩見沢らしいもので勝負できないのか?」などと考えてしまいがちですが、実際に事業を担うのは市役所ではなく市内の事業者となります。そのため、市から業者に依頼して返礼品メニューをつくってもらうのではなく、それぞれの事業者が自分の商品を岩見沢の魅力として返礼品にできないか?という思考が大事です。これは物販のみならず、あらゆるサービスも当てはまることになります。

よって市としては、市内業者に返礼品メニューとして展開できる商品やサービスが無いか、またこれから新たに開発できないか等々を広く呼びかけることが大事だと思うとともに、今回のセミナーの様に、関心のある事業者のスキルを上げる取り組みがより一層重要と感じます。

どこのまちにもあるモノ、どこのまちでも出来るコトも当然必要ですが、やはり岩見沢らしい、岩見沢ならではのものを増やしていくための取り組みは、市だけでも事業者だけでもできず、それこそオール岩見沢で取り組んでいくべきことだと再認識した次第です。