12月10日 初の一般質問に立たせていただいた時の原稿その4
学校給食の食材について
今、学校給食共同調理所の新設にあたり、様々な議論が交わされているところでありますが、その内容についてはあらゆる展望を考慮した中で、慎重、尚かつ大胆な発想で全国に誇れる施設になれば素晴らしいと考えています。
翻って、今この国は、昨年の福島第一原発の事故により食材に気を遣わねばならない状況になっています。首相官邸ホームページにおいて、今なお一部地域の食材に出荷制限が出され続けている現状を考慮しても、私達はもう少しこの問題に注意を払うことが必要であると思います。食品の放射線基準値としては、事故直後は一般食品について500Bq/㎏という、有事の際を考慮した暫定的な値から、現在は100Bq/㎏と一見低い数値になっておりますが、ドイツ放射線防御協会においては、放射線の影響を受けやすい子ども世代に対しては、僅か4Bq/㎏という数値が限度と規定をしています。
そういった事実を鑑み、札幌市の学校給食においては、平成23年12月から使用前日に専門の検査機関でゲルマニウム半導体検出器を用いて測定を行い、万が一4Bq/㎏以上検出された場合は給食に使用しないという判断をしております。このような事例も大いに考慮しながら、真に安心安全な給食を掲げることも検討するべきではないかと考えます。
現在、岩見沢市PTA連合会の会長職を預かる者として、一部の保護者から不安の声も聞かれるところから、この学校給食に使用する食材についての放射性物質に対する気づかいと今後の対応についてお聞きいたします。
以上、一般質問とさせていただきました。
これらの答弁については、正確に記載しなければならないと思いますので、ちょっとお時間をいただきたく思います。
まずは取り急ぎ。
「平成24年度 第4回定例会 一般質問④」への2件のフィードバック