12月10日 初の一般質問に立たせていただいた時の原稿その2です。
2,岩見沢市の活力を高めるまちづくりについて
今、岩見沢市はゴミ処分の問題、また、学校給食共同調理所の準備等、喫緊に迫っている課題がありますが、当然それらをクリアした中で、より中長期的視野にたった戦略が必要と思われます。というのも、日本全国、大部分の地方都市が人口減少、経済縮小の波に飲み込まれつつあり、この岩見沢市としても、何らかの交流人口、定住人口の増加対策を行っていかなければ、経済の縮小による若者世代の更なる雇用機会の消失が、より一層の人口流出を招き、市全体の高齢化率の上昇を加速させることに繋がると考えます。そういった状況を回避し、まち全体に活力を取り戻すためには、市長が所信表明でも掲げた施策に期待をする事はもちろんのこと、それだけではなく、他の都市に負けない特色あるまちづくりを進め、より多くの人が岩見沢へ行ってみたい。岩見沢に住みたいと思える様な、まち全体の魅力を高めることに取り組んでいかなければならないと考えています。
そこで松野市長にお伺いをさせていただきます。この岩見沢市は、今後どのような方向性あるいは可能性を持って、まちとしての魅力を高めていくべきと考えておられるか、またそれに伴う計画や戦略あるいはイメージがありましたら教えてください。
また、岩見沢市は来年度に開基130年、市制施行70周年を迎えます。新体制の下、市民にとって希望がもてるメッセージを発信していくには非常によい節目であると感じますが、先日の答弁によりますと、財政的な部分も考慮しながら、10月上旬頃に記念式典的なものを考えており、他にはばら制定都市会議を開催する以外では全庁横断的に記念事業の検討部会を設置して進めていくとありました。私はこの10年に一度の節目というのを、もっと市民全体で共有し、これからのまちづくりに希望が持てるような設えが大切かと思います。また、記念事業についても是非とも市民が自ら参加できる設えや、様々なアイデアを公募したり、また、これからの岩見沢市の魅力づくりに向けたアイデア募集なども積極的に行う良い機会ではないかと私は考えます。この開基130年、市制施行70周年の記念事業に当たって、市長はどのような意気込みで望まれようとされるのかをお聞きします。
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