7月24日(水)
朝10時 バスにて市役所出発
行き先は美瑛町&富良野市。
共に中心市街地において、大きなプロジェクトを行った地域。
美瑛町は大規模なゾーン分けと土地の権利交換等の施策により、町の中心部を大きく改編。
意匠は三角屋根、美瑛軟石等々の細かい基準を設けて統一性を持たせ、美しい町並みをつくり上げています。
元々が美しい自然の景色等でブレイクした土地であり、すぐ近くに大型観光地の富良野があること等、観光客がもの凄く多い場所。
その観光客をこれまで素通りだった街中に呼び込もうという意図の下、88億4千万円という費用を投入(国 約40億、道 約40億の補助)して景観づくりを推進。
恐らく地元でも賛否両論ある展開になっていることが想像されますが、この事業を推進したのが地元の方々と商工会の方々だったそうで、その熱意から行政も動いたと聞きました。
駅周辺、道の駅周辺には観光客がいたものの、少し離れると画像の様に人影がまばら。
平日の午後ということを考慮するとこんなものかもしれませんが、あらためて「中心市街地に人が集まる理由づくり」がいかに難しいかを実感。
次に向かったのが富良野マルシェ。
ここは大勢の観光客がおりました。
あくまで民間の株式会社で運営している状況で、現在の活況をえるのにはもの凄い勇気と決断があったと思われます。
何せ補助の足りない分、自己資金の2億円が2名の個人保障で成り立っているとのこと。なかなかまちづくりに対し、一人1億円の借金を背負ってトライできるものではありませんが、それをした人がいるから現在の活況がある。
お土産のコーナーも地元産のものが大量に並び、富良野ブランドを推進する相乗効果を発揮している。
この成功を元に、現在新しいステップが進行中。
こちらもあくまで民間主導のため、非常に積極的で尚かつ大胆な戦略をとることがでいている。
今後の富良野からは目が離せない状況であります。
あらためて、観光客が多く訪れる場所だからこそ、こういった取り組みが成功するのか。もしくは、ラベンダーを始めとし、こういった取り組みを積極的に行う土地柄だから観光客が訪れるような環境が生まれるのか。
そんな事を岩見沢に置き換えると、思考は迷宮に入りそうな・・。
しかし、やる気のある人材が、できる事から始めていくのが何より大事なこと。
今回の研修会。。
詳細についてはノートと資料で財産となって残っておりますので、今後の糧になるもの、、、今回感じた事を忘れずに、しっかり頭の中にアーカイブしていきたいと思っております。