〈令和2年8月12日投稿〉
昨日の臨時議会に伴う議会運営委員会の開会前の時間において、副市長より8月7日に発表された暴風警報の対応状況報告がありました。
その中からいくつかを抜粋してご紹介したいと思います。
■気象状況
・気象警報は8月7日 2:22発表、12:24解除
・最大風速 17.5m/s(10:02)
・最大瞬間風速 28.1m/s(10:19)
■停電発生~8地域、330戸
■建物被害
・一般住宅の屋根剥がれ等の被害 3件
・住宅付帯設備として、車庫、物置、アンテナ、外壁等の被害 6件
・事業所・店舗・工場の屋根、看板等の被害 3件
*合計12件(所有者への通知並びに応急処置済み)
■農業被害
・田、畑、果樹等で傾き、一部倒伏や一部落下
(水稲の受粉不良や塩害の懸念あり)
・農業施設(ビニールハウス3棟、倉庫等3棟)計6棟に被害
■道路状況
・道道 夕張岩見沢線で倒木2箇所
(処理済み)
■街路樹・公園樹・道路標識等
・街路樹~15路線19本に被害
・公園樹~7施設13本に被害
・道路標識~カーブ注意看板1件
(撤去及び対処済み)
■臨時休校
・小学校3校、中学校3校
■その他
・ごみ、リサイクルステーションの転倒 16件(復旧済)
となっています。
市の情報発信としては、岩見沢市メールサービスの配信が6回(内4回、停電情報)の他、町会長に停電情報の電話連絡を実施。とのことです。
台風から変化した温帯低気圧の影響とはいえ、かなり予期せぬ強風だったため、これら報告に上がってきていない被害も多々あろうかと思います。
被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
【私見】
この度の報告から感じたのは、建物被害の一般住宅及び住宅付帯設備、計9件の内、6件が空き家であるということ。これは今後もその傾向が強まることが想像され、あらためて人口減少の影響が広く波及しつつあることを感じると共に、とても難しい課題が山積する時代に突入しつつあることを認識せざるを得ません。それら課題解決に対し、どの様なことが必要か常に思考し続ていかなくてはなりません。