駅前通りの看板意匠についての確認

〈2018年8月2日投稿〉

3月22日に開催された予算審査特別委員会において、駅前通りの看板が規定に違反しているのではないかとの観点から質疑を行いましたので議事禄を転載します。

○委員(平野義文君) 予算書293ページ、駅前通整備促進事業についてお伺いをさせていただきたいと思います。

 この駅前通りに関しては、現在も少しずつ進行して形になりつつあるところであります。その様子を見させていただきながら、行政も、そして駅前通りまちづくり運営委員会の方々もさまざまな事情において、理想と現実のはざまで大変苦労されながら遂行しているということを認識をして、改めて感謝と敬意を表するところではあるんですが、それを踏まえた中で、大変心苦しいながらも一つ確認させていただきたいと思います。

 現在、平成24年11月12日の中心市街地活性化特別委員会で配付をされた駅前通り地区まちづくり要領に変更がないかどうか、まずこれを確認をさせていただきたいと思います。

 次に、そのときともし変更がないとすれば、広告物等についてという項目の中で、看板など広告物は数量や表示面積を抑え、集約・縮小化に努めることとしますとあります。現在、色調や意匠に関しては、ご配慮いただいている面も見受けられるんですが、私の個人的な主観でいくと、この表示面積や集約、また縮小化という部分ではどうなのかなと。そこで改めて、現在の駅前通りは、この項目の内容にかなっているという解釈でよろしいのかどうか、これについて確認をさせてください。

○委員長(石黒武美君) 建設部長。

○建設部長(宮嶋哲也君) 平野委員のご質問にお答えをします。

 まず、まちづくり要領の内容が変更があったか否かというようなことからお話をいたします。これまで、変更はございません。

 それから、その次に、このまちづくり要領の中身と現実との整合性という観点でのお尋ねだと思います。駅前通りにつきましては、岩見沢市の玄関口にふさわしい町並み・景観というものの形成を図るために、地元組織である、今は駅前通りまちづくり会議と言っております、これ以前は駅前通り整備促進期成というような名称だったと思いますが、平成20年2月に、この会議において駅前通り地区まちづくり要領というのが定められております。このまちづくり要領に照らし合わせて、その後の立地、それから建築というものが行われておりますけれども、全てこのまちづくり要領に適合しているというようなことでございます。それに違反しているというようなことは、今、ございません。

 以上であります。

○委員長(石黒武美君) 平野委員。

○委員(平野義文君) わかりました。

 過去、一般質問でも、建物意匠等でもさせていただいたときに、そもそもが大枠の取り決めで、決まった数値とか基準とかいうのが定められていないがゆえに、その文言のとり方でいかようにもなるというような部分は認識をしているところであります。ただ、この広告物等においても、同じような結果であるということを、まず認識をしました。

 そこで改めて確認させていただきたいのですが、今後も新たな店舗の進出というのが当然あると、目指すということになると思うんですが、今回と同様の大きさ、また情報量の看板等が設置されることがあると考えてよいのかどうか、これだけ確認させてください。

○委員長(石黒武美君) 建設部長。

○建設部長(宮嶋哲也君) 平野委員の再質問にお答えをいたします。

 今後についても同様の事がなされるか否かというような、その可能性もあるというようなことだと思います。

 このまちづくり要領、あるいは地区計画、こういったものがございますけども、これに照らし合わせて、それに適合するか否かという審査は十分やっているということになります。しかし、最終的には原泉の例えばオーナーであったり、あるいは立地者であったり、そういった方々の意向と申しますか、考え方が反映されるというか、尊重されるべきなんであろうというふうに思います。したがいまして、今後もそういった可能性はあり得る、もちろんまちづくり会議、私どももまちづくり会議と連携をしながら、要請できる物に関しては、要請というか、お願いをしていきたいというふうに考えております。

 以上であります。

(「終わります」と呼ぶ者あり)