岩見沢ソーシャル交流ミーティング2014結果報告

平成26年10月25日(土)

自民党10区支部青年局の研修会として独身男女を対象とした、いわゆる「街コン」を企画させていただきました。(告知ブログはこちらから)

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とは言え、単なる街コンであれば私たち政党の青年部が企画する理由も薄く、やるからには政策に反映できるような手法をとりたいと考えたもので、その名も「ソーシャル交流ミーティング2014」と相成りました。

ポイントは出会いのみを期待する「街コン」ではなく、もう少しゆるく、男女で交流の機会を持つ中で少し距離が詰まっていく。結果としてそれが出会いになっていくという流れをイメージしています。

そこで第一部はワールドカフェの手法を参考に実施。

男女2名、計4名ずつぐらいの小さな「席」を設け、口べたな人でもトークが弾む簡単なテーマからスタートし、盛り上がってきたところで、各々自由に別々のテーブルに移動して、それまでのトークを更に肉付け。最後にまた自分のテーブルに戻るという手法です。

ここでの進行はファシリテーターの能力が非常に重要なので、友人でもあり、優秀なファシリテーターでもあるneco塾の丸山氏に依頼。

この企画を

①独身男女の出会いと交流の場に
②コミュニケーションのスキルを学ぶ場に
③まちを語る場に

という、通常の「街コン」とはひと味違ったエッセンスを盛り込みます。

最初はアイスブレイクを兼ね、「傾聴 (聞くと聴くの違い等々)」を体感させつつ初対面同士の男女を強制的に会話に導きます。

その後、「恋いの問い」という2者択一の設定(テーブルによって設問はバラバラ)を各テーブルで行い会話の糸口を掴んでいきます。

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この中でも会話が弾むように、誘導するスタイルを取ります。

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いよいよ会話の固さが取れてきたら、今回のワークショップのメインテーマに移ります。

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という一見難しいけど、それぞれが心で思っていること、望んでいることを出しやすい内容になっています。

このテーマを男女でわいわいやりながら、テーブル上の模造紙にみんなから出てきたキーワードをどんどんと書き込みます。

そして、一人だけを残して、他の全員は別のテーブルに散っていきます。

移った新しいテーブルでは、全く同じテーマで話していたにもかかわらず、自分たちの模造紙とは別のキーワードが沢山書かれていて、また新たな視点に気がつくと共に、自分の持ってきたイメージと更に融合させ思考の幅が拡がります。また、ここでも見知らぬ男女が同じテーマで会話することにより、お互いに自分を飾らずに出していけると想定したものです。

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(プライバシーの関係がありますので、ぼかしを入れさせていただいています。)

時間になったら、最後にまた自分たちのテーブルに戻り、別の人が自分たちのキーワードから、更に膨らましてくれ10710329_709181462492213_7896807809648493773_oた内容を見て、より一層のイメージを持ち帰った自分たちが更にそれに書き加えることで、普通の議論とはひと味違った拡がりがでるというのがワールドカフェの手法です。

最後に、大事と思われるキーワードを2~3個マーキングして目立たせて、全員で他のテーブルの模造紙も見て回る「ふりかえり」という時間を共有し、第一部は終了となります。

ここで、各テーブルで出会った異性と会話ができ、尚かつ「ふりかえり」の時に、良いなと思っている異性にそっと近づいて共通の話題で軽い会話を交わすこともできるようになっています。

 


10分の休憩を挟んでいよいよ飲食を伴う全員の交流会。

男女それぞれ番号と名前、自己PRを行い、マッチング用紙に気になる人の番号を書いてもらう設定。(これはあくまでプレマッチングということで、当人にしか結果は伝えません)

本当はここでゲームも考えていたのですが、思ったより空気が固く、なかなか男女が交ざって盛り上がるという状況に繋がらなかったので、交流会部会が機転を利かせて急遽作戦を変更することに。。

各テーブルにお節介焼きさんを配置すると良かったかも。と思いつつ、そこは自分たちも各テーブルを廻り、若干煙たがられるかな?と思いながら、なかなか異性と会話が弾んでいないところに混ざることに。。

結果として、この交流会の難しさを実感するに至りましたが、これは次への反省点ということで大きな収穫にもなりました。

今回の事業では、最終のマッチング調査の結果、一組のカップルが誕生したのが収穫。

あとはそれぞれ、気に入った同士で連絡先の交換でもしてくれていれば良いのですが・・・。

*この交流会の様子は、あまりにも真剣になりすぎて画像を一枚も撮っていなかった失態を犯しています(汗)


最後に、、イベントを締めたあと、「せっかくなので会場を移して二次会に行きませんか?」とお誘いしたところ、なんと約45人が参加してくれ、異様な盛りあがりの中であっという間に深夜となりました。

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場所はサンプラザさんと平安閣さんの向かえにあるNANAYAさん。

そして、この後、、、盛り上がった方々は更に参加者を募り別会場に移動していきました。結果として、また新たな交流と出会いが生まれていれば良いのですが、その後の情報が入ってくるのを楽しみに期待するばかり(笑)


ちなみに私たち青年局役員は・・

最後は「まるよし」さんで定番の「ポークチャップ」と「とりめん」で反省会。

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また、こういうのやっても良いよね。。と盛り上がっております。今回参加してくれた方々も、またあったら参加したいと思いますか?という問いにかなりの方が手を挙げてくれてほっと一安心。

手探りで実施した事業でありましたが、何とか意義あるものとなりました。


【補足】

最初は男女30名ずつの60名が集まるかどうか本当に心配でしたが、役員それぞれに力を合わせ、最終的には女性28名、男性30名の58名の参加をいただきました。

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最初はこの会場が埋まるのかどうか本当に心配でしたが、結果として大盛況。。

ただ、冒頭の司会挨拶でもこの様に述べさせていただきました。

「ご案内チラシの通り、本事業は自民党青年局の主催です。よって、色々と固い部分もあると思いますが、そこは何とぞお許し下さい」と・・。

その通り開会のセレモニーでは、高橋一太10区青年局長の挨拶から始まり、来賓挨拶として総務大臣政務官である長谷川岳様、そして道連大平青年局長の挨拶。また祝電は参議院議員の伊達忠一様、橋本聖子様、自民党道連幹事長柿木克弘様等々、参加いただいた方々には「えっ?何??」という感じではなかっただろうかと想像します。

更に交流会の冒頭では、山本智幸実行委員長、衆議委員議員 渡辺孝一様、乾杯のご発声に地元選出の村木中道議と、通常の街コンではありえない雰囲気。

これには、ご挨拶いただいた来賓の方々も空気を読んでくださり、それぞれに出会いをフォローするような柔らかい挨拶をしていただいたのがありがたかったです。

この様に、非常に濃密な時間を過ごさせていただきました。

市内や近郊でも「街コン」が開催されておりますが、やはりこういうのはとても大事だと感じました。日頃なかなか異性との接点がない状況。私たちの世代の僅か3代以上前になれば、結婚相手は自分で決めるものではなく、半ば強制的に誰かが決めていたことを考えると、日本人というのはやはりシャイなのだと思います。

であるからには、こういった場を積極的に実施、応援していくことはこれからの日本社会にとって、非常に重要なことだと再認識した次第です。政策としてももっとこういうものを応援していけるような空気をつくっていけたら良いですね。

そんな大事な視点が一つできたのと、あとは何より運営していても楽しかったです。

また次回、チャンスがあれば内容をバージョンアップして企画してみたいと思います。

 

以上、取り急ぎ実施報告です。

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