16日(火) 「岩見沢市みんなで創るまちづくり基本条例市民会議」がありました。
回が進むにつれ、議論が活発化するのが理想ですが、今回はなかなかそうもいきません。
現在の進行は、章ごとに条文を作成していく過程なのですが、それぞれメンバーが出した意見書を元に起草部会で精査し、それを更に市民会議に戻して形にしていくというもの。
しかし、この条文づくりというのがどうしても言葉遊びになってしまう。
当初は例えそれが言葉遊びであったとしても、回を重ねていくうちにメンバー各々の理解が深まり、その条文一つひとつの意味合いを理解しつつ高めていく。まさに動きながら勉強していくというイメージでありましたが、まだまだその域に達することが出来ていません(お恥ずかしい事に私自身・・)
そこで今一度、会議メンバー全員での振り返りが必要だと感じているのです。
①この基本条例は何のためにつくっているのか。
②この条例ができたら、何がどうかわるのか。
この二つがしっかりと共有できないと現在苦労して作成しているメンバーも報われず、そして条例化された市民からしても意味のわからないものになってしまうと危惧しています。
市民会議メンバーも頑張っています。そして事務局としての市の職員も頑張っています。
であるからこそ、本当に活用でき、市民に愛される基本条例にならなければならないと思っています。
何せ、この条文というのは非常にとっつきにくいものであります。
住民自治基本条例の立ち位置が『市の憲法』的なポジションを担うものであるゆえ、簡易なものではならないというのも理解できますが、そこは市民でつくりあげていくものであるからこそ、もっと身近な条例であるべきと思っています。
欲を言えば岩見沢市民ルールというような、そして、一つひとつの条文が4コマ漫画で表現できるぐらいの親しみやすさがあっても良いのかもしれない・・と思いつつ、しかし、そこに至るまでには基本となる(堅苦しい)しっかりとしたものが大切であろうから、今の状況を打開していくしかないのも事実。
だからこそ、今一度原点に立ち返り、①この条例は何のために?②できたらどうなる?という部分を市民会議の中で共有していくのが何より重要だと思っています。
議員になると、こういった市民会議に残れない(最終的に議会で諮るものに準備段階から議員が関わるのは不適切であるという理論)という可能性もありましたが、関係各位にご尽力いただいた結果、他の審議会等でも前例があり問題ないとのことで、最後まで関われることとなりました。
現在、起草部会は部会長である前野君を筆頭に、私を含めた4名体制で行われております。
なんとかその足を引っ張ることなく、少しでも早く心から理解を深め、意義のある条例にできるよう頑張らねばなりません。