市民憲章運動推進第47回全国大会レポート(祭り編)

今回の秋田大会は伝統の竿灯祭りに合わせて開催されました。

お陰さまで、西暦1750年代から続く伝統ある秋田竿灯まつりを見ることができました。
この祭りも強烈な規模。[まつりの詳細は(http://www.kantou.gr.jp/about/index.htm)をご覧下さい。]

まずは祭り本番の前にあらゆる団体、グループが自分達の活動をPRするパレードが行われます。そのどれもが活き活きとしていて、何とも羨ましい限りでした。

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そして、段々暗くなってくるといよいよ竿灯が入ってきます。

この竿灯まつりの素晴らしいところは、小学校や中学校、職場や町内会等々が260グループほど出ていて。すべて事前にしっかりと練習を行い、代々受け継がれてきている竿や山車を自前で所有している。

でも何が凄いかというと、それぞれのグループに地域コミュニティーの縮図があった。

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ある町内会では、お囃子を吹く中学生ぐらいの女の子グループと、もの凄く大きな太鼓を叩く20代の女性達、50㎏もある竿灯を肩やおでこで操るパフォーマンスを見せる若い男衆。子供用の竿灯を一生懸命に操る幼児達とそれを見守る長老&年配者グループ。

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それらコミュニティーの凝縮体として、目の前でとても自然な姿で全員が活躍しているのを見ていると、歴史と伝統というのは本当に凄いものだと強烈に感じました。

私達の地域でこれから真っ先に求められるのは、このあらゆる年代、性別を超えて互いにに頼れ、活躍できるコミュニティーの再現であろう。色々な事がガツンと頭を過ぎった。そして感動した。

秋田竿灯まつり。

そんな地域コミュニティーのあり方を見事に維持していました。

それって凄く格好良いことだと心から思った次第。