実は、日々大忙し中の8月3(金)~5日(日)の二泊三日。
岩見沢市市民憲章推進委員会の副会長の立場として、秋田県で行われた全国大会へ参加してきました。
元ちょうれん会長の吉田会長との二人旅、いつもとは違った味もあり貴重な経験と勉強の場になりました。
土曜日は朝一番から総会のため、金曜日中に移動。
明けて土曜日は朝から蒸し暑い猛暑の中、路線バスを間違え、いきなり徒歩で戻って汗だく。
毎日ウォーキングを欠かせない吉田会長より私の方が遙かにへばる。
まずは朝一番より全国市民憲章運動連絡協議会の総会。
ここ数年、退会する自治体が多いとの報告。
この市民憲章は社会規範としての役割が強く、真面目に実践しようとすれば非常に尊いものであり、無視しようと思えば単なる言葉の羅列となってしまうものです。
ちなみに岩見沢市民憲章はこちらからどうぞ。
この市民憲章を本気で掲げ、一人ひとりが実践していけばとても素晴らしいまちになるはず。
あらゆる事象に歪みが生じつつある現代において、もう一度原点に返るためには何よりも大切なことは、こんな道徳的な事がスタートになると思うのですが、それを簡単に捨ててしまう自治体があることが今の日本の現状を物語っているような気がします。
この岩見沢市においては、小学校2年生で市民憲章を書写し、ラミネートして下敷きとしてもらえるという事業も展開しています。
(余談ですが)昨年、私の娘がその学年だったのですが、手元には
「未来にゆめをもち
知性と若さにあふれ
たまちにしましょう。」
と、微妙に「たまち?」という具合に言葉を句切る場所が違っておりましが、幼い頃からこういうことを掲げていくのは良いことだと思われます。
本当はもっともっとやりようもあるかと思いますが、それはこの先に新たな展開を本気で検討していかなければならないと感じています。
非常に可愛らしいながらもクオリティーの高いドリルを見せていただきました。
この幼稚園は、このようなイベントも頻繁に要請があって参加しているようで、少子化の時代において、我が子があらゆるイベントに引っ張りだこで参加しているということは、それを見に行く事も楽しく、尚かつ子ども達も多くの経験ができる一石二鳥で、幼稚園の生き残りに関しても大いに有効な気がしたのはきのせいでしょうか。
さて、基調講演は秋田県の佐竹知事。
市民憲章は最高の社会規範であり、日本を日本らしくする運動である。という言葉に感銘を受ける。
心のまちづくりであるとの言葉も深い。
また、秋田県は国内では常にトップレベルの学力を有している県であります。
その根幹は「早寝、早起き、朝ご飯」と単純なものであり、裏話としては民放が3つしかないなどのネタもありましたが、当たり前の事を当たり前にやっているだけという力強さがありました。
隣の吉田会長も大いにうなずいておりました。
その後は第二部として、パネルディスカッション。
参加者はJC直前理事長や市P連会長等、私の馴染みの役職も多々。
全てのセミナーが終了後、場所を移動しての全国交流会。
私の隣は岩手県の八幡平の協議会の方々。
過去にスノーボードのプロ戦で幾度か行ったことのある場所なので、なんとなく懐かしい気分。(相性の良くない山でしたが(笑))
ここでは、各地の方々との名刺交換やそれぞれの取り組みなどの情報交換が行われます。
私も数箇所の方々とお話をさせていただきましたが、そのどれも市民憲章の章ごとに対応する部会があって、各々が独自に活動を展開しているとのこと。この岩見沢にとっても大いに参考になる事例も多々いただく。
ちなみに、来年行われる愛知県の半田氏では、観光協会が法人化していて、その財源も各家庭から少しづつ徴収され賄われているとのこと。
これまた、この岩見沢においても大いに参考になる事例。
他の自治体でも色々と参考になる例があるのだろうと思うと、非常に興味が湧いてきます。
その後は、、秋田伝統の竿灯祭りの会場に移動・・・。
(つづく)