ジョインアライブでプレーパークから徒然に

〈平成30年7月26日投稿〉

7月14、15日で開催されたジョインアライブ

その一角でオルタナティブガーデンと称し、ちょっと趣の異なるエリアが設けられ、その更に一部として岩見沢プレーパーク研究会によるプレーパークが開催されました。

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(上画像は岩見沢プレーパーク研究会のFBページより拝借)

私自身、両日たっぷりとその場にいることは叶わなかったのですが、朝の設営と最後の撤収を手伝わせていただきました。

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多くの協力者の下、天候の良かった1日目だけで200名を超える方々が遊んでいった様です。(二日目は大雨でしたが・・)


この岩見沢プレーパーク研究会は、2014年に当時の代表となった林さんに相談を受け、二人で勉強会を立ち上げ、それが基となって現在まで続いている活動です。

それから運営サイドの関係各位のご尽力により、今では立派に多くの活動を展開され、この様にジョインアライブなどのイベントにも声がかかるほど認知度が上がってきたものです。

そしてその活動は更に幅を広げ、現在は「森のようちえん〈チュプの丘〉」としても派生し、より深い活動も展開されるようになってきています。

とは言え、現在のところ行政の支援は全く入っていません。

すべて運営する方々の手弁当で行われており、それも自分たちの子育てをこの様な環境で行いたい。もしくは行いたかった等々の思いを持っている方の善意の上でなりたっているのも事実。

その恩恵を受けながら多くの子ども達が自由な遊びを満喫し、あらゆる育ちの一助となっています。

それゆえ、今の運営してくれている保護者の方々が卒業してしまうと、次の世代と上手くバトンタッチができるかどうかが懸念事項の一つでもあります。

札幌市などでは公園の指定管理の中に、このプレーパーク等の仕様を入れ込み、公益財団法人札幌市公園緑化協会が運営する、また、プレーパーク推進事業としても展開し、非常に積極的な活動を展開されています。

元来、このプレーパーク等の冒険遊び場として括られるものは、都会で発生してきたもので日本では世田谷のプレーパークが有名なものの一つです。

当時から子どもの遊びに重要な意義を見出していた人たちが広め、そして運営・活用してきたもので、現在のICT浸透により、子ども達の遊び環境が急速に変わってきた現在だからこそ、益々その重要性が認知されつつあると感じています。

岩見沢市においても、やはりもっと「遊びの重要性」を鑑み、持続性のある施策を展開することが急務だと感じています。

平成16年時点での一般質問からみても、まだまだ行政としての認識が深まっているとは思えませんが、先日視察に行った秩父別町の状況等を考慮すると、やはり行政として本気で取り組む必要性を感じています。

今の子ども達の多くは、あまりにもICT環境に浸かりすぎており、本来育ちの過程で培うべき様々な影響を得られずに育つことが心配でなりません。

その根幹となる思いは、ちょっと古いので改めて現在の感覚で書き直しをしたいと思ってできていませんが、大方はこの様な概念です。〈https://hiranoyoshifumi.jp/2016/01/21/7011

これらの危惧を解決すべき過程において、当然、遊びが全てではありませんが、全ての基礎となる要素を持っているのは、やはり本能を刺激する「五感をフルに活用した遊び(キタナイアブナイウルサイなど)」が不可欠なのだろうと信じています。

よってその意識の広がり及び、環境づくりに努力していきたいと思っています。

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