辻村もと子さんの「山脈(やまなみ)」刊行を記念して

〈平成30年2月26日投稿〉

■2月24日の夜、樺戸道路の研修会終了後にサンプラさんへ移動。

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先日も本ブログにてご紹介させていただいた、文学岩見沢別冊:辻村もと子著 「山脈」の刊行を記念して行われた『志文の自然と辻村もと子を語る夕べ』に参加させていただきました。

この本の刊行に様々な面から携わった方々が約20名ほどが集い、ともに喜びを分かち合った目出度く幸せなひとときとなりました。

自分自身、ごく浅くしか携われておりませんが、この様な場にお招きをいただき、本当に感激しています。

多様な巡り合わせの中で、1冊の本が世に出た事象に感動。おかげでこの山脈は手元に3冊ある状況(笑)

半ば家宝の様に大事にしようと思ってます。

■翌日25日は午後から図書館にて文学トーク

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辻村家資料研究会の村田文江先生の視点でこの山脈を読み解くもので、時代背景や場所等の解説に会場が頷きます。

さらに古宮さんによる未発表童話の紹介や一部朗読。

さらには朗読ボランティアの高橋美智子さんによるボツ原稿部分の朗読などもあり、とても貴重で贅沢な時間となりました。

 

私はありがたく動画撮影係を拝命。

開始後早い段階でSDカードのエラー表示が出て若干焦りましたが、我が家のビデオカメラと同じメーカーだったので内部メモリーに切り替えて撮影続行。何とかうまく撮れていると良いのですが・・。

また、この会場の画像をみていただけるとわかる通り、約50名の席が満席になりました。

あらためて岩見沢文学の可能性を感じます。

 

そして何よりこの辻村家は、辻村直四郎さんの行った北海道開拓の記録的価値、意図して残した原生林の自然価値、そして長女もと子さんの文学的価値、さらにはその礎となる大正3年に建てられた日本家屋と膨大な文学的資料群があります。物質的なものはもちろん、その背景に流れるストーリーも考慮すると、岩見沢だけの枠では収まらず、日本全体に寄与する大変貴重な価値を持っていると信じています。

この価値が多くの方々に認められ、そして適正な評価を得られることを期待したいと思っています。

私自身、知れば知るほど、この辻村家の価値の深さを感じます。

 

また、それらの一端を、ほんの僅かではありますが、先日発行された岩見沢のフリーペーパー”これっと”の連載に記しています。

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是非、見つけたら手にとってお読みいただければ幸いです。

こちらからダウンロードも可能です。
http://i-collet.info/

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