会議規則等改正検討委員会の答申

〈令和7年3月3日投稿〉

2024年6月27日に峯議長より諮問を受けた、「議会のデジタル化」に関する会議規則等の改正検討について、この度、全8回の委員会開催を経てまとまり、2月28日に委員会を代表し正副委員長にて議長に答申を行いました。

この後、第1回定例会に上程し、無事に可決されれば4月1日から施行となる予定です。

これにより、常任委員会や特別委員会等のオンライン出席が事実上可能となり、災害や感染症、育児、介護等々のやむを得ない事情において、これまでは委員会への出席が叶わなかったものが、オンライン出席によって正式な発言の機会を担保できることとなります。

他には、様々な手続きをペーパーでやり取りしている現状があるのですが、押印の必要な辞職願を除き、あらゆる手続きのオンライン提出を認めるルール改正を行いました。特に一般質問通告提出のオンライン化に関しては、岩見沢市議会では各議員の質問順番等に影響を与えるため、非常にルール作りが難しく、別途作業部会を設置し、大和副委員長を筆頭に作業部会にて細部の検討を行っていただきました。その細かな整備のもとに、委員会内で全会一致の決定を見るに至ったものです。

他には会議規則等において、言い回しや漢字づかいが現在に適さないものなどの軽微な修正を実施したところです。

行政も議会も時代に合わせてDX化を進めていく中で、これにより、比較的早めにオンライン化のルール整備ができたものと考えています。

議会とは非常に重い決定をする場でもあり、何事も規則に則って運営する必要があるため、時にスピード感が不足することもあるのですが、それ以上に慎重さも重要になります。よって、このような改正においても、あらゆるケースを想定し、極力不備が発生しないように慎重に議論を尽くした結果、全8回の委員会開催につながっています。

それぞれ役割を担っていただいた会議規則等改正検討委員会委員の皆様、そして下支えをしていただいた議会事務局の皆様に改めて感謝申し上げます。