新病院建設に向けた一般質問の要点動画とパブリックコメントのご案内

〈令和6年1月7日投稿〉

現在、新病院建設の基本設計(案)の策定が進み、パブリックコメントが実施されています。(1月12日まで)

この新病院について、私自身の感覚としては岩見沢市の財政規模、今後の人口推計に乖離のある計画が進行しているのではないかと違和感を抱えており、前回の令和5年第4回定例会において一般質問をしました。その質疑はトータルで約1時間20分の長い動画となってしまっているため、あらためて要点等を少しでもわかりやすくと考え、下記動画を作成してみましたのでご覧いただければ幸いです。

https://youtu.be/2fxXKUKpCQ4

また、これまでの新病院に関する質疑などの記録は下のカテゴリーに記載しています。


なお、今回の一般質問では太陽光パネルに関することもあるため、約1時間20分の長丁場となります。

〈下記画像をクリックすると岩見沢市議会公式チャンネルの当該一般質問全体をご覧いただけます〉

太陽光パネルに関しても元日の能登半島地震でも問題となっている通り、様々な懸念があり、将来に負担を残さないための施策が必要で、大変重要な課題と捉えています。お時間ありましたら、上画をクリックして質問と市長答弁全編をご覧いただければ幸いです。

テキストでの読み原稿(当然ながら質問のみ)はこちらで紹介しています。


新病院関連だけを抜き出すと以下のリンクになります。


【①最初の質問】新病院建設に関するところからスタート


【②質問への市長答弁】新病院に関する答弁からスタート


【③再質問】新病院に関する部分からスタート


【④市長反問】


【⑤反問への答弁】


【⑥市長再反問】

【⑦再反問への答弁】


【⑧反問終わり再質問への市長答弁】


【⑨再々質問】


【⑨再々質問への市長答弁】


*今回の質問は一問一答方式ではなく、より自分の意見を詳細に伝えるという意味合いで一括方式で行ったため、ルール上、再々質問以上を行うことができず、これが最大限のやり取りとなり不完全燃焼気味な終わり方となっております。

いずれにせよ、今後、非常に厳しい環境に陥っていく岩見沢市(地方都市はどこも同様ですが)において、現在の新病院計画規模が本当に身の丈にあっているのか?という観点でご覧いただければ、このまま諸手を挙げて賛成する状況にないことをご理解していただけるのではないかと思います。

よって1月12日が締め切りですが、基本計画(案)に対するパブリックコメントに一人でも多くの市民の皆様にそれぞれの考えを寄せていただければありがたく存じます。

パブリックコメントへのアクセスは以下を御覧ください。
https://www.iwamizawa-hospital.jp/construction/details/04sekkei_b.html


最後に

私自身、新病院建設特別委員会の委員長という役職を預かっている事情で、本来であれば完全中立な立場で委員会内での議事進行に徹するべきという考えもあるのかもしれませんが、将来の岩見沢にとって、この新病院のあり方が非常に大きな影響を与えると感じる状況下、議会本来の仕事である「行政のチェック機能」において、一議員として真摯に全うすべきとの考えを持っての行動となります。

とはいえ、私自身、まだまだ未熟ゆえの至らぬ点から、時に誤った解釈などもあるかもしれませんが、これからの非常に難しい変化の時代において、次の世代に極力負担を残さずバトンを渡していきたいとの思いが根幹にあることをご理解いただければ幸いです。

令和5年第1回定例会_代表質問議事録転載

〈令和6年1月6日投稿〉

令和5年第1回定例会(3月議会)において、会派を代表して質問をさせていただきました。

その議事録を紹介し忘れておりますので、改めて投稿いたします。

*代表質問とは新年度における市長の市政方針演説や教育長の教育行政方針演説を受けて、それに対して会派を代表して実施する質問となります。よって一般質問とは異なり、行政全体の広い範囲を網羅することとなります。ぜひ御覧ください。

動画はこちらからご覧いだけます。


◆議員(平野義文君) 〔登壇〕 市民クラブの平野でございます。会派を代表し、質問をさせていただきます。

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令和6年新春のご挨拶

〈令和6年1月5日投稿〉

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりましたこと、心より感謝申し上げます。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。


昨年末の12月22日には、24時間値で観測史上最多となる73㎝の降雪があり、1969年12月24日の68㎝を超える記録となりました。その後は比較的穏やかな天候となり、1月5日現在、まとまった降雪もなく、むしろ雨が降っている暖かさで積雪も減少中です。

年始は元旦から能登半島地震が発生し、本日の朝現在で住家被害178棟、死者84名、行方不明者多数という非常に厳しい状況。その翌日には羽田空港の事故など、1年の幕開けとしては本当に過酷なスタートとなりました。

それでも被災地から遠く離れた我々は、心配の念を多く持ちつつも日常を送っています。昨日(1月4日)は岩見沢市役所も仕事始めとなり、夜には岩見沢市新年交礼会が開催され、コロナ禍が開け初めての飲食を伴う交礼会となりました。

新年交礼会の過去の賑やかさを知っている身としては、盛大に!というには少し寂しい感もありますが、これまで大勢臨席されていた先輩世代が一線を退いている状況や、コロナ禍において出歩く傾向が減少していることなど、あらためて大きな時代の変化を感じる気がします。


明日(1月6日)は岩見沢消防出初式が執り行われます。

元旦から発生した能登半島地震の脅威から再認識すると、消防の役割は今後ますます重要となってくると思われます。

政府の地震調査委員会によれば、南海トラフ沿いでM8~9級の巨大地震が発生する発生率は10年以内が30%程度、20年以内が70~80%、50年以内は90%程度もしくはそれ以上とされ、首都直下型地震もM7級の発生確率は今後30年で70%程度とされており、まさしくいつ発生してもおかしくない状況となっています。

北海道においても、千島海溝沿いの巨大地震等が予断を許さない状況で、当然各種活断層の懸念もあります。また、地球温暖化がもたらす自然災害の頻発や大型化と同様に種々懸念が募る状況です。

万が一の時には、消防等の諸活動が担う点が多いこととなりますが、その根幹には私たちひとり一人が自助・共助の体制をしっかりと構築していくことが重要と認識しています。


さて、年末に久々に体調を崩してしまい、正月は寝ている時間がかなり長い状況となってしまいました。当初予定していた12月議会での一般質問の要点を紹介するという動きもできずじまいですが、なんとかパブコメの締め切りまでには紹介できるようにしたいと思っています。

https://youtu.be/o_M4qMpO84M?si=-e-SaOQMFCWOs7-B

この12月議会の一般質問のメインであった「新病院建設」については、ここ数日も意外な人から声かけをいただき、同じように心配をしているとか、このまま進むのは非常に怖いという声を聞かせてもらっています。スケールが大きすぎてどうしも議論が各論になってしまう傾向がありますが、私はしっかりと岩見沢の将来を見据え、全体最適の視点をもって、議員の役割である「市長等による事務の執行を監視し、及びけん制し、市民の意思を政策に反映させる」ということを追求していけたらと考えています。非常に長いやりとりの動画となっていますが、お時間をつくってご覧いただければ幸いです。またそこで発生した懸念等については、ぜひ現在進行中のパブリックコメントにて意見をお寄せいただければありがたく存じます。

パブリックコメントはこちらからどうぞ
https://www.iwamizawa-hospital.jp/construction/details/04sekkei_b.html


さて、暖かな気温で積雪も減少し、道路も氷状のツルツルとなっています。ぜひ交通事故や歩行時の転倒等にもお気をつけていただければ幸いです。

どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。