令和6年新春のご挨拶

〈令和6年1月5日投稿〉

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりましたこと、心より感謝申し上げます。どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。


昨年末の12月22日には、24時間値で観測史上最多となる73㎝の降雪があり、1969年12月24日の68㎝を超える記録となりました。その後は比較的穏やかな天候となり、1月5日現在、まとまった降雪もなく、むしろ雨が降っている暖かさで積雪も減少中です。

年始は元旦から能登半島地震が発生し、本日の朝現在で住家被害178棟、死者84名、行方不明者多数という非常に厳しい状況。その翌日には羽田空港の事故など、1年の幕開けとしては本当に過酷なスタートとなりました。

それでも被災地から遠く離れた我々は、心配の念を多く持ちつつも日常を送っています。昨日(1月4日)は岩見沢市役所も仕事始めとなり、夜には岩見沢市新年交礼会が開催され、コロナ禍が開け初めての飲食を伴う交礼会となりました。

新年交礼会の過去の賑やかさを知っている身としては、盛大に!というには少し寂しい感もありますが、これまで大勢臨席されていた先輩世代が一線を退いている状況や、コロナ禍において出歩く傾向が減少していることなど、あらためて大きな時代の変化を感じる気がします。


明日(1月6日)は岩見沢消防出初式が執り行われます。

元旦から発生した能登半島地震の脅威から再認識すると、消防の役割は今後ますます重要となってくると思われます。

政府の地震調査委員会によれば、南海トラフ沿いでM8~9級の巨大地震が発生する発生率は10年以内が30%程度、20年以内が70~80%、50年以内は90%程度もしくはそれ以上とされ、首都直下型地震もM7級の発生確率は今後30年で70%程度とされており、まさしくいつ発生してもおかしくない状況となっています。

北海道においても、千島海溝沿いの巨大地震等が予断を許さない状況で、当然各種活断層の懸念もあります。また、地球温暖化がもたらす自然災害の頻発や大型化と同様に種々懸念が募る状況です。

万が一の時には、消防等の諸活動が担う点が多いこととなりますが、その根幹には私たちひとり一人が自助・共助の体制をしっかりと構築していくことが重要と認識しています。


さて、年末に久々に体調を崩してしまい、正月は寝ている時間がかなり長い状況となってしまいました。当初予定していた12月議会での一般質問の要点を紹介するという動きもできずじまいですが、なんとかパブコメの締め切りまでには紹介できるようにしたいと思っています。

https://youtu.be/o_M4qMpO84M?si=-e-SaOQMFCWOs7-B

この12月議会の一般質問のメインであった「新病院建設」については、ここ数日も意外な人から声かけをいただき、同じように心配をしているとか、このまま進むのは非常に怖いという声を聞かせてもらっています。スケールが大きすぎてどうしも議論が各論になってしまう傾向がありますが、私はしっかりと岩見沢の将来を見据え、全体最適の視点をもって、議員の役割である「市長等による事務の執行を監視し、及びけん制し、市民の意思を政策に反映させる」ということを追求していけたらと考えています。非常に長いやりとりの動画となっていますが、お時間をつくってご覧いただければ幸いです。またそこで発生した懸念等については、ぜひ現在進行中のパブリックコメントにて意見をお寄せいただければありがたく存じます。

パブリックコメントはこちらからどうぞ
https://www.iwamizawa-hospital.jp/construction/details/04sekkei_b.html


さて、暖かな気温で積雪も減少し、道路も氷状のツルツルとなっています。ぜひ交通事故や歩行時の転倒等にもお気をつけていただければ幸いです。

どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。