旧美流渡中学校の窓枠ペインティング実施中

〈令和3年8月9日投稿〉

8月7日(土)~8月11日(水)にかけて、近年閉校となった旧美流渡中学校の雪止めの板をペイントするイベントが開催されています。

主催は「みる・とーぶ」さんで、昨年東京から移住されてきた画家のMAYA MAXXさんが地域の方々と共に壁画を描いていくものです。

これまでなかなか参加することが出来なかったのですが、本日、現場の状況を見学に行ってきました。

 

するとMAYA MAXXさんが、見事な作品を描いているところでしたが、このような窓を保護する板がかなりの数。本日はまだ白の色も塗られていなく、合板の色そのままの部分も数多く残っておりました。私は時間が少ししか取れなかったので見学だけのつもりで伺ったものの、その様子を見て少しでも手伝いができたらと思い、急遽窓一箇所分の下地塗りを実施。

今日は気温も低めではありましたが、それでも湿度が高くて汗が吹き出る。結果、この窓1箇所分で約30分ちょっとかかりましたが、無になれる時間で少しリフレッシュした気分。

どうも当初予定の11日まででは終わりそうにないとのことで、少し作業時間も伸びそうです。作業に参加お手伝いできる方がいらっしゃれば、是非こちらの「みる・とーぶ」さんにご連絡してみてください!私もどこかでお手伝いにいけたらと思っています。

炭鉱(ヤマ)の灯り 旧住友奔別炭鉱

〈令和3年8月9日投稿〉

昨晩、炭鉱の灯りが開催されました。

例年であれば盛大に開催されるのですが、本コロナ禍においては昨年に引き続き、NPO炭鉱の記憶推進事業団の関係者のみでの実施となります。これもイベントとして開催することより、炭鉱に関わってきた方々への鎮魂や慰霊といった意味合いに重きをおく吉岡理事長の思いが表現されています。

場所は三笠市にある旧住友奔別炭鉱。
建設当時は東洋一と謳われた最新鋭の立坑櫓が現存しているところです。

上の画像一番奥に見えるのが、石炭を貨車に積み出したホッパーです。

今年の豪雪により屋根が破損し、状態が見た目的にも変化してきています。このような産業遺産は、かかる経費の都合上、保存に向けた積極的な取り組みを行うことが難しいため、俗に言う「見守り保存」となってしまいます。それは致し方のないことであり、人的事故が発生しないことが最優先になるため、どうしても立ち入りなどに制限がかかってしまいます。近年、産業遺産の人気の高まりもありますが、愛好者の方は是非無断立ち入りなどのルール違反が無いように楽しんでいただければと思います。

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