〈令和3年7月2日投稿〉
先日、小学校4年生の授業の総合的な学習の時間に協力させていただきました。
場所は「岩見沢発祥の地公園」。
岩見沢の生い立ちや地名の由来。”炭鉄港”との深い関わり等々、一見難しい話ですが、時間が過ぎても子どもたちの質問が止まらない楽しい時間となりました。
画像は明治17年に山口県柳井市平郡から士族移住された方々の記念碑の前で、士族移住想像図と共に、当時の入植の様子をお話ししているところです。
発祥の地公園の他には、裏の庭からつながっている、市の有形文化財でもある旧国兼邸の内部見学を実施しました。これには岩見沢市教育委員会の文化・スポーツ振興課の協力をいただいています。
この旧国兼邸は岩見沢市の有形文化財。
大正6年頃建てられたものと言われています。市内には他に志文にある大正3年築の辻村直四郎邸、街中にレンガづくりの蔵と共に残る、大正4年築の岩見沢山七 山口家本宅がありますが、どれも現在に残るべくして残る由緒ある建物であり、今後の活用に期待が持てます。
さて、これまでの経験上、小学6年生ぐらいになると歴史への捉え方も高度になってくるのですが、4年生ぐらいだとまだまだ難しい。極力面白がってくれるようなお話を探しつつ、地域に興味をもってもらえるきっかけに出来たら良いなと思っています。
が、私もまだまだ修行が足りず、試行錯誤で工夫を続けているところです。
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