新型コロナウイルスがもたらす社会的な変化に対する課題解決・提案型プロジェクト「岩見沢新コロプロジェクト(仮)」への協力をさせていただきました。

〈令和2年10月21日投稿〉

10月19日(月)に、岩見沢シビックプライド探求部主宰として、表記、北海道教育大学岩見沢校の授業にてお話をさせていただきました。

新コロプロジェクト(仮)
この授業コンセプトについてはこちらを御覧ください。
https://www.hokkyodai.ac.jp/info_topics/iwa/detail/11308.html


この時期はまだ学校へ登校するより、オンラインでの授業が推奨されているとのことから私も事務所からオンライン参加。生徒さんは美術文化専攻と芸術・スポーツビジネス専攻の合同で、約40名ほどの参加となります。

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私にお声がけいただいたのは、本授業が岩見沢の生活情報誌『フリーペーパーこれっと』と連携している中で、私もシビックプライドで関わらせていただいている関係から、編集長の栗林女史よりご紹介をいただいたものです。

話の内容は岩見沢の歴史や特色をベースとし、このプロジェクトの参考として商店街の歴史や経緯などについてお話をさせていただきました。

その内容は以下に簡単にご紹介いたします。


まず岩見沢の生い立ちについて、

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https://www.youtube.com/watch?v=xqIFpphLZyc&feature=youtu.be

そして、炭鉄港のベース

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https://www.youtube.com/watch?v=dtaAiQi99_0&feature=youtu.be

というのを、かいつまんで足早にお話させていただき、その延長線上で商店街の歴史や特徴のお話と続けさせていただきました。

というのも、これから商店街の中で、特に新型コロナウイルスの影響で厳しい状況下の飲食店を応援するという意図であっても、それまでの岩見沢の歩みを知っているのと知らなのとでは、恐らく大事な場面で大きな差ができるのではないかと考えたものです。


実際には93ページのスライドですが、何となくのイメージを下記に添付します。もし話を聞いてみたいなどのご要望がありましたら、お気軽にお申し付けください。

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〈岩見沢の地の利〉交通の要衝としてのアドバンテージ

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〈商店街の衰退の主な原因〉

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〈昭和35年前後の周辺人口〉*夕張を入れるべきか迷ったのですが、産炭地の栄枯盛衰を感じてもらうためという補足を入れた中で紹介しました。

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〈令和2年現在の周辺人口〉地名の赤文字は旧産炭地

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〈岩見沢商店街の危機〉過去よりどの様な危機があったか

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〈あくまで私感としてこれまで培ってきた”まち文化”を紹介〉
1)公共交通の拠点としての待合文化【純喫茶】
2)空知の中核都市ゆえの接待文化【官民問わず夜の飲食店の繁盛】
3)国鉄マン、炭鉱マンあっての文化【夜勤明け等、明るいうちからのお酒】
4)ガンガン部隊等の名残【市場や商店】
5)学生文化【元祖ファーストフード等々】

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〈繁盛していた時代の名残を見つけてみよう〉

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過去の市街地図と現在を照らし合わせ、当時の面影を取材するなどを実施できれば、岩見沢商店街・飲食店に必要なヒントが見つかるかも(一例として)

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〈まとめ〉として、これまでの内容を振り返り

その後・・

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〈余談として〉現状の確認

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〈地域全体として目指すイメージ(指標)〉

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〈活動に必要と思われる視点〉

etc.etc.・・・・

という感じで60分ほどお話させていただきました。

これらが正しいかどうかはわかりませんが、どれか一つでも学生さんの心に引っかかってくれて、活動に活かしてもらえれば嬉しいなと思っています。

〈最後に〉
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常々気をつけていることをお伝えし、その後質疑応答にて終了となりました。


オンライン授業でどのようになるか心配でしたが、その後に行われたロゴマーク等の発表も、学生さん達は見事にオンライン授業に適応して発表されていました。

今後、フィールドワーク的に学生さん達が街中で活動されることと思います。ぜひとも学生さん達にとっても、まちにとっても有意義な活動となることをご祈念いたしております。

この度は誠にありがとうございました。

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