〈平成30年11月6日投稿〉
ずっと更新することができず、色々な話題が溜まっていますが、隙きを見ては投稿していきたいと思います。よって、ここしばらくは日程的に少し遡る投稿が増えるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
10月14日、ふと予期せぬスケジュール変更が発生して時間ができたので、NPO炭鉱の記憶推進事業団が主催する「ぷらぷらまち歩き2018in夕張」に参加してきました。吉岡理事長のガイドで夕張市石炭博物館周辺を散策する企画で、現在、ただの山の斜面に見えるエリア一体に炭鉱住宅があった様子などを思い浮かべながら、とても有意義な時間になりました。
それはさておき、その夕張に向かう途中、以前から行ってみたいと思っていた「ジン鍋アートミュージアム/ジン鍋博物館/ジンギスカン鍋博物館」へ立ち寄ってみました。
扉を開けると溝口館長さんがお出迎えしてくれ、様々に説明をしていただけたのですが、中でも下画像の仕切り付きの鍋が珍しい。
実はこれは岩見沢にあった玉泉館で提供していたジンギスカンメニューのようで、よく見ると㈱レジャーランド玉千館謹製と刻印があります。(この泉と千の文字の違いなども謎ですが)
この仕切りの意味が何だったのか・・・。
溝口館長の説明によると、北海道内でもジンギスカンの食べ方は分かれていて、「つけダレ」派と「味付け」派に分かれているらしく、興味深いことにその境界線が岩見沢付近と思われるとのこと。
もしこの仕切が味付きとつけダレを分けて焼くものなら、この地の利を活かしたメニューということになるのかもしれません。ぜひ、当時この鍋でジンギスカンを食べた記憶のある方のお話を聞いてみたいものです。
また岩見沢はジンギスカンレシピにおいては、北村が日本最古クラスと言われています。これに関しては下記リンクを見ていただければ新たなご当地グルメなどを含め、とても可能性があることがわかると思います。
https://hiranoyoshifumi.jp/2016/12/23/8226
その様なことを含め、改めて岩見沢とジンギスカンのストーリーを紡げると面白いなと思うわけですが、それもこの様な博物館があってこそだと思います。
残念ながら11月11日をもって年内は休館してしまいますが、詳細についてはこちらをご覧いただき、ぜひ来春にでも足を運んでいただければと思います。館長の説明を聞くとかなり面白いです。
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