〈平成30年1月17日投稿〉
気がつけばブログの更新が滞っておりました。
あらためまして、本年も宜しくお願い申し上げます。
議員活動の方は、4日から始まっておりまして、9日には会派内の部会による新庁舎に伴う要望書の打ち合わせ、その後11日にはクラブ会議があり、あらためて、会派として新庁舎建設特別委員会に提出する要望書を確定し、提出させていただきました。
この要望書に関しては、来るべき「市民協働社会」、岩見沢市都市計画マスタープランにも掲げられている「ネオ・コミュニティ文化」の具現化に向け、丸々2日程度かけて作成したイメージパース付きのプレゼン資料も添付させていただく事ができました。
(上記画像は新年早々、そのプレゼン作成中に、餅つきをしていたご近所さんからの差し入れ付き)
この提案は、既存の思考ではかなり突拍子もないことだと思うので、会派内でも理解を得ることが難しいと想像していたのですが、皆様から非常に深いご理解をいただけ、会派の意見として掲げていくことで良いことだろうということになりました。
その詳細内容につきましては、今後の流れによってここに掲載させていただきたいと考えておりますが、考え方の核としては、現在、岩見沢市役所内の議場がどこにあって、どのような構造になっているか知っている市民はどれぐらいいるか。また一歩でも足を踏み入れた人がどれぐらいいるか。という部分。
この様な立派な議場が、議会は基本年4回開催+臨時議会。それぞれ2~3週間程度、または1日間程度であることを考慮すると、1年12ヶ月の内、その大半9~10ヶ月程度は誰も使用しない空間になっています。
これまでは議会は権威の象徴的な、特別なものという位置づけがあったかもしれませんが、少なくとも、これから建設する新庁舎に、長期に渡りそのような誰も使用しない場所があるのは、全くもって非効率の極みではないかと思うのです。
だったら、庁舎周辺環境をより市民に活用してもらうための配置案。また、議場は市民協働の旗印のもと、市民の皆様にも有効活用してもらうために、使いやすい位置に、シンプルでフレキシブルな構造としたほうが良いのでは?という発想です。
ただ、委員会でどう判断されるのか。議論の土俵に上がるのかどうかもわかりません。
また平成33年3月までに完成という合併特例債の期日がある以上、従来通りの範囲内でしか議論の余地がないのであれば、これは特例債ありきで、大変不幸なことと言えるのかもしれません。
この考え方には、賛否両論あろうかと思いますが、今後20年、30年、4~50年を視野に入れてモノゴトを考えていくと、この様な議論を議会内で行っていくことは何より重要だろうと認識していますので、少し努力していきたいと考えています。
さて先日、新庁舎建設〈基本計画(素案)〉に対するパブリックコメントの募集も終了しました。
これらの対応に関しても2月上旬に開催予定の新庁舎特別委員会で報告がされると思います。
「出来ない理由は星の数ほど・・・。」
少しでも前向きで希望のできる議論をしていきたいものです。